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12:51
13日午後零時45分時点の日経平均株価は、前日比233円95銭高の2万8398円29銭。後場は、買いが先行した。米経済対策への期待感を背景にした前場の好地合いを引き継ぎ、堅調展開となり、前場高値2万8360円11銭(前日比195円77銭高)を上回る水準で推移している。昼休みの時間帯に時間外取引の米株価指数先物は強含んでいた。同時間帯の東京外国為替市場では、円が1ドル=103円53−61銭のレンジ(前日終値は104円15−17銭)で小動きだった。
日経平均構成銘柄では、東海カーボン<5301.T>、昭電工<4004.T>、東エレク<8035.T>などが値上がり率上位。半面、東宝<9602.T>、オリンパス<7733.T>、大阪ガス<9532.T>などが値下がり率上位。午後零時45分現在、東証1部の出来高は6億7939万株、売買代金は1兆4440億円。
提供:モーニングスター社
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08:18
昭和電工<4004.T>は12日、ハードディスク(HD)事業強化のため、同社の連結子会社である昭和電工HD山形(SHDY)において、HDメディア用のアルミニウム基板生産設備を増強し、供給能力拡大を図るとともに、サプライチェーンを分散・強化することを決定したと発表した。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展・拡大などにより、データ通信量は今後とも飛躍的に増大することが見込まれている。それに伴いデータセンター向けハードディスクドライブ(HDD)の需要が大きく拡大していることに対応。国内拠点であるSHDYにおいてアルミニウム基板の設備を増強し、供給能力拡大と更なるサプライチェーンの分散・強化を図る。今回の設備増強は、21年2月に着工し、22年初頭の量産開始を予定している。
12日終値は、前週末比52円高の2303円。
提供:モーニングスター社
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17:47
株式新聞2021年相場見通しアンケート(20年12月31日付)で選ばれた「有望テーマ」から、独自の注目銘柄を探る。第2回は新型コロナウイルスの「ワクチン」だ。
開発までに要する期間が通常10年とも15年ともされるワクチン。しかし、このコロナ禍においては、世界各国の研究機関や製薬会社がかつてない勢いで資源を投入した。その結果、異例のスピードで昨年12月に欧米で実用化にこぎつけた。
現在米国などで承認されている同国のファイザーとモデルナのワクチンは、いずれも遺伝子技術を用いた「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ばれ、抗原となるタンパク質を精製する従来のタイプとは異なる。抗原の改変が容易な上、安全性も高いとされている。日本でも2月下旬までに接種が始まる見通しだ。
このほか、英国ではアストラゼネカがオックスフォード大学と開発した新型コロナワクチンも接種が始まった。安価で扱いやすいため、経済力や交通インフラが貧弱な国でも活躍が期待される。日本企業では、アンジェス<4563.T>、塩野義製薬<4507.T>が治験に入っている。
株式市場ではこうした製薬開発のスケジュールに加え、周辺銘柄への関心も旺盛だ。mRNAワクチンは超低温で輸送する必要があり、独自技術の冷凍庫を展開するツインバード工業<6897.T>、ドライアイスの昭和電工<4004.T>、小池酸素工業<6137.T>などが有力視されている。
また、注射器を取り巻く不二硝子<5212.T>、日本金属<5491.T>、不二精機<6400.T>、廃棄物処理容器の天昇電気工業<6776.T>などが思惑で値を飛ばした。これらは今後も、折に触れて短期筋のターゲットになりそうだ。
<原薬製造、保冷容器のカネカ>
狙い目はカネカ<4118.T>。同社は米イノビオ・ファーマシューティカルズが治験の段階にある新型コロナワクチンの原薬製造を受託。さらに、輸送用の保冷ボックスを開発するなどこのテーマで可能性を秘める。株価は上昇トレンドを支える25日移動平均線の水準。
<ダークホースにA&D>
このほか、穴株は医療用計測器のエー・アンド・デイ(A&D)<7745.T>。「吸入型ワクチン」も話題となる中で、ネブライザー(吸入器)を手掛ける同社はオムロン<6645.T>などとともに注目される可能性がある。
提供:モーニングスター社
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12/25
16:42
脱炭素社会へ向けた政府計画「グリーン成長戦略」の概要が明らかとなり、2030年までに火力発電の20%にアンモニアを使用する目標が盛り込まれた。改めて関連銘柄をマークしたい。
アンモニアは燃焼時に二酸化炭素を排出しないことから、脱炭素への切り札になる。また、太陽光を利用した製造法の研究も進み、生産工程も含めた「カーボンフリー(無炭素)燃料」となる可能性も秘める。
アンモニアを手掛ける化学メーカーは昭和電工<4004.T>や三菱ガス化学<4182.T>、三井化学<4183.T>、宇部興産<4208.T>など。プラントの日揮ホールディングス<1963.T>や東洋エンジニアリング<6330.T>にも商機となる。
<沢藤電機、荏原実業も>
一方、産廃などのリサイクルの過程でアンモニアを回収するための装置では、木村化工機<6378.T>のほか、小型株のナガオカ<6239.T>も浮上する。このほか、アンモニアから高純度水素を精製する技術では沢藤電機<6901.T>や、水と空気だけを材料にする新しいアンモニアの合成法を開発した荏原実業<6328.T>も注目される。
提供:モーニングスター社
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12/25
15:44
昭電工<4004.T>―未定としていた20年12月期の期末配当予想を65円(前期実績80円)に。前日比69円高の2209円。
YEDIGI<2354.T>―21年2月期第3四半期(20年3−11月)の連結決算は、大幅な増益で着地。前日比48円高の748円。
IMV<7760.T>―東京証券取引所は25日の売買分から、信用取引での規制措置を解除。前日比13円高の641円。
マーケットエンター<3135.T>―14万株の立会外分売の実施で、短期的需給関係の悪化を警戒。前日比33円安の1801円。
モバファク<3912.T>―デジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とする、トークン生成・販売のプラットホーム「ユニマ」ベータ版のリリースを延期。前日比6円安の931円。
◎未確認情報などが含まれており、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社