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「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド」(愛称:対話の力)」の魅力に迫る!! 「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド」(愛称:対話の力)」の魅力に迫る!!

 今後の日本株の先行きを占う上で企業の「稼ぐ力」への関心が高まっている。また、企業の「稼ぐ力」を向上させる上で投資家が果たすべき責任も問われるようになってきた。こうした中で注目を集めるのが、経営陣との対話を通じた企業価値の向上によりリターンを追求する「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド」(愛称:対話の力)だ。当ファンドのコンセプト、設定来の運用状況、対話の秘訣などについて、当ファンドを運用するスパークス・アセット・マネジメント(以下、スパークス)の阿部修平代表取締役社長にモーニングスターの朝倉智也代表取締役社長が話を聞いた。対談の概要は以下の通り。

設定来では「70点」、企業との対話めぐる風潮に変化

 「対話の力」はスパークスが株主の立場から、投資先企業と対話することで企業価値と投資リターンを上げることを目指す投資信託だ。当ファンドについて、朝倉社長は対談の冒頭、「『対話の力』は設定から約2年が経過したが、ファンドを取り巻く現状とファンドの運用に点数をつけるとしたら何点か」と聞いた。阿部社長は、「合格点を70点とするならば、70点ぎりぎりかなと思う」と返答。「長い間持ち合いの仕組みで守られてきた日本の会社が、これから資本主義を体現する新しい時代に入っていくことを、このファンドを通じて投資家の皆さんに分かっていただきたい。その目的に向けて一歩一歩歩んでいるという意味で合格点には達したものの、まだ十分に投資家に分かっていただけていない部分も多い」と、及第点とした理由を述べた。

 阿部社長は、企業との対話をめぐる風潮に変化を感じているという。朝倉社長が「この変化は阿部社長が30年近く投資運用の仕事されてきた中で初めての経験か」と聞くと、阿部社長は「かつては企業に対話を申し出る株主は良い受け止め方をされなかったが、いまは話しをすると、まっすぐに受け取っていただける時代が来たと感じている」と答えた。

 阿部社長によると、数年前は、キャッシュフローが潤沢で過去に築き上げた流動性資産がある成功企業の経営者に「これ以上現金を積み上げれば、究極的にはROE(株主資本利益率)が低下し、株主が得るべきリターンの低下につながる」と話すと「それは株主から言われる筋合いのことではない」との反応が多かった。しかし最近では「どのように今後株主に還元していくべきかを、一緒に考えていきたい」という反応に変わってきたという。

阿部 修平氏
阿部 修平
スパークス・アセット・マネジメント
代表取締役社長

 また一部の経営者、特にそのポジションに非常に長くいる「大先輩」には昔ながらの対応をされることがあるというが、そのときは「私どもの運用しているお金は何万、何十万人という高齢者が、将来の生活の糧にしようと思って託している。社長以上に私は、私がやっていることに信念を持っている」と話すのだという。「そういう社長であっても、私が繰り返す苦言をしっかりと受け止めていただける関係ができつつある」と、前進を感じているとした。

 また、朝倉社長が「阿部社長は投資家も『靴を脱がなければならない』という提言をされているが、投資家の側はどう変化すべきと考えるか」と問いかけたのに対して、阿部社長は、「外国の方が日本で家に上がるとき、欧米ではそうではなくてもしっかり靴を脱いで並べて、一礼をして入るのが礼儀。国によって色々な文化、作法があるように、会社にもそれぞれ歴史、物語がある。投資家として会社を見る際に、多くの方が一生懸命作ってきた歴史、一人一人の人生にしっかり思いをはせることが大事だ。その上で『私たちはこう考えます』と話すようにしている」と答えた。

朝倉 智也
朝倉 智也
モーニングスター株式会社
代表取締役社長

潜在的価値の顕在化へ、株主還元などじっくり対話

 対話を通じた企業価値の向上というユニークなコンセプトを掲げる「対話の力」だが、実際の運用はどうだろうか。組入上位企業を見ると、2016年7月末時点でのトップは森永製菓だ(図表1参照)。2016年に入り上場来高値水準で株価が推移する森永製菓とスパークスは、友好的な対話を続け、その価値が大きく花開いたとされる。

図表1:「対話の力」の組入上位企業

(銘柄数:23) 基準日:7月29日 ※
銘柄 比率(%)
1 森永製菓 6.7
2 サンゲツ 6.6
3 ヤマハ 6.6
4 オカモト 5.6
5 帝国繊維 5.1
  • 出所:スパークス・アセット・マネジメント

