FXCM ジャパン証券株式会社
FXCMの新たなドル投資商品をあなたのポートフォリオへ ダウ・ジョーンズ・FXCM・米ドルインデックス・バスケット(USDOLLAR)FXCMの新たなドル投資商品をあなたのポートフォリオへ ダウ・ジョーンズ・FXCM・米ドルインデックス・バスケット(USDOLLAR)
話し手 FXCMジャパン証券株式会社 代表取締役社長 飯田 和則氏
聞き手 モーニングスター株式会社 代表取締役COO 朝倉 智也
為替の円高を背景に外貨資産に対するヘッジニーズが高まっている
朝倉:
本日は米国NY証券取引所上場、FXCM社傘下のFXCMジャパン証券の代表取締役社長の飯田和則様に、2011年8月に提供を開始した「ダウ・ジョーンズ・FXCM・米ドルインデックス・バスケット」の商品概要とその特徴についてお話をうかがいます。 円相場が史上最高値を更新するなど、為替の円高が進んでいます。投資家のみならず、一般の消費者も為替相場に対する関心が高まっているようです。
飯田氏:
海外旅行に行かれる方にとっては安く海外旅行に行くことができるなど、円高のメリットばかりが強調されています。しかし、株価を見るととんでもなく円高が進んでいることがわかります。製造業の空洞化への懸念が指摘されているように、知り合いのメーカーの社長は海外に工場を持っていかないとこのままでは太刀打ちできないと言っており、日本全体で見ると為替の与える影響がますます大きくなって来ています。 1995年に80円を超える円高がありましたが、その時はドル安阻止について各国金融当局による協調介入が行われて戻りましたが、いまや米国やEUはドル安、ユーロ安を容認しています。ここにきてスイスフランと円が避難通貨という形で買われましたが、さすがにスイス中銀も無条件介入を実施してスイスフランの上昇に歯止めをかけようとしています。一方で日本でも7兆円以上も使って市場介入しましたが、すぐに円高に振れてしまうなど、円だけが独歩高になっています。当面は円安トレンドに戻っていく状況ではないということもあり、投資家だけでなく日本全体が為替の先行きについて非常に関心を持っています。
朝倉:
今や日本全体が為替相場に興味を持っているわけですが、改めて為替市場のしくみをご説明いただけますか。
飯田氏:
為替レートはもともと2国間の通貨の関係によって変化するもので、その時点でこのレートなら交換してもよいと考えるレベルを表しています。為替レートを決める要因は経済力、軍事力、政治力を含めたいわゆる国力・ファンダメンタルズですが、これらに加えて現状はこの通貨なら安全そうだといった雰囲気で相場が動く面もあります。ではなぜ円がこれほど強いかというと、日本国内にいると円についての魅力が語られることは少ないのですが、日本はゼロ金利に近いところで推移しているため金利が高いイメージはありません。しかし、実態として日本はデフレにあり、インフレ率はマイナスであるため、実質金利では米国を上回っています。海外の投資家はこうした点に着目して、ドル売り円買いを行っているのだと思います。 以前であれば強力な軍事力を背景に圧倒的に米ドルが強かったわけですが、いまや群雄割拠の時代となって、どの通貨が強いのかはひとことでは言えない状況です。こうした中で、日本の投資家はどうしても円に対して悲観的な見方が強く、いわゆる外債投資、外貨建て資産をある程度ポートフォリオに組入れる動き、外貨資産に対するヘッジのニーズが最近高まっていると感じます。
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日本のFXに対する認識を変える商品の登場
朝倉:
グローバルアセットアロケーションということですね。円だけでなく様々な外貨に投資する方法は外国債券や外貨預金などいろいろありますが、その中でも外国為替証拠金取引、いわゆるFXのメリットとはどういうところにありますか。
飯田氏:

