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<きょうの個別材料>黒谷、ジェーソン、リベレステ、タビオなど(12日発表分)
(1/13 07:48)
▽黒谷<3168.T>、21年8月期第1四半期(20年9−11月)の連結決算は、大幅な増益で着地
▽ジェーソン<3080.T>、21年2月期の連結業績予想を上方修正
▽リベレステ<8887.T>、21年5月期第2四半期(20年6−11月)の単体決算は、大幅な減益に
▽タビオ<2668.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結決算は、損益が赤字に転落
▽技研製<6289.T>、21年8月期第1四半期(20年9−11月)の連結営業利益は12億6300万円(前年同期比2.9倍)で、上期(20年9月−21年2月)予想の13億円(同47.8%減)に接近
▽ディスコ<6146.T>、21年3月期第3四半期(20年4−12月)の個別売上高は1076億1300万円(前年同期比24.5%増)で、従来予想を47億1300万円超過
▽竹内製作<6432.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結業績は、売上高820億8700万円(前年同期比10.3%減)、営業利益100億3900万円(同6.1%減)で、営業利益の通期予想111億円(前期比12.3%減)に対する進ちょく率は90.4%
▽シグマ光機<7713.T>、21年5月期の連結営業利益予想を従来の6億6000万円から8億2000万円(前期比15.2%増)に上方修正
▽中本パックス<7811.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結営業利益は13億9100万円(前年同期比16.1%増)で、通期予想の16億2900万円(前期比6.2%増)に対する進ちょく率は85.4%
▽トランザク<7818.T>、21年8月期第1四半期(20年9−11月)の連結営業利益は8億8700万円(前年同期比33.3%増)で、上期(20年9月−21年2月)予想の10億1400万円(同10.6%減)に対する進ちょく率は87.5%
▽三光合成<7888.T>、21年5月期の連結売上高予想を従来の510億円から530億円(前期比4.5%増)に、営業利益を8億円から20億円(同2.9倍)にそれぞれ引き上げ
▽ライク<2462.T>、21年5月期上期(20年6−11月)の連結業績は、売上高261億3200万円(前年同期比5.7%増)、営業利益11億8300万円(同45.0%増)で、営業利益の通期予想21億5000万円(前期比7.5%増)に対する進ちょく率は55.0%
▽MRO<3064.T>、20年12月期12月度の売上高は、138億4200万円で前年同月比26.6%増
▽7&iHD<3382.T>、21年2月期の連結営業利益予想を従来の3400億円から3450億円(前期比18.7%減)に上方修正
▽クリエイトH<3148.T>、21年5月期上期(20年6−11月)の連結営業利益は96億8300万円(前年同期比37.5%増)で、従来予想を17億4300万円超過。これを踏まえ通期の営業利益予想を165億2000万円から178億6000万円(前期比0.4%増)に引き上げ
▽USMH<3222.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結業績は、売上高5490億1900万円(前年同期比6.7%増)、営業利益138億300万円(同2.9倍)で、営業利益の通期予想160億円(前期比71.0%増)に対する進ちょく率は86.3%
▽VEGA<3542.T>、21年3月期12月度の「LOWYA事業(旗艦店・モール店 合算)」の売上高は、16億2100万円(前年同月比41.6%増)
▽アレンザHD<3546.T>、21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結業績は、売上高1180億9700万円(前年同期比15.6%増)、営業利益71億6700万円(同2.5倍)で、営業利益は通期予想の67億円(前期比2.0倍)を超過
▽PRTIME<3922.T>、21年2月期の連結売上高予想を従来の33億5700万円から37億7000万円(前期比30.7%増)に、営業利益を7億5700万円から13億7500万円(同2.7倍)にそれぞれ引き上げ
▽東宝<9602.T>、21年2月期の連結営業収益予想を従来の1650億円から1860億円(前期比29.2%減)に、営業利益を140億円から190億円(同64.1%減)にそれぞれ引き上げ
▽ワッツ<2735.T>、21年8月期上期(20年9月−21年2月)の連結営業利益予想を4億円から7億7000万円(前年同期比2.1%減)に上方修正
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<きょうの主な経済指標・スケジュール>
(1/12 07:38)
【国内】
・ 8:50 11月国際収支、12月の対外対内証券売買契約
・14:00 12月景気ウオッチャー調査
・20年国債入札
・決算発表=コスモス薬<3349.T>、7&iHD<3382.T>、安川電機<6506.T>、イオンモール<8905.T>、東宝<9602.T>
【海外】(時間は日本時間)
・特になし
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NTT、グループのNTTインターネットが提供する「マイペイメント」をローソンが取り扱い開始