 阿部社長は森永製菓について、「日本のコンビニエンスストアで販売されているチョコレートの味は、世界のよく知られたブランドのチョコレートと大差はない。さらに日本はデフレで長いこと価格が抑えられていて、極端な例でいうと10分の1くらいだが、今後、グローバルにこうした価格差は解消していく」と指摘。同社については、製品にグローバルな競争力があり、立派な経営者によって経営されていることを確かめ思い切って投資を決めたとして、「ポートフォリオの中で非常に大きな成功をおさめた例だ」とした。

 一方で、阿部社長は、20社を超える投資先企業の中には、まだ潜在的な価値を顕在化できていない企業も多く、じっくりと対話を続けていくと話した。阿部社長は、「価値が顕在化しない企業というのは、ROEがまだ十分なレベルではなく、バランスシートに多額の現金を持っていて、キャッシュフローのビジビリティが高い(予見しやすい)企業だ」と説明。そのような場合、現状の株主還元策では現金だけが増えていくだけだと指摘し、改善を議論するという。

 純資産に対して大幅に割安な会社も多いとされるが、こうした割安に放置されている状況は同社が将来の株主還元策について議論するなど対話を通じて1〜3年間で解消するとして、それによってファンドは安定したパフォーマンスが得られると阿部社長は説明。「これからファンドに投資にする方にとっては、非常におもしろい会社がポートフォリオに組み込まれていると自負している」と話した。

設定来で良好なパフォーマンス、TOPIXやカテゴリー平均上回る

 「対話の力」のパフォーマンスは良好で、2016年8月末時点での設定来のリターンは10.32%と、TOPIXとの比較では約13ポイント上回っている(図表2参照)。当ファンドは2016年7月末時点でモーニングスターカテゴリーの「国内小型ブレンド」に属しているが、設定来のリターンはカテゴリー平均も約9ポイント上回っている。また、朝倉社長は、「対話の力」の魅力として、「ユニークなコンセプトに加えて、スパークスの優れた運用力も挙げられる。スパークスの運用する日本株ファンド9本のモーニングスターレーティング(※)別の比率を見ると、4ツ星以上が5割を超えている」(図表3参照)と指摘した。
※モーニングスターレーティング:リスク調整後のリターンが、カテゴリー内で相対的にどのランクに位置するかを星印で示したもの。1ツ星から5ツ星まで5段階のランクがあり、星の数が多いほど過去の成績が良かったことを示す

図表2:「対話の力」のパフォーマンス

図表2:「対話の力」のパフォーマンス
  • 出所:スパークス・アセット・マネジメント、ファクトセット
  • ※基準価額は信託報酬・実績報酬控除後です。
  • ※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等をお約束するものではありません。
  • ※決算期に収益分配があった場合のファンドのパフォーマンスは、分配金(税控除前)を再投資することにより算出される収益率です。従って実際の投資家利回りとは異なります。

図表3:スパークス・アセット・マネジメント運用日本株ファンドのレーティング分布

図表3:スパークス・アセット・マネジメント運用日本株ファンドのレーティング分布
  • ※国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETFなど除く)が対象
  • ※未付与は設定から3年未満
  • ※2016年7月末時点
  • 出所:モーニングスター作成

グローバルに株式の期待リターン下がる中、
日本はおもしろいポジションに

 阿部社長は最後に、今後の日本の株式市場の展望として、「日本の株式市場はこれから本格的にグローバルに株式の期待リターンが下がっていく中でおもしろいポジションにいる」との見方を示した。日本企業の経営者が資本の効率性を上げることに覚醒し、株主とともに次の時代の会社を築くことに本腰を入れていく会社に着目しているといい、「ビジネスの質が高く、立派な経営者によって経営されているものの、財務的な視点ではやれることがまだたくさんある会社に投資していく」と説明。「これからも広くご賛同を得られるようにパフォーマンスを立派な形にしながら、メッセージを発信していく」と述べ、さらなる飛躍への意気込みを示した。

■当ファンドに係るリスクについて

当ファンドは、主として国内の株式などの値動きのある有価証券に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。
従って、投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金を割り込むことがあります。
ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信託は預貯金と異なります。
※基準価額の変動要因(投資リスク)は、上記に限定されるものではありません。詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

■当ファンドに係る費用について

当ファンドに係る費用(料率)は以下のとおりです。

  • 直接ご負担いただく費用
    購入時手数料:上限3.24%(税込)
    換金手数料:なし
    信託財産留保額:0.3%
  • 投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
    信託報酬:1.836%(税込)
    実績報酬:計算期間を通じて毎日、前営業日の基準価額(1万口当たり)がハイ・ウォーター・マークを上回った場合、当該基準価額から当該ハイ・
    ウォーター・マークを控除して得た額に21.6%(税込)の率を乗じて得た額に、計算日における受益権総口数を乗じて得た額を計上します。
    ※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。

商 号 等/スパークス・アセット・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第346号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、
一般社団法人日本投資顧問業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会

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