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2018-04-11 17:52:00.0
2018-04-11 17:52:00.0
仮想通貨の基盤技術の「ブロックチェーン」を活用した新手のゲームが、大きな関心を集めている。海外では仮想通貨「イーサリアム」を使ってデジタルの猫を取引する「クリプトキティーズ」が大ヒット。日本でもこうしたゲームの開発に着手する企業が出始めている。モバイルファクトリー<3912.T>、ディー・エル・イー(DLE)<3686.T>などへの注目が高まりそうだ。
「分散型台帳」とも呼ばれるブロックチェーンを使い、ゲーム上でキャラクターやアイテムを取引するのがブロックチェーンゲーム。情報を安全に保存する技術が運営を不要にすることで、データ消失やサーバー停止といったトラブルが起きない。ゲーム内では仮想通貨が用いられることが多い。
クリプトキティーズは「猫」を購入して交配し、珍しい種類を産み出した場合は高値で売却することができ、射幸性も高い。仕組み自体は日本でも大ヒットした「たまごっち」などの育成ゲームと似ている。サービス開始の昨年11月からの累計で既に1900万ドル(20億円)を売り上げた(2月時点)。同ゲームを製作した企業は投資家グループから1200万ドル(13億円)を調達し、さらなる事業拡大に乗り出している。
<仮想通貨を使ったゲーム市場本格化の可能性も>
日本では仮想通貨をめぐって巨額流出事件が発生し、規制の動きが出ている。一方、淘汰(とうた)再編が促され、安全なルールの整備も進む見通し。規制の枠組みが定まるにつれて、仮想通貨を使ったゲームの市場も本格的に幕を開ける可能性がある。
位置情報ゲーム(位置ゲー)の「駅メモ! 」で知られるモバファクは、年内にもブロックチェーン技術を活用したゲームに参入する見通し。駅メモは位置ゲーの中でも「ポケモンGO! 」に次ぐユーザー基盤を誇り、今後、ゲームにもそのノウハウが生かされそうだ。株価は2月の年初来安値1124円を底に力強く切り返し、昨年2月の高値2162.5円(株式分割考慮後)を目指す動きとなっている。
キャラクタービジネスや女性向けイベントの企画を手掛けるDLEはゲーム事業を強化しており、直近でブロックチェーンゲームの開発会社の株式を取得した。アクセルマーク(アクセルM)<3624.T>の尾下順治社長も、ブロックチェーンゲームへの参入意欲を示している。
アイビーシー<3920.T>が業務提携するコンセンサス・ベイス(東京・品川区)は、ブロックチェーンを活用したトレーディングカード取引技術を開発。ショーケース・ティービー<3909.T>は、ブロックチェーンゲームを開発するリアルワールドゲームス(東京・中央区)に出資している。
提供:モーニングスター社
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2018-04-06 10:08:00.0
2018-04-06 10:08:00.0
6日午前10時時点の日経平均株価は前日比5円10銭高の2万1650円52銭。5日の米国株式は3連騰したものの、その後の時間外取引での米株価指数先物の急落を受け、朝方は売りが先行した。トランプ米大統領が現地5日(日本時間6日早朝)、中国に対し追加の制裁関税の方針を表明し、重しとなり、寄り付き直後に2万1629円54銭(前日比15円88銭安)まで弱含んだ。その後、1ドル=107円台を維持したこともあり、株価指数先物買いを交え上げに転じたが、上値は限定的で前日終値近辺でもみ合い商状となっている。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり871、値下がり1048。東証業種別株価指数では全33業種中、19業種が下落している。値上がり率上位業種は、鉱業、石油石炭製品、小売など。値下がり率上位業種は、その他製品、空運、パルプ紙など。
午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・レノバ<9519.T>
・ダイセキS<1712.T>
・モバファク<3912.T>
・JINS<3046.T>
・マネックスG<8698.T>
午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・トーセ<4728.T>
・不二越<6474.T>
・トーセイ<8923.T>
・サンエー<2659.T>
・ファルコHD<4671.T>
提供:モーニングスター社
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2018-04-03 13:00:00.0
2018-04-03 13:00:00.0
モバイルファクトリー<3912.T>を狙いたい。
日本全国の駅を巡る位置情報連動型ゲームなどソーシャルゲームと、着メロなどのコンテンツ事業で展開している。仮想通貨を使ってキャラクターやアイテムを売買できるブロックチェーン技術活用の新ゲーム開発にも期待。
17年12月期連結の営業利益は7億3600万円(前期比20.5%増)、純利益は5億1100万円(同24.2%増)と最高益更新、今18年12月期の業績予想は開示していないが、スマートフォンアプリ間の競争が激しくなっているものの、市場は引き続き拡大が続くと見込こまれており、収益拡大路線は続こう。
12月期末の配当は17円(前期末27円)の計画だが、17年7月1日付けで普通株式1株を2株に株式分割しており、実質的には増配となる。
株価は2月9日に1124円まで押してから底入れ反転、押し目買いリズムを続けている。年初来高値は1639円(1月24日)。
12月末の保有自己株式は24万1294株だが、40万株・5億円を上限とした自己株式取得枠も設定(期間は2月26日−5月31日)、3月31日まで12万4600株を取得した。
提供:モーニングスター社
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2018-03-27 09:51:00.0
2018-03-27 09:51:00.0
27日午前9時45分時点の日経平均株価は前日比283円64銭高の2万1049円74銭。朝方は、米中貿易摩擦への懸念後退を背景に26日の米国株式が大幅反発した流れを受け、買い優勢で始まった。円高一服や、時間外取引での米株価指数先物高も支えとなり、上げ幅拡大の動きとなっている。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1910、値下がり145。東証業種別株価指数では全33業種中、32業種が上昇している。値上がり率上位業種は、不動産、ガラス土石、機械など。値下がりは1業種で鉱業。
午前9時45分ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・アルゴグラ<7595.T>
・キューブシス<2335.T>
・モバファク<3912.T>
・象印<7965.T>
・タマホーム<1419.T>
午前9時45分ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・AFL<8686.T>
・マクロミル<3978.T>
・マイネット<3928.T>
・ワキタ<8125.T>
・ヤマトインタ<8127.T>
提供:モーニングスター社
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2018-02-26 16:45:00.0
2018-02-26 16:45:00.0
モバファク<3912.T>
急騰。自社株買い枠の設定を好感。取得上限は40万株(発行済み株式数の4.2%)・5億円。
北海電力<9509.T>
上値重い。三菱UFJモルガン証は強気の「オーバーウエート」から中立の「ニュートラル」に格下げ。
三社電機<6882.T>
4日ぶり反発。未定だった今3月期の期末配当予想を13円(前年同期は5円)とし、年間の配当予想は20円(前期10円)に引き上げた。
☆上記の記事には未確認情報が含まれています。
提供:モーニングスター社