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国際株式(グローバル)型 部門 最優秀ファンド賞

フィンテック革命が世界を変える
〜グローバル・フィンテック株式ファンドのご紹介〜

受賞ファンド名:グローバル・フィンテック株式ファンド

  • 日興アセットマネジメント株式会社
    資産運用サポート部 チーフアドバイザー 
    先山 哲也氏

良好なパフォーマンスの背景にあるフィンテック革命

 「グローバル・フィンテック株式ファンド」のパフォーマンスは、2016年12月16日(設定日)を100とした場合、世界株式118、日本株式120、世界株式の中のITセクター135に対し、ファンド144と良好でした。この好調なパフォーマンスの背景には、世界でフィンテック革命が起こっているからだと考えています。

 たとえば、アマゾンの会長であるジェフ・ベゾス氏が保有するアマゾン株式の株価上昇によって世界一の富豪になったと話題になりました。なぜ、アマゾンなのでしょう? 実はアマゾンは、フィンテック企業だからです。アマゾンのフィンテックとは、「ワンクリックボタン」です。ワンクリックボタンとスマートフォンがあれば、いつでもどこでも買い物ができるのです。これがフィンテックの本質です。お金のやりとりは、面倒なことですが、フィンテックの技術によって、そのストレスをゼロにしてしまう。または、お金の支払いそのものを楽しくしてしまう。このことによって、消費者は、より多くの消費をするようになる。これがフィンテック革命の本質です。

 わたしたちは、今世界では2大革命が進んでいると考えています。「フィンテック革命」と「ロボティクス革命」です。この2大革命が世界経済の成長をけん引しているのです。

 そもそも経済(GDP)とは、モノやサービスの生産と消費ですが、消費とはモノやサービスをお金と交換することです。ロボティクスが生産性の向上を促してモノやサービスの生産を拡大し、フィンテックがお金の支払いをスムーズにして消費につながっているという関係です。結果、GDPが増えて、株価も上昇するということが起こっていると考えています。

図表1:世界のGDPと株価指数の推移

図表1:世界のGDPと株価指数の推移
  • ●世界のGDP:IMF「World Economic Outlook Database, April 2017,世界の株式:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス TR米ドルベース
  • ●ロボティクス関連企業:ROBO Global Robotics and Automation UCITS指数 米ドルベース,フィンテック関連企業:ファクトセット・グローバル・フィンテック・インデックス(配当込)米ドル建て
  • ※ グラフ・データは過去のものであり、将来を約束するものではありません。
  • 出所:信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成

 世界のGDPが拡大することに伴って、世界の株価も上昇してきました。すでに、フィンテック関連やロボティクス関連の株価は主な株価指数よりも値上がりしていますが、今後も関連企業の成長によって一層の株価の上昇が期待されています。

 尚、当社では、ロボティクスに着目したファンドとして「グローバル・ロボティクス株式ファンド」「ジャパン・ロボティクス株式ファンド」を運用しています。「グローバル・ロボティクス株式ファンド」はモーニングスター社からファンドオブザイヤー2016の優秀ファンド賞を、「ジャパン・ロボティクス株式ファンド」はファンドオブザイヤー2017の優秀ファンド賞を、それぞれ受賞しています。

対談用写真

日興アセットマネジメント株式会社
資産運用サポート部 チーフアドバイザー

先山 哲也氏

 フィンテックは、国策として各国で様々な取り組みが進んでいます。日本では、金融機関とフィンテック企業との連携を後押ししています。アメリカでも基準を満たしたフィンテック企業には規制を緩和しています。EUではフィンテック企業が金融機関のデータを利用しやすくする法整備が進み、各国とも法案が整備されています。

世界経済の構造変化がフィンテックの成長を促す

 フィンテック(Fintech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を合成した言葉で、最新の情報技術を活用した、まったく新しい金融サービスをさします。モバイルペイメント、オンライン融資、仮想通貨、既存業態との融合(配車サービス、民泊など)など様々な活用が進んでいます。

