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LM・ブラジル国債ファンド(毎月分配型) ★★★
投信会社名:レッグ・メイソン・アセット・マネジメント
基準価額 前日比 純資産 カテゴリー リスクメジャー
4,474
43(0.97
45,527百万円 国際債券・エマージング・単一国(F) 4(やや高い)
2019年07月19日     評価基準日 2019年06月30日  

2013年02月05日ファンドアナリスト分析(モーニングスター)

資金流出が続く一方、相対的なパフォーマンスは改善基調に

◆固定利付債と割引債を軸に、機動的に資産構成を変更

 当ファンドは、「LM・ブラジル国債マザーファンド」(以下、マザーファンド)への投資を通じて、実質的にはブラジル・レアル建て国債に投資する。マザーファンドの運用はレッグ・メイソン・インク傘下の資産運用会社であるウエスタン・アセット・マネジメント・カンパニー・ディーティーブイエム・リミターダ(以下、投資顧問会社)が行う。投資顧問会社はブラジルを拠点に運用資産残高約175億ドル(2012年6月末時点)を有する。なお、投資顧問会社を統括するウエスタン・アセットは米カリフォルニアを本拠地とし、運用資産残高は約4,459億ドル(同)に達する。
 マザーファンドの2012年12月末時点の資産構成は固定利付債80.2%、割引債19.8%となっている。ブラジルでは2011年の8月以降、景気刺激策として断続的に政策金利の引き下げが行われているが、2012年12月末までの過去1年間(以下、同期間)のマザーファンドの運用では、追加利下げが濃厚な局面で固定利付債の比率を高め、利下げ最終局面の見通しが強まった段階で固定利付債の比率を引き下げるなど、機動的に資産構成を変更する動きが見られた。なお、当ファンドは他のブラジル債券ファンドにみられるような、変動金利国債や物価連動債を組み入れていないため、インフレ圧力が高まる局面などでは物価連動債を相対的に高く組み入れているファンドなどに劣後しやすい面がある。


◆カテゴリー平均を下回るもブラジル債券ファンド内では優位に

 当ファンドの2012年12月末までの過去1年間のトータルリターンは16.46%で、カテゴリー平均を1.76%下回った。ただ、同期間の外国為替相場においてトルコリラ、ロシアルーブルなどが対円で上昇し、トルコ債券ファンドやロシア債券ファンドなどがカテゴリー平均を引き上げていることに留意する必要がある。カテゴリー内のブラジル債券ファンドの平均(以下、同平均)に対しては、当ファンドは1.57%上回った。物価連動債を組み入れているファンドの一部に劣後した一方、高格付けの国際機関債の比率を相対的に高めていたファンドなどには優位となった。また、当ファンドのトータルリターンの推移を暦年でみると、ブラジル債券ファンドの平均に対し2009年は3.72%、2010年は1.65%、2011年は1.09%それぞれ下回ったものの差が縮小傾向にあり、2012年は同平均を1.57%上回った。当ファンドの相対的な運用成績には改善傾向がみられる。
 同期間の月次の純資金流出入額の推移をみると、2012年1月に分配金(1万口当たり、税込)を120円から100円(同)に引き下げたことが響き純資金流出へ転じ、同年6月に分配金を80円(同)に再び引き下げてからは流出額も増大し、12カ月間連続の純資金流出となった。また、足元の2013年1月には60円(同)に分配金がさらに引き下げられたため、月間の資金流出額が過去最大の236億円(モーニングスターによる推計値)となった。半面、分配金の引き下げが基準価額水準の回復の一因となり、2012年末から基準価額は上昇基調を強めている。当ファンドの中長期の運用成績は改善傾向にあり、ブラジル債券ファンドに投資する際の有力な選択肢のひとつとして、見直す余地はありそうだ。(有村 孝浩)

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