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2018-04-02 17:43:00.0
2018-04-02 17:43:00.0
2018年度に突入した。4月から新たに始まるルールや制度も多く、物色材料があふれる。有力銘柄を探った。
まずは酒税法の改正。ビールの定義が変更され、麦芽比率が緩和されるほか、これまで認められなかった果実などの副原料が使えるようになる。趣向を凝らした商品が増え、こだわりのクラフトビールの市場拡大にもつながりそうだ。
キリンホールディングス<2503.T>は法改正に伴い、レモンピールを使用したさわやかな味覚のビールなどの新商品を投入する。アサヒグループホールディングス<2502.T>も、ハーブ入りでアルコール度数7%のビールを発売する。穴株はブルボン<2208.T>。傘下に地ビール最大手のエチゴビールを擁し、ビールの定義緩和の流れは追い風だ。
労働市場では、障害者の法定雇用率が従来の2.0%から2.2%に引き上げられる。エスプール<2471.T>、ウェルビー<6556.T>などが関連銘柄として浮上するほか、ポイントの一つが法定雇用率の算定基礎に精神障害者の数が算入されること。LITALICO<6187.T>の就労支援サービスは引き合いが強まる可能性がある。
住宅業界では、中古住宅の売買におけるインスペクション(住宅診断)の説明が義務化されるほか、良質な既存住宅を認定する「安心R住宅」の制度が導入される。R住宅は、耐震性や建物状況調査の実施、リフォーム情報の提供といった条件に合致する住宅に国がお墨付きを与える仕組み。18年度の税制改正大綱にはR住宅を対象とした特例措置が盛り込まれ、カチタス<8919.T>やインテリックス<8940.T>といった再生業者の商機につながる。
診療報酬改定は、本体部分が0.55%のプラス改定に対し、薬価が1.65%のマイナスとなる。また、情報通信機器を活用した「オンライン診療」に対する報酬が新設される。関連銘柄としては医療画像のイメージ ワン<2667.T>や、遠隔診療アプリを手掛けるMRT<6034.T>に注目。
<新難病助成でカイオムも>
新たに難病指定され、医療費助成の対象となる「キャッスルマン病」の治療に絡んでは、抗体医薬品のカイオム・バイオサイエンス<4583.T>に活躍の場が広がる可能性がある。
このほか、三重銀行と第三銀行の持株会社三十三フィナンシャルグループ<7322.T>が上場する。また、関西アーバン銀行、近畿大阪銀行、みなと銀行が経営統合。日本郵船<9101.T>など海運大手3社がコンテナ船事業を統合して設立した新会社がサービスを開始する。上場企業に公平な情報開示を求める「フェア・ディスクロージャー・ルール」もスタートする。
提供:モーニングスター社
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2018-02-15 16:54:00.0
2018-02-15 16:54:00.0
ラウンドワン<4680.T>
4日ぶり反発。前日決算説明会を開催。いちよし経研ではレーティングを中立の「B」から買いの「A」に引き上げた。
シンシア<7782.T>
ストップ安。今12月期の連結営業利益予想は前期比75.8%減の0.7億円。広告宣伝の強化に伴う費用増を見込む。
大日住薬<4506.T>
大幅高。抗精神病薬「ラツーダ」について、米国で後発品メーカーを特許侵害で提訴した。
LITALI<6187.T>
急落。今3月期第3四半期累計の営業利益(単体)が伸び悩む。
昭電工<4004.T> 続騰。14日の決算発表において、今12月期の連結営業利益を4割増益と見通したことが好感された。
☆上記の記事には未確認情報が含まれています。
提供:モーニングスター社
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2018-02-15 09:48:00.0
2018-02-15 09:48:00.0
15日午前9時45分すぎの日経平均株価は、前日比250円程度高い2万1400円前後で推移。午前9時14分に、同298円57銭高の2万1452円74銭を付ける場面もみられた。ただ、買い一巡後は、為替相場でドル・円が1ドル=106円70銭前後と、14日終値(107円40−41銭)よりも円高で推移し、やや上値が重い展開となっている。
午前9時45分すぎの値上がり率上位銘柄(東証1部)
・キトー<6409.T>
・シンニッタン<6319.T>
・市光工<7244.T>
・福山通<9075.T>
・ブロドリーフ<3673.T>
午前9時45分すぎの値下がり率上位銘柄(東証1部)
・サカタインク<4633.T>
・ソースネクス<4344.T>
・エボラブルA<6191.T>
・ジンズメイト<7448.T>
・LITALI<6187.T>
提供:モーニングスター社