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13:00
竹本容器<4248.T>を見直したい。
化粧・美容品、食品・健康食品、日用品、化学・医薬品向け主力のプラスチック製包装容器メーカー。
10月30日に20年12月期連結の経常利益が16億円から16億6000万円(前期比5.4%増)へ、純利益は11億円から4億円(同91.7%減)に予想を修正した。内製化努力などによる生産性の向上、樹脂原材料価格の低下、人件費関連費用・減価償却負担の減少などで経常利益予想は増額となったが、純利益予想は固定資産の減損損失計上から減額となった。ただ、第3四半期は累計(1−9月)の経常利益は15億2000万円(前年同期比14.6%増)、純利益は10億2000万円(同15.8%増)と業績進ちょく率は順調だ。
第3四半期の概況については新型コロナウイルス感染症予防対策としての衛生関連向けの需要が増加するなど、日用・雑貨、化学・医薬向けが好調に推移している。
配当は中間期9.5円(前年同期9.5円)、期末は9.5円(同9.5円)。期末には同社オリジナル容器を包装容器に使用した特選品の株主優待も付く。
株価は10月23日に1145円高値を付けたあと、純利益予想の下方修正を嫌気して窓を開けて下落、11月18日には893円まで下げたが、経常利益の進ちょく率の高さなどから見て、この投げは過剰反応といえそう。実際、11月18日を底に反転の動きを見せてきた。
◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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11/9
16:36
中国の一大インターネットセール「独身の日」が11月11日にスタートする。開催期間を今年から4日(従来は1日)に延ばし、商品数も2倍の200万点以上に規模が拡大する。関連企業の商機が一段と膨らんでいる。
昨年の独身の日の売上は2018年比25%増の4.2兆円となった。一方、商品の配送や決済が集中する弊害も強まったことを受けて今年から期間に幅を持たせ、2回に分ける形を取る。予約は10月21日から開始しており、運営サイト「天猫モール」では前年比3億人増の8億人の利用を見込んでいる。
中国のEC(=Eコマース、電子商取引)は急成長しており、新型コロナウイルスにより定着した巣ごもり消費も市場を押し上げる。独身の日は過去最高の売上記録を大きく更新することになりそうだ。
日本企業では美容家電のヤーマン<6630.T>をはじめ、健康機器などのMTG<7806.T>も人気ブランドだ。アイスタイル<3660.T>は、天猫モールと中国市場での化粧品の販売支援を手掛ける。粧美堂<7819.T>は天猫モールでコンタクトレンズを展開する。
このほか、商品卸・仕入れのラクーンホールディングス<3031.T>、プロルート丸光<8256.T>も海外旗艦店をオープンした。「Gショック」のカシオ計算機<6952.T>、化粧品容器の竹本容器<4248.T>もマークしたい。
提供:モーニングスター社
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11/2
10:05
2日午前10時時点の日経平均株価は前週末比290円59銭高の2万3267円72銭。朝方は、前週末に大幅に5日続落(合計約540円安)した反動で自律反発狙いの買いが先行した。円安・ドル高歩調も支えとなり、上げ幅を広げ、2万3200円台で堅調に推移している。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1565、値下がり503。東証業種別株価指数では全33業種が上昇している。値上がり率上位業種は、証券商品先物、金属製品、鉄鋼、電気ガス、食料品など。
午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・トプコン<7732.T>
・ワコム<6727.T>
・ITM<2148.T>
・アプラスF<8589.T>
・アカツキ<3932.T>
午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・テクマト<3762.T>
・ISID<4812.T>
・エイジア<2352.T>
・竹本容器<4248.T>
・スクロール<8005.T>
提供:モーニングスター社