銀行窓販の10年と今後の課題/胸を張って売ってきたのか。投信販売の原点を見直そう

写真左から順に日興アセットマネジメントの今福啓之氏、シンクタンク・ソフィアバンクの藤沢久美氏、千葉銀行の岡田宣博氏、司会の金融リテラシー研究所の岡田正樹

 投資信託の銀行窓販が始まって10年以上の歳月が経過した。窓販比率が5割を超え、毎月分配型のファンドが主流になっていくなかで、金融商品取引法が施行され、世界的な金融危機の荒波にさらされた投信業界。

 銀行の窓販担当者への意識調査で浮き彫りになった、現場担当者の深い悩みと、求められる「投信販売のマインドセット」、投信の大衆化に必要な「安心感」、今後の投信業界のカギを握る「人材育成と商品開発」――。投信会社、販売会社など業界の第一人者に集まっていただき、窓販10年を振り返るとともに、今後の課題を話し合った。

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金融広告30年史から学ぶ/金融商品の「見える化」と、リテラシー・マーケティング

 エディトでは創立20周年プロジェクトとして戦後の金融広告史を研究し、その成果を日経広告研究所報に『我が国における金融広告の30年』と題して3回シリーズで連載した(2009年発行の246号〜248号)。

 我が国の金融広告は、1980年代後半に急速に発展しはじめるが、バブル経済の崩壊で低迷を余儀なくされる。90年代後半には再び成長軌道に乗り始め、金融の広告費も増大していった。その後、2007年以降には金商法施行や世界的な金融危機の影響を受けて低迷していく。

 ここでは、金融広告がめざした商品の「見える化」と、金融商品取引法の施行で重要になった「リテラシー・マーケティング」という考え方を意識しながら、研究成果の一部を紹介する。

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エディト風雲20年史/金融ビッグバンで成長加速 未曾有の危機を乗り越えて

 『金融リテラシー研究所』の設立母体となった編集制作会社のエディトは2010年1月17日、創立20周年を迎えた。1990年の創業時から始まったバブル崩壊をものともせず、90年代は2ケタ成長を遂げたが、ITバブルの崩壊と金融不況の影響を受けて、売上高が半減するという絶体絶命のピンチに陥っていく――。

 編集制作会社を起業した意外な理由や、日本初のファンド情報誌創刊の経緯、関連会社の設立と清算。そして20年目にして始めた新たな挑戦『金融リテラシー研究所』まで。その背景にも触れながら、日本の金融・経済の変遷とともに歩んできたエディト20年の風雲史をまとめてみた。

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ニュースレター【金融リテラシー・マーケティング】とは

「リテラシー・マーケティング」とは、投資家のリテラシーをいち早く把握し、そのレベルに合わせた販売手法を確立しようとするものです。金融リテラシー研究所では、投信販売を顧客リテラシーから考えることをテーマに、ニュースレター『金融リテラシー・マーケティング』を季刊で発行しています。

本ニュースレターの制作を行う株式会社エディトは、モーニングスターが発行する金融フリーマガジンを編集している制作会社です。

ご登場していただいた方々の肩書および掲載されている見解は、発行当時のものです。

この記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。又、モーニングスター株式会社が信頼できると判断した内容により掲載しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。