-
2/5
19:21
関西地方地盤のドラッグストア・キリン堂<2660.T>では、例年、花粉症関連の商品が医薬品全体の売上に対し12%を占めるという。今年は前年比90%を見込んでいるが、「花粉関連については、東日本の店舗よりも、西日本にある店舗のほうが、売上の伸びが大きい見込み」(広報・IR部)としている。このほか、西日本が地盤のドラッグストアでは、四国地盤のレデイ薬局<3027.Q>、九州地盤のコスモス薬品<3349.T>などがあり、花粉の「西高東低」の恩恵がありそう。一方、昨春から流行するインフルエンザの影響でマスクの需要は伸び悩みが予想され、あまり期待できないだろう。
ロート製薬<4527.OS> では、「アルガード」の新商品を展開。同社は前年に「アルガード」の点眼薬で花粉目薬市場のシェア50%超を獲得。今回は鼻炎用の内服薬で対花粉市場シェアの拡大に挑む。
また、エーザイ<4523.T>は、「クリスタルヴェール」を発売。少量のジェルを鼻の外側に塗り、静電界で花粉やハウスダストを反発、吸着することで鼻腔内への侵入を防ぐ。米国ではすでに特許を取得済みで、国内でも出願中という。
フマキラー<4998.T>からは、最近テレビCMで話題の「アレルシャット花粉鼻でブロック」を発売。同製品はエーザイの「クリスタルヴェール」とは違い、鼻の穴(入り口)にクリームを塗り、吸い込む花粉量を大幅に抑制させる
花粉症、風邪の季節に需要の伸びが期待されるものに、ティッシュもある。日本家庭紙工業会によると「基本的には12月や3月は各社の期末が集中する時期でもあり、スーパーで行われる特売によるところも多い。家庭内在庫が多いのでは」と指摘する一方、「鼻に優しい高級ティッシュなどを中心に、2月ごろの需要は伸びているとは思う」としている。高級ティッシュは王子製紙<3861.T>の「鼻セレブ」、日本製紙グループ本社<3893.T>の「カシミア」、大王製紙<3880.T>の「エリエール ローションティシュー」など各社から販売されている。
また、室内では空気清浄機などの需要拡大が期待されそうだ。市販されているフィルターであれば、ほとんどのフィルター付き空気清浄機が花粉を捕らえることが可能という。ビックカメラ<3048.T>では、「店舗によっては花粉対策としての販促活動を実施しているところもある。春先は空気清浄機が出やすい時期でもある」(IR・広報部)という。
花粉の体内吸引を防ぐほか、アレルギーを緩和させる食物などもある。花粉症に効果があるとされているもので、ヨーグルトが有名だが、「ヨーグルトの需要は4−6月が多く、花粉症による特需は……」(明治乳業の広報)とあまり影響はないようだ。ただ、同じ明治ホールディングス<2269.T>傘下の明治製菓ではイソジンを販売しており、こちらは需要の伸びが期待される。また、キリンホールディングス<2503.T>(キリンビール)が小岩井乳業との共同研究で開発したKW乳酸菌を使用する乳酸菌サプリも注目。(宮川子平)
提供:モーニングスター社
-
12/22
10:45
ドラッグストアのキリン堂<2660.T>が続落。一時5円安の394円まで売られている。
21日引け後、10年2月期第3四半期(09年2月16日−11月15日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比20.7%減の8億6000万円となった。「上期までの収益の落ち込みが響いている。ただ、第3四半期(9−11月)の3カ月でみると、調剤薬局はじめ計画を上回って推移している」(経営企画室)という。消費低迷で高価格帯の製品の売れ行きが伸び悩んでいるものの、下期は順調に業績を回復する見通しだ。
通期連結の営業利益予想は前期比15.8%減の15億円を据え置いている。
提供:モーニングスター社
-
12/22
08:21
〇プラス材料
東レ<3402.T>―東燃ゼネラル石油<5012.T>の子会社と業務・資本提携
島田理化<6818.T>―株式交換で三菱電機<6503.T>の完全子会社へ
●マイナス材料
ハニーズ<2792.T>―09年11月中間期連結業績予想を下方修正
キリン堂<2660.T>―10年2月期の第3四半期は営業益2割減
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社