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個別銘柄のひと口情報
(1/6 17:22)
山王<3441.T>
急反発。5日、連結子会社だった山王電子(無錫)有限公司の持分譲渡について、20年12月28日付で登記が完了したと発表した。これにより、21年7月期の第2四半期(昨年11月−今年1月)に特別利益3億5000万円を計上する。
T&S<4055.T>
4日続伸。前11月期の期末一括配当について、従来の13円から13.5円(前々期実績無配)に引き上げた。前期決算の見通しを踏まえ、配当性向10%程度の水準をメドに、改めて株主への利益還元を検討し増額を決めた。
ウィルソン<9610.T>
4日続落。東証は6日から信用取引を使った同社株の売買について、委託保証金率を再度引き上げた。信用取引による新規の売りおよび買いに係る委託保証金率を50%以上から70%以上(うち現金20%以上から40%以上)に引き上げた。
テラ<2191.T>
ストップ高。慶応義塾大学医学部から、腫瘍(しゅよう)浸潤Tリンパ球(TIL)製品製造にかかわる業務を受託した。同社は今後、慶応大学との業務委託契約に基づき、委託業務遂行の対価として委託料などを慶応大学から受領する。
JMC<5704.T>
反発。EOS Electro Optical Systems Japan(神奈川県横浜市)と協同で行う「樹脂3DプリンターAMサービス」において、NTTデータ ザムテクノロジーズ(東京都大田区)を加え、各社協同での取り組みを明記した覚書を締結した。今後、3社の協力で「3DプリンターAMサービス」の強化を図る。
歯愛メディ<3540.T>
3日ぶり反発。5日、新子会社のCiエナジー設立を発表した。今後、北信越地域におけるBtoB通販事業と新電力事業との連携など新事業展開を目指す。また、合弁でデンタルサポートセンターを設立することも発表した。
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山王が急騰、中国子会社譲渡で特別利益3億5000万円計上
(1/6 10:28)
山王<3441.T>が急騰。一時は前日比247円高の高値2050円を付けた。
5日、連結子会社だった山王電子(無錫)有限公司の持分譲渡について、20年12月28日付で登記が完了下と発表した。
これにより、21年7月期の第2四半期(20年11月−21年1月)に特別利益3億5000万円を計上する。
午前10時23分現在の株価は前日比244円高の2047円。
提供:モーニングスター社
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MSプレミアム=新年度予算が閣議決定、重点政策に改めて関心―ワクチン輸送のツインバードなど
(12/23 16:26)
2021年度の予算が21日に閣議決定され、一般会計の歳出額は過去最大となる106.6兆円に達した。新型コロナウイルス対策のほか、菅政権が力を入れる環境分野やDX(デジタルトランスフォーメーション)などに重点的に振り向けられた。
12月上旬に決定した前年度の追加経済対策(約40兆円)と合わせると140兆円超の規模になる。新型コロナ対策の予備費に5兆円が充てられ、ワクチンや治療薬の開発、医療体制の拡充に備えた。また、脱炭素に絡んでは追加経済対策で2兆円の基金を創設するほか、21年度予算でも4000億円超が計上される。
株式市場では折に触れ、こうした「国策」に乗る銘柄が物色されている。ワクチン低温輸送のツインバード工業<6897.T>や水素社会の本命格の岩谷産業<8088.T>、再生可能エネルギー関連のレノバ<9519.T>などの人気は息が長そうだ。
また、防衛費は約5.3兆円と過去最高を更新する。菅首相が21日に大型巡視船の整備を指示したことも話題となった。防衛関連では三菱重工業<7011.T>やIHI<7013.T>のほか、小型の細谷火工<4274.T>などもマークしたい。
国土強じん化対策にも引き続き注力する。橋りょうのOSJBホールディングス<5912.T>のほか、地盤改良で独自技術を持つ技研製作所<6289.T>やコンサルの長大<9624.T>をマークしたい。
重点予算の関連銘柄
新型コロナ対策
日金属<5491.T>、ツインバード<6897.T>、アンジェス<4563.T>
環境
岩谷産<8088.T>、レノバ<9519.T>、山王<3441.T>
DX化
NTTデータ<9613.T>、チェンジ<3962.T>、鈴与シンワ<9360.T>
防衛
三菱重工<7011.T>、IHI<7013.T>、細谷火工<4274.T>
国土強じん化
五洋建<1893.T>、横河ブリッジHD<5911.T>、技研製<6289.T>、
長大<9624.T>
教育
内田洋行<8057.T>、チエル<3933.T>、すららネット<3998.T>
提供:モーニングスター社
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MSプレミアム=日本株、コロナ変異種に警戒―「ウィズコロナ」株に再度脚光も、Vキューブなど
