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ツガミが上場来高値奪回―中国向け工作機械受注好調
(1/25 14:28)
工作機械のツガミ<6101.T>が18年の上場来高値(1834円)を更新し、前週末比4.1%高の1870円まで買われた。好調な受注を背景に来期の業績拡大が期待されている。
日本工作機械工業会によれば、昨年12月の工作機械受注の総額は前年同月比9.9%増の991億円となった。2カ月連続でプラス成長を維持し、コロナ・ショックからの回復が鮮明にしている。けん引役はツガミの主戦場の中国で、同国向けの受注は298億円(同2.8倍)と18年4月以来の300億円台に迫っている。
ツガミの中国工場はフル稼働状態となっているもようで、近く新工場でも部材の生産が始まる。工作機械の芝浦機械<6104.T>も大幅高に買われたほか、工作機械部品のLMガイドの大手のTHK<6481.T>も上昇した。
提供:モーニングスター社
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<きょうの材料と有力銘柄>工作機械受注の拡大続く―ツガミや芝浦機械、穴株にサンリツ
(1/14 08:32)
日本工作機械工業会(日工会)が13日に発表した2020年12月の工作機械受注(速報値)は、総額が前年同月比8.7%増の980億円だった。26カ月ぶりにプラスに転じた前月に続いて拡大し、15カ月ぶりの水準を回復した。外需は672億円(同27.3%増)と、前回のサイクルのピークアウト直後の19年3月以来の高水準となった。
中国では5G対応スマートフォンなどのIT機器を製造する機械のニーズが強く、自動車関連もEV(電気自動車)向けなども好調なもよう。年間の受注総額は、上半期に新型コロナウイルスの影響を受けた20年は9008億円(19年比26.8%減)に落ち込んだが、日工会は21年については1兆2000億円(月平均1000億円)と3年ぶりの浮上を見通している。
中国が主戦場の工作機械メーカーのツガミ<6101.T>は、12月の受注額が前年同月比56%増の71億円に急増し、単月ベースでは過去2番目に大きい規模となった。芝浦機械<6104.T>の工作機械部門の受注も同29%増の19億円に伸びた。産機向けの大型マシーンや、精密加工機が好調だった。ファナック<6954.T>や牧野フ<6135.T>、部品のTHK<6481.T>も注目。
このほか、工作機械関連の穴株としては、輸出用梱包(こんぽう)を手掛けるサンリツ<9366.T>、小型株の津田駒<6217.T>あたりをマークしたい。
提供:モーニングスター社
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レーティング情報(投資判断変更・その2)=クボタ、日精工など
(1/5 09:53)
◎水戸証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
クボタ<6326.T>――新規「B+」、2700円
◎ゴールドマン・サックス証券(5段階・コンビクション買い>買い>中立>売り>コンビクション売り)
日精工<6471.T>――「中立」→「買い」、850円→1100円
ジェイテクト<6473.T>――「中立」→「買い」、940円→1040円
安川電機<6506.T>――「中立」→「買い」、4300円→5700円
THK<6481.T>――「売り」→「買い」、2300円→3900円
オークマ<6103.T>――「売り」→「中立」、4900円→6000円
オムロン<6645.T>――新規(再開)「中立」、9000円
富士通ゼネラル<6755.T>――新規「中立」、2900円
提供:モーニングスター社
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<レーティング変更観測>新規・クボタ/THK格上げ、東海理化格下げなど
(1/5 09:38)
◎新規
クボタ<6326.T>、ダイフク<6383.T>、オムロン<6645.T>、富士通ゼネラル<6755.T>
◎格上げ
オークマ<6103.T>、日精工<6471.T>、ジェイテクト<6473.T>、◇THK<6481.T>、安川電機<6506.T>
◎格下げ
東海理化<6995.T>
*★は最上位、×は最下位、◇は2段階以上の変更、未確認情報を含む
提供:モーニングスター社
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レーティング情報(投資判断変更・その2)=LITALICO、安川電機など
(12/23 09:52)
◎水戸証券(5段階・A>B+>B>B−>C)
LITALICO<6187.T>――新規「A」、4700円
◎JPモルガン証券(3段階・オーバーウエート>ニュートラル>アンダーウエート)
安川電機<6506.T>――「ニュートラル」→「オーバーウエート」、3600円→5600円
THK<6481.T>――「アンダーウエート」→「ニュートラル」、2200円→3200円
ファナック<6954.T>――「アンダーウエート」→「ニュートラル」、15000円→25000円
提供:モーニングスター社