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投信エキスポ2016投信エキスポ2016

特別講演 第8部

「ロボアド」は正しいのか?

  • 三菱UFJ国際投信株式会社
    取締役商品部門副部門長 
    代田 秀雄氏

 三菱UFJ国際投信の取締役商品部門副部門長の代田秀雄氏は、「『ロボアド』は正しいか?」をテーマに講演し、資産形成層向けに普及するロボットアドバイザーの現状と、その活用のポイントについて解説した。講演の要旨は以下のとおり。

日米で普及する「ロボアド」を活用した「eMAXIS 最適化バランス」

 今年6月に米モーニングスターが開催したカンファレンスに参加したが、そこで「ロボアド(ロボットアドバイザー)の普及」が大きな話題になっていた。

 三菱UFJ国際投信にはノーロードのインデックスファンドシリーズ「eMAXIS」を提供している。「株式」「債券」「リート」「バランス」「その他」の投資対象資産に対し、国内、先進国(除く日本)、新興国の投資対象地域の商品を揃えている。全31本のシリーズだ。この中のバランスファンドに「最適化バランス」5本があり、ロボアド「ポートスター」が例示対象とするファンドになっている。

 「eMAXIS」シリーズは2009年にスタートしているが、第一世代はポートフォリオのパーツを提供し、第二世代は1本でポートフォリオの完成をめざすバランス型ファンドの提供。そして、第三世代として、商品の選択に迷うお客さまへのソリューションの提供をめざすのが、ロボアド機能を活用する「最適化バランス」シリーズだ。

図表1:eMAXISシリーズのラインアップの変遷

図表1:eMAXISシリーズのラインアップの変遷
  • ※ 上記は、三菱UFJ国際投信が想定するeMAXISシリーズのラインアップ展開についてのイメージです。

 「eMAXIS」はシリーズで2,348億円の残高となり、取扱い販売会社も50社に拡大している。

ロボアド「ポートスター」はリスク許容度診断に特化し5段階の水準を示す

 「ロボアド」とは、簡単な質問に答えると、自動的にその人に合った資産配分の提示等を行う資産運用のツール。2つの機能に分けられ、ひとつは、お客さまが許容しうるリスク量と、そのリスクに基づく資産配分をアドバイスする「リスク許容度診断」。もうひとつは、お客さまの情報に基づいて、お客さまの投資目的に応じた取引をアドバイスする「適合性診断」の機能だ。この適合性診断については、入力する情報も多く、分析は難しいが、既に販売会社において、お客さまの情報に基づいたリスク判断能力等の診断は行われている。そこで、運用会社が提供するロボアド「ポートスター」では、リスク許容度診断に絞って、サービスを提供している。

対談用写真

三菱UFJ国際投信株式会社
取締役商品部門副部門長

代田 秀雄氏

 たとえば、「ハイリスク・ハイリターン」といっても、そのリスクの水準やリターンのイメージは、お客さまごとに違う。また、運用期間、単年度での損失率の許容水準なども、一人ひとり違うため、「ポートスター」は、ひたすらお客さまの求めるリスク・リターンの水準を具体化することに絞って質問を出し、最終的に、お客さまのイメージするリスク・リターンに最も近いファンドを、5つのファンドから選んで提示する。

 「最適化バランス」で揃えた「マイゴールキーパー」「マイディフェンダー」「マイミッドフィルダー」「マイフォワード」「マイストライカー」の5つのファンドは、サッカーのポジションになぞらえて、最も守備的なゴールキーパーから、積極的にゴールを狙うストライカーまで、リスク・リターンが5段階で異なるバランスファンドだ。

 たとえば、トヨタ自動車の株式のリスク・リターン、新興国株式のリスク・リターンなどそれぞれに異なるが、「最適化バランス」は株式や債券などの組み合わせによって、5段階のリスク・リターンを実現している。

図表2:各資産のリスク・リターン(年率)

図表2:各資産のリスク・リターン(年率)
  • 【ご参考】
    図表※1〜5の各指数をベンチマークとするファンドは以下の通りです。※1 マイゴールキーパー ※2 マイディフェンダー ※3 マイミッドフィルダー ※4 マイフォワード ※5 マイストライカー
  • ※ 赤丸で表示している各資産のリスク・リターンは「最適化バランス指数」を使用しており、ファンドの運用実績を示すものではありません。
  • ※ 海外資産および海外株式・個別銘柄は円換算ベース
  • ※ 先進国債券・・・シティ世界国債インデックス(除く日本)、新興国債券・・・JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイド、新興国株式・・・MSCI エマージング・マーケット・インデックス、米国株式・・・S&P500株価指数、中国株式・・・上海総合指数、インド株式・・・インドBSE・SENSEX指数、ブラジル株式・・・ブラジルボベスパ指数、Jリート・・・東証REIT指数、米国リート・・・FTSE NAREIT All Equity REITs Index
  • ※ 個別銘柄に関しては、各市場において上位にある銘柄を一例として挙げています。(2016年7月末時点)
  • ※ 上記は、過去の実績・状況であり、将来の運用状況・成果等を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。
  • 期間:2010年9月末〜2016年7月末
  • 出所:ブルームバーグ社のデータより三菱UFJ国際投信作成

「最適化バランス」は5段階のリスク水準に沿ってリバランスも実施

 「ポートスター」の診断結果が合理的なものであるのかを検証してみる。2016年3月にスタートし、すでに販売会社17社で活用していただき、8月までに8万5,000件を超えるアクセスがあった。その分析結果をみると、ミドルリスク・ミドルリターンの「マイミッドフィルダー」が一番多く、比較的きれいな山形の結果になっている。リスクがもっとも低い「マイゴールキーパー」、また、リスクが高い「マイストライカー」が診断結果に出る確率は低くなっているので、おおむね投資家の方々の状況を反映した合理的な結果になっているように感じられる。

 また、診断結果を銀行と証券会社のお客さまで分けて見ると、「マイミッドフィルダー」がもっとも高く、その他のファンドの比率も、ほぼ変わらない結果になっている。販売会社によらず、お客さまのリスク許容度は、それほど変わらないこともわかる。

 「ポートスター」は5つの質問に答えるだけで、リスク許容度に応じた5種類の資産配分の中から、もっともふさわしいファンドが分かる。バランスファンドの中で、何を選べば良いのかを示す機能だ。そこで選択された「eMAXIS 最適化バランス」は1本で資産配分を行う低コストのバランスファンドになっている。しかも、目標リスク水準に沿ってリバランスも行うため、手間なしで、目標リスク水準に沿った運用が継続できる。資産形成の手段としてぜひ、ご検討いただきたい。

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