(12/22 16:26)
新型コロナウイルスをめぐる期待と懸念に、株式市場が一喜一憂している。ワクチンの接種開始が好材料視される一方で、欧米での「変異種」の登場が警戒感につながり、21日は日経平均株価が前週末比229円安まで売り込まれる場面があった。東京都の新規感染者数はこの日も392人と高水準が続き、リモートや衛生、巣ごもり消費といった物色テーマの息が長くなっている。
これまでに英国と米国で米ファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まっている。また、米国では同国のモデルナのワクチンも許可された上、与野党が9000億ドル(約93兆円)規模の追加経済対策にも合意した。しかし、直後の日本株の好反応は限定的。高まる「第3波」にマーケットが逃げ腰になっている。
新型コロナの変異種については未確認情報が多いものの、感染力が極めて強いとされている。また、既存のワクチンの効力を不安視する見方もあり、市場の楽観論を吹き飛ばしかねない。
こうした中で底力を示しつつあるのが、ブイキューブ<3681.T>などのいわゆるウィズコロナの本命格だ。Vキューブの株価はこの日、軟調の地合いにあらがい前週末比3.6%高まで買われた。クリーンルームの日本エアーテック<6291.T>も下値を切り上げる動きを維持している。
EC(=Eコマース、電子商取引)店舗支援のBASE<4477.T>や、デリバリーの出前館<2484.T>も新型コロナ第1波、2波で大きく上昇し、このテーマの主力級の位置付けだ。
Jストリーム<4308.T>も有力銘柄の一つ。同社は企業向けに動画配信プラットホームを展開しており、インターネットを利用した「バーチャル株主総会」やネット展示会など、企業のIR(投資家向け広報)支援で商機をとらえる。高値圏でもちあう株価は新局面に入る可能性がある。
このほか、サージカルマスクの川本産業<3604.T>や、ビジネスチャットのChatwork<4448.T>、「業務スーパー」を展開する神戸物産<3038.T>なども継続してマークしておきたい。
コロナ対策関連株の上昇率
銘柄名・コード 上昇率(21日現在)
BASE<4477.T> 1179.1%
Jストリーム<4308.T> 790.3%
出前館<2484.T> 658.6%
Vキューブ<3681.T> 545.5%
山王<3441.T> 493.5%
ギグワークス<2375.T> 488.2%
ライトアップ<6580.T> 462.9%
GMOペパボ<3633.T> 435.1%
ヤーマン<6630.T> 394.0%
ツインバド<6897.T> 361.2%
川本産業<3604.T> 308.9%
エムスリー<2413.T> 303.7%
ITM<2148.T> 297.4%
ストリーム<3071.T> 282.6%
cotta<3359.T> 276.7%
PCNET<3021.T> 271.1%
IRJHD<6035.T> 270.3%
スノーピーク<7816.T> 260.2%
提供:モーニングスター社
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個別銘柄のひと口情報
(12/15 17:13)
山王<3441.T>
年初来高値更新後に値を消す。今7月期の第1四半期決算を発表し、連結営業損益は1300万円の黒字(前年同期実績6000万円の赤字)に転換した。中国において自動車向け製品を中心とした受注活動を積極化し、主材料を中心とした原価改善に取り組んだ。通期業績予想は据え置きで、営業利益1億4000万円(前期比21.8%減)を見込む。
ブリッジ<7039.T>
3日続伸。今12月期業績予想について利益面を上方修正し、連結営業利益は従来の4億2400万円から4億3600万円に引き上げた(前期は単体決算のため比較はなし)。コンサルティングサービス、AI(人工知能)を活用した営業活動支援ツール「SAIN」のクラウドツール提供サービスが堅調に推移している。
Pアンチエイ<4934.T>
ストップ高。今7月期の上期業績予想を上方修正し、単体営業利益は従来の12億8500万円から17億円に引き上げた(10月28日新規上場のため比較はなし)。9月から開始したテレビCMが認知度・知名度の向上に寄与し、通信販売および卸売販売が好調に推移している。
セルソース<4880.T>
大幅高で6日続伸。前10月期決算を発表し、単体営業利益は4億1500億円(前々期比27.1%増)だった。さらに、今期の営業利益は5億7300万円(前期比37.9%増)を見込んでいる。加工受託、コンサルティングなど主要サービスが引き続き堅調な成長を継続する見通し。
テリロジー<3356.T>
5日ぶり反発。14日、クライス(東京都港区)が同社のRPA(ロボットによる業務自動化)ツール「EzAvater」を活用し、社会保険労務士業務の自動化に特化した「社労士RPAクラウド」の提供を開始したと発表した。
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提供:モーニングスター社