FXCMジャパン証券株式会社 代表取締役社長 飯田和則氏
FXCMジャパン証券株式会社
代表取締役社長  飯田和則氏

1日の取引高を見ると株式市場は800億ドル程度ですが、それに対して為替市場は4兆7000億ドルと約60倍の規模で取引されています。FXが個人投資家の注目を集めている理由は、このように流動性が非常に高いことがあげられます。また、FXは土日を除いた24時間取引ができる点や、外貨預金に比べて低いコストで売買できる点においても人気を集めていますし、株式のように個別の銘柄や企業情報を把握したり、外貨預金のように国ごとのファンダメンダルを勉強しないと分かりにくいといったこともなく、透明性が極めて高い点も人気の要因になっています。
朝倉:
為替取引というと、円と米ドル、円とユーロというように2カ国間の関係性を把握しなければなりません。投資信託には世界の株や債券にまとめて投資するバスケット取引がありますが、為替取引ではどうでしょうか。
「ダウ・ジョーンズ・FXCM・米ドルインデックス・バスケット」は日本の投資家に向いている
飯田氏:
為替には通貨インデックスというものはありますが、投資信託のバスケット取引のような商品がありませんでした。そこで米国のFXCMグループがダウ・ジョーンズ社と提携して開発した商品が「ダウ・ジョーンズ・FXCM・米ドルインデックス・バスケット」、総称USDOLLARと呼ぶインデックス商品です。この商品は日本の投資家に非常に合うと思いますので、ぜひ紹介させていただきたいと思っています。 USDOLLARは世界の為替市場のなかで最も流動性の高いドル・円、ユーロ・ドル、ポンド・ドル、豪ドル・ドルの4つの通貨ペアで構成されており、米ドルに対して25%ずつ入っています。普通の為替取引であれば、ドル・円が上がるか下がるか、ユーロ・ドルが上がるか下がるかといった、各通貨ペアの投機的な動きに対して非常に細かな分析が必要で、時にはファンダメンタルと乖離した動きになってしまうこともあります。これに対してバスケット取引にする事によって米ドルそのものの目先の動きに対して、今後ドルが強くなるのか、あるいは弱くなるのかに対して投資していただくことで、よりファンダメンタルな要因を背景とした投資が可能になります。一般にFX取引は非常にボラティリティが高いですが、バスケット取引にすればボラティリティは低くなります。中長期的な投資を考えている日本の投資家の方にとっては、中長期でドルの値動きに対して投資をする上で、かつ外貨建て資産のヘッジとしてお役に立てる商品になると思っています。
グラフ:通過
朝倉:
中長期のトレンドを把握しようという投資家にとっては最適な商品なわけですね。
飯田氏:
これまでFX投資は自分には無縁だと考えていた方、あるいはFXはリスクが高いということで敬遠していた方に関心を持っていただきたいと考えています。どちらかといえば若い投資家の方よりも、世の中の流れの中でドルのあるべき姿がどうなっていくのかを考えられる年代の投資家の方に非常に合っていると思います。従来のFX取引とは一線を画した新しい為替投資の商品として認識していただき、為替投資に対するスタンスを見直すきっかけにしていただければ幸いです。
朝倉:
商品の特徴としてボラティリティが低いということと、流動性が高いということをおっしゃられましたが、さらにコストが低いという特徴もあるようですね。
飯田氏:
ダウ・ジョーンズ社と共同開発し、われわれが提供するプラットホームに一つの商品としてのせているので、スプレッド(売値と買値の差)の部分はお支払いしていただきますが、手数料は無料という非常にコストが安い画期的な商品であると自負しています。わずか4つの通貨ペアというと少ない印象を持たれるかもしれませんが、世界の為替取引量の8割を占めている事になります。しかも流動性の高い通貨ペアに限定しているため、流動性が低い通貨ペアを混ぜた場合に比べて、比較的狭いスプレッドでお取り引きいただく事が可能です。
朝倉:
過去の値動きはどうなっていますか。
飯田氏:
こちらのチャートをご覧ください。この商品は2011年1月1日を10000として理論値を算出しています。チャートそのものは値動きを理解していただくために1999年から直近までを表しています。当然ながら右肩下がりのチャネルにきちんと入っています。2001年まではドルが上昇しています。これはユーロが発足以降下落を続け、対円では90円を割れる水準まで下げ、この時点では米ドルはかなり強かったためです。逆に言えば米ドルは2001年から2002年頃をピークにして、以後は長期的な下落が始まったと言えます。特に2001年9月11日の同時多発テロが発生した頃から米ドルの信認が揺らいでいます。そして2008年のリーマンショックで一時急騰しているのがチャートからもお分かりいただけると思います。リスク回避の流れによって米ドルが買われたためですが、直近3年あまりについては、ドルは下落基調が続いています。ただし、必ずしも一方的に下落しているのではなく、上昇と下落を続けながら、基調的には弱い状況になっているといえます。

