コモンズ30ファンド クローズアップファンド特集

コモンズ30ファンド クローズアップファンド特集

コモンズ30ファンド

設定・運用:コモンズ投信株式会社

コモンズ30ファンド
コモンズ30ファンド

投資方針
当ファンドは、「コモンズ30 マザーファンド」(以下、マザーファンド)への投資を通じて、実質的にはわが国の大型株を中心に投資を行うアクティブファンドである。銘柄選定にあたっては、4つの「力」(収益力、競争力、経営力、対話力)と「企業文化」の5つの軸を重視し、原則として30銘柄に厳選投資を行う。年1回(1月)決算。

  • 基準日:2017年6月30日
  • モーニングスターカテゴリー:国内株式・大型ブレンド
  • ベンチマーク:なし

モーニングスターの評価ポイント

30銘柄に30年目線で厳選投資、7年連続でカテゴリー平均以下の低リスク

 マザーファンドでは、全上場企業の中から、30年目線で厳選した30銘柄(銘柄数で1%未満)に投資を行う。新規組入・全売却は、企業経営、アナリスト、ファンドマネジャーなど、さまざまなバックグラウンドを持つ6名で構成される投資委員会において、全員一致の合議制で決定される。30年目線の長期投資では、一人のファンドマネジャーの判断は必ずしも正しいとは限らないとの考えに基づく。実際のポートフォリをみると、長期的に企業価値の向上が見込まれ、事業環境の変化にも強い企業を選別しており、結果として、長期的な人口増加が見込まれる世界経済の成長を取り込める日本企業が多く組み込まれている。2017年3月末時点では、30社中19社の海外売上高比率が50%を超えている。

 組入銘柄数は原則として30に限定しているものの、基準価額のぶれ幅(標準偏差)が小さい点が当ファンドの特徴の一つである。実際に、暦年の基準価額のぶれ幅をみると、2016年までの過去7年間のうち、全ての年でカテゴリー平均、6年間で日本株平均をいずれも下回っている(図表1参照)。特に、欧州債務危機下にありカテゴリー平均が下落した2011年のみならず、同平均が上昇した2012年、2014年も基準価額のぶれ幅の小ささはカテゴリーの中で上位5%内となっている。厳選した銘柄に投資を行いながらも、株式市場の上昇・下落のいずれの局面でも低リスクのポートフォリオを構築しており、初めて投資を行う投資家や、保有資産の大きな変動を避けたい投資家などにとっても有望な選択肢の一つとなる。

(図表1)年間の基準価額のぶれ幅(標準偏差)の推移
(図表1)年間の基準価額のぶれ幅(標準偏差)の推移
  • ※国内大型ブレンド平均=モーニングスターインデックス 国内大型ブレンド(単純)、日本株平均=モーニングスターインデックス 国内株式型(単純)
  • 出所:モーニングスター作成

5年保有すれば投資タイミングを問わず年率8%以上のプラス!長期保有を前提に

 一方、暦年のトータルリターンをみると、2016年までの過去7年間のうち、カテゴリー平均を上回ったのは2011年、2014年、2016年の3年間のみ。ただし、2017年6月末時点で保有している30銘柄のうち、14銘柄が2014年以降に上場来高値を更新するなど、保有銘柄の株式市場での評価は一段と高まっており、同月末までの過去3年間のトータルリターン(年率)は12.18%、カテゴリー内で上位8%と、運用成績は大きく向上している。また、設定来の5年トータルリターン(同)の推移をみると、2017年6月までの42カ月の全てで8%以上のプラスとなっている(図表2参照)。投資家は、どのタイミング(月末基準)で投資を開始しても、5年間保有すれば大きなリターンを得られていたことになり、長期投資を前提とするファンドのコンセプトどおりの成果を享受できている。

 このように、長期的に優れた運用成績を上げるファンドでも、短期的なリターンはぶれる場合があり、長期保有を前提に投資を行うことが重要である。例えば、2017年6月末時点において、米国籍の米国大型株アクティブファンドで、20年リターンがトップ100に入るファンドであっても、過去10年間で対カテゴリー平均での全勝はなく、8年以上上回ったファンドも1割にとどまる。つまり、米国でトップクラスの運用実績を誇るアクティブファンドであっても、常に勝ち続けることの方がまれであり、短期的な勝ち負けにとらわれすぎて投資をやめたり、中断してしまうと、その後の大きな成果を取り逃す可能性がある点には注意したい。

(図表2)当ファンドの5年トータルリターンの推移
(図表2)当ファンドの5年トータルリターンの推移
  • 期間:2009年1月から2012年6月(月次)
  • 出所:モーニングスター作成

★★★★★を5カ月継続中、他資産との組み合わせも有効

 当ファンドのモーニングスターレーティング(総合)は、レーティング付与対象となった2012年1月から2017年6月までの過去66カ月間の全ての月で3ツ星以上、直近は5カ月連続で5ツ星を獲得している。マザーファンドでは、投資対象銘柄を30銘柄に限定しながらも、一貫してリスクを抑えたポートフォリオを構築しており、かつ、運用成績も向上していることが、5ツ星の獲得に寄与している。また、一般的にファンドの信託報酬は、純資産額が増加しても一定の場合が多いが、当ファンドは純資産額が500億円、1000億円超などの段階的に定められた額を上回る部分については、信託報酬が引き下げられる仕組みとなっている。ファンドに資金が集まるほど、投資家は実質なコスト負担が低くなるように設計されており、長期投資向けの商品設計となっている。

 このように優れた運用成績と長期投資向けの商品設計の双方を備える当ファンドは、つみたてNISAの対象商品としても認定を受けている。こうした非課税制度などを通じて新たに長期投資を検討している投資家のみならず、既に投資経験がある投資家にとっても魅力的な投資対象となる。例えば、当ファンドは国内債券や先進国債券(為替ヘッジあり)との価格連動性が低い(図表3参照)。つまり、大きな価格変動をさけるためにこれらの資産を中心に投資を行ってきた投資家であれば、当ファンドをあわせて保有することで、保有資産全体の中ではお互いの価格変動が打消しあうようになり、分散投資の効果が発揮されやすいことになる。また、先進国や国内のREIT、新興国債券などの高利回り商品を中心に投資を行ってきた投資家も、価格連動性が高い同種のファンドよりも、当ファンドとの組み合わせを選択した方がポートフォリオ全体のリスク低下には有効である。

(図表3)当ファンドと他資産の相関係数
(図表3)当ファンドと他資産の相関係数
  • ※相関係数は、2017年6月末時点における当ファンドと、以下の各モーニングスターカテゴリーインデックス(単純)の5年月次リターンに基づく
  • ※国内中型株=国内中型ブレンド、バランス=バランス・バランス型、北米株式(ヘッジなし)=国際株式・北米(ヘッジなし)、海外REIT(ヘッジなし)=国際REIT・グローバル・除く日本(ヘッジなし)、新興国(単一国)債券(ヘッジなし)=国際債券・エマージング・単一国(ヘッジなし)、国内REIT=国内REIT、海外債券(ヘッジあり)=国際債券・グローバル・除く日本(ヘッジあり)、国内債券=国内債券・中長期債
  • 出所:モーニングスター作成
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