 モバイルペイメントですが、中国の都市部ではスマホだけで決済ができるため現金を持ち歩かなくても生活ができます。また、アメリカでは「アマゾンGo」という新しい決済の仕組みが実験されています。現在、Eコマースは消費全体の8%に過ぎません。アマゾンGoのような決済手段が実店舗で活用されるようになると、アマゾンには更に大きな成長余地が生まれます。

 アーク社によると2015年のモバイルペイメントの市場規模は126兆円程度ですが、2025年には5,870兆円と46.6倍に拡大すると予想されています。まだまだ黎明期であり、今後、爆発的に普及することが見込まれています。

 フィンテック急拡大の背景には世界経済の構造変化があります。たとえば、先進国で進むシェアリングエコノミーは、豊かになった国々は、モノを所有するよりも必要な時だけ使えれば良いという考え方を具体化したもので、配車サービスや民泊などが成長していますが、これらはフィンテックの技術があってこそ実現できるサービスです。配車サービスは、車に乗り込む前に行きたい場所を入力しておくと、車に乗った段階で、一言も口を利かなくても決済ができてしまいます。シェアリングエコノミーの一番のストレスは、見ず知らずの他人とお金のやり取りをすることですが、モバイルペイメントで支払いのストレスがなくなります。

 また、ミレニアル世代といわれる1980年代〜2000年頃に生まれた世代は、デジタルネイティブといわれ、生まれた時からインターネットが当たり前だった世代で、金融機関の店舗に行くことを好みません。フィンテック以外は使わないといえるような世代なので、彼らの成長に伴って、フィンテックが当たり前に使われるようになると考えられます。

 さらに、新興国の金融サービスの需要が急拡大しています。消費ニーズが高まる中、金融インフラは未整備です。ただ、携帯電話やスマートフォンは行きわたっていますので、フィンテックによって金融サービスを使うことが当たり前になってきています。

 また、今後の成長を期待して世界のフィンテック関連分野への投資金額は大幅に伸びています。2020年には2015年の2倍以上の投資になる見通しです。

大きな成長が期待されるフィンテック関連企業

 関連企業の業績の伸び、EPSの伸びによって、フィンテック関連企業の株価も上昇が期待されます。これまでも世界株式を上回る株価上昇を実現してきましたが、今後はEPSの高い伸びに従がって、一段と上昇していく期待があります。

図表2:フィンテック関連企業の業績見通しと株価推移

図表2:フィンテック関連企業の業績見通しと株価推移
  • ●フィンテック関連企業:ファクトセット・グローバル・フィンテック・インデックス(配当込、円ベース)、米ドル建ての指数を日興アセットマネジメントが円換算。
  • ●世界株式:MSCI ACワールド指数(配当込、円ベース)、米ドル建ての指数を日興アセットマネジメントが円換算。
  • ●ファクトセット・グローバル・フィンテック・インデックスはファクトセット社が開発した、世界のフィンテック関連企業の株式で構成された指数であり、同指数の(配当込、円ベース)は「1年決算型」、「年2回決算型」の参考指数です。
  • ●上記は当ファンドのパフォーマンスを示すものではありません。
  • 出所:信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
  • ※ 上記グラフ・データは過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

 最後に、ファンドの実質的な運用を担っているアーク社をご紹介します。2014年に設立された新しい会社ですが、アナリストの大半がシリコンバレーの企業の出身という技術に強い会社です。新しい技術の勝ち組を見分ける優れた目を持っています。

 世界経済の成長のけん引役であるフィンテックとロボティクス。これに関連する株式に投資するファンドを資産運用にご活用いただき、ますます便利になる世の中の変化と長期的な投資成果を楽しみにしていただければ幸いです。

セミナーで使用した動画はこちら

※日興アセットマネジメント株式会社のページへ移動します。

※採録記事内に掲載されている個別企業名は、当ファンドの組入銘柄について将来の保有を約束するものでも売買を推奨するものではありません。また当ファンドが組み入れる銘柄などのパフォーマンスを示唆するものでもありません。

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