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17年上期の業績進捗は海外が牽引し順調に推移、通期も事業上は当初の予想を据え置き

 クロス・マーケティンググループ(3675.JQ)はマーケティングリサーチを中心に、アプリ開発、Webサイト構築、プロモーションサービスなど総合マーケティング事業を手掛ける。積極的なM&A(企業の合併・買収)を実施してシナジー(相乗)効果を追求するとともに、各事業が順調に推移していることで、今後の成長期待は大きい。

17年上期の営業CFは11億円を超え、過去最高。16年通期の営業CF4億円を大きく上回る

 一方、同社は8月14日に今12月期業績予想の修正を発表した。これは、2014年11月に取得した子会社Kadence International Business Research Pte.Ltd.(Kadence社)における株式譲渡契約に基づいて、今期業績に株式取得対価の追加支払いによるのれん償却費、減損損失を計上することが影響するからだ。

Kadence社の追加支払いの影響を早期に取り込み、来期以降の成長へ向けた動きをスタート

 Kadence社は英国(ロンドン)で事業を開始し、米国(ボストン)、インド、インドネシア、シンガポール、ベトナム、中国(香港)、UAE(ドバイ)の8カ国(株式取得時)においてマーケティングリサーチ事業を展開する。同社は株式取得対価として、株式取得時(14年11月)に約1400万USドルを、さらに15年6月期〜17年6月期の業績に基づき最大で約1500万USドルを追加的に支払う契約となっていた。

 この追加支払いについて、当初は金額の確定まで相当な時間を要し、来期に持ち越す見込みだった。しかし、Kadence社の業績が非常に好調だったこともあって、今期上期の利益進ちょくが予想を上回っていることもあり、追加支払い額の交渉に時間、コストを費やすより同契約に基づく支払いを速やかに終了させ、いち早くKadence社を新しい成長軌道に乗せることがグループ全体にとって有益と判断した。

Kadence社における追加支払いによって発生した追加費用は特殊要因のため、期初予想していた配当金額を維持

 今期業績において、海外リサーチ事業の牽引により、事業上の営業利益は当初予想を上回る水準で見込んでいるものの(下図参照)、Kadence社の株式取得対価の追加支払いによるのれん償却費2億6400万円、減損損失2億1600万円を計上する。今期の売上高予想は期初から変わらず173億5000万円(前期比8.6%増)だが、純損益に関しては上期に計上したKadence Hong Kongにおける減損損失6200万円の影響も含め2億5100万円(従来予想8億2500万円)を見込んでいる。
 なお、特殊事情による業績予想の修正のため、配当は6.5円(中間3.25円、期末3.25円)で従来予想を変更しない。

図
  • 出所:クロス・マーケティンググループ会社資料より

株式会社クロス・マーケティンググループ
株式会社クロス・マーケティンググループ

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