こういった大きなトレンドの中で、この商品を使いドルが今後強くなると思えば「買い」、弱くなると思えば「売り」をしていただくことで、非常に簡単にドルの今後の価値に対して投資することが可能となります。

グラフ:基準価額の推移
過渡期を迎えた為替市場の中で、グローバル市場にアクセスできる商品提供を目指す
朝倉:

朝倉智也
モーニングスター
代表取締役COO 朝倉智也

今後考えられる、ドル高の要因、ドル安の要因とはどのようなものですか。
飯田氏:
直近で言えば、ドル高要因としては、ギリシャの債務問題をはじめユーロ圏の信用不安によるドルへの資金流入があげられます。もともとユーロは、発足当時はドルと2大通貨圏を築いていくことが期待されていましたが、ここにきて先行きの不安が強くなっていますし、そうした意味ではドルは堅調に推移しています。一方で円との関係でいえばドルの弱さは際立っていますし、金利面でも実質金利は円の方が高かったり、またドルは過去に過去に多量に刷られているため、売られだすと非常に弱くなると考えられます。 どの国も長期的に負債を抱えていて、それに対して抜本的な解決策を打てていないという状況の中で、その時々に応じて弱い通貨を探している状況だと思います。 大きな流れを見ると、1800年代に大英帝国のポンドの信頼が崩れ、1900年代はドルの強さが際立ち、そして2000年以降は新興国が台頭してきたように、現在は世界の通貨地図が変わる過渡期にさしかかっているのだと思います。
朝倉:
最後に御社の概要についてお話しいただけますか。
FXCMジャパン証券が目指す方向性
飯田氏:
FXCMジャパン証券は、FXCMジャパンとODL JAPANが今年7月に合併して誕生した会社です。米国のFXCM社は昨年12月にFX専業会社として初めてニューヨーク証券取引所に上場しました。当社はその日本での出先会社となります。歴史的には新しい会社ですが、日本の投資家にグローバルな市場にアクセスしていただけるような商品を提供していきたいと思っています。その第一歩として、ダウ・ジョーンズ社と共同で開発した米ドルインデックス・バスケットは、今までどちらかといえばハイリスクハイリターンの短期取引をしていた投資家の皆様とは違った、中長期的な投資を考えておられる、外貨建て資産を多くお持ちの投資家のためのヘッジ商品としても十分に活用していただけます。また、ドルの先行きに対しての投資が可能になるという様相も含んだ画期的な商品だと考えています。われわれはこの商品を提供する事によって、日本の市場に対して新たな1ページを開くとともに、FXCMブランドだからこそできるこのようなインデックス商品をもっと世に送っていきたいと考えています。 円に対してもっとバスケット的な商品を提供してほしいというニーズはきっとあると思います。同様に世界の投資家がもっとバスケット的な商品を求めていると思います。したがって、ドルインデックスだけでなく、円インデックスやユーロインデックスといった形で、FXCMグループとしては日本の投資家のみなさんだけでなく、世界中の投資家のみなさんにサービスを提供するという使命があります。そうした流れの中で今後も画期的な商品を提供していきたいと考えています。
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