(1/7 08:17)
NTT<9432.T>グループのNTTインターネットは、ローソン<2651.T>と、21年10月開始を目標にスマートフォンを活用したコンビニ収納サービス「マイペイメント」を全国のローソンで取り扱うことで合意したと発表した。
同社によると、「マイペイメント」は、現在、国分グローサーズチェーン(東京都中央区)、しんきん情報サービス(東京都港区)、セイコーマート(北海道札幌市)、7&iHD<3382.T>グループのセブン‐イレブン・ジャパン、ファミリーマート(東京都港区)、ミニストップ<9946.T>のコンビニなどで利用が可能となっており、全国47都道府県4万店舗で支払うことができる。今回のローソンの追加に伴い、取り扱い店舗が約5万6千店舗まで拡大し、全国のコンビニの9割以上での取り扱いが可能となるため、さらなる利用者の利便性の向上が期待できるという。
6日終値は、前日比66.5円高の2743円。
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日経平均は100円程度高、Core30は7&iHD、日電産、三井住友が値上がり率上位
(12/24 13:21)
24日午後1時15分すぎの日経平均株価は、前日比100円程度高い2万6625円前後で推移する。後場はやや売り優勢でスタートし上げ幅を縮小。その後は、売り急ぐ動きはみられないものの、午後の値幅は33円強に留まり停滞感が強まっている。為替市場では、ドル・円が1ドル=103円50銭台(23日終値103円35−36銭)と小動きが続く。
主力大型株が中心のTOPIX Core30指数は、前日比2.24ポイント高の834.73ポイントと続伸。同指数採用銘柄の値上がり率の上位には、7&iHD<3382.T>、日電産<6594.T>、三井住友<8316.T>、JR東海<9022.T>、ホンダ<7267.T>が入っている。
提供:モーニングスター社
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STIフード・十見社長にインタビュ――「個食化」とらえて成長、独自技術で優位
(12/23 08:32)
水産食品のSTIフードホールディングス<2932.T>は、コンビニエンスストアで手軽に買える総菜や、サバの塩焼きなどのチルド食品で存在感を強めている。旺盛な需要に応じた生産能力の増強により、収益の飛躍的な拡大が見込まれる状況。同社の十見裕社長はその先の海外展開も視野に入れている。
―9月の新規上場からほどなく今12月期の連結経常利益予想を11億円に上方修正(前期比78%増、従来予想は7億円)するなど、業績が好調だ。事業環境は良いようだが。
「確かに市場は上げ潮だ。従来から強まっていたいわゆる『個食化』の傾向が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食ニーズによって加速した。最大の顧客のセブン―イレブン・ジャパンは、総菜やチルド食品のスペースを広げた新レイアウトへの移行を進めている」
「一方、商品そのものを消費者や顧客に評価してもらえている点も、売上成長の理由と考えている。独自の製造技術と開発力を強みに参入障壁を高めてきた。水産品を使った総菜、食材の分野において、着実に他社を圧倒する『カテゴリーキラー』へと近づいている手応えがある」
―独自技術とはどういうものか。
「例えば、鮮度を長くキープする『ガス置換パック技術』だ。パックの空気を一瞬で窒素ガスと入れ替えることで、調理した魚の劣化を防ぐ。また、焼きの工程では、特別な焼成機や赤外線バーナーを駆使しておいしさを追究している。一貫生産体制にこだわることで、味や品質を向上させると同時に、フードロスも最小化できる」
<近畿圏にも拠点新設、長期は北米市場狙う>
―生産能力の増強にも動くとか。
「10年前は1カ所だけだった工場の数も、M&A(企業の合併・買収)によって10まで増やした。さらに、来期は下期に1工場が加わる。これとは別に、まだ進出していない近畿圏に拠点を構える。生産量の拡大だけではなく物流費の軽減も見込まれる」
「目下の生産能力は1日当たり54万食。新型コロナの影響もあり半分弱にとどまる稼働を高めていくことで、当面は旺盛な需要に対応する。新たに2工場が加わる来年末には同77万食を製造できる体制となり、稼働ベースでも従来の2倍の生産を計画している」
―現在の取り組みの延長線上に、売上高(今期修正計画は230億円、前期比11%増)の倍増以上も十分に見えてくる。では、そのさらに先はどうなるか。
「25年までは国内で高成長を続けていきたい。それ以降は北米市場を狙うフェーズとなるだろう。現地での工場新設を目指し、そのための数十億円の投資を想定している。水産系総菜と食材におけるグローバルなカテゴリーキラーになる足掛かりにしたい」
【記者の目】―25年に売上500億円も
同社は今期の業績予想を上方修正したが、新計画はなおも保守的とみられる。来期以降も生産能力の増強に伴う収益の積み上げが見込まれ、25年12月期には500億円規模の売上を誇る企業に成長する可能性がある。十見社長の描く北米展開も、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が米石油精製会社のコンビニ事業(スピードウェイ)を買収することを踏まえると、活躍の余地は大きそうだ。生産技術のほかにも、AI(人工知能)導入などによるノウハウの先端化が注目される。
提供:モーニングスター社