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高利回り債券型 部門 最優秀ファンド賞

身近になった東南アジアの大国インドネシア
〜インドネシア債券投資の魅力〜

高利回り債券型 部門 最優秀ファンド賞:国際インドネシア債券オープン(毎月決算型)『愛称:ペランギ』

  • 三菱UFJ国際投信株式会社
    債券運用部(エグゼクティブ・ファンドマネージャー) 
    樋口 達也氏

アセアンの大国インドネシアは若く成長期待が高い

 当社は2009年からアジア債券の運用を本格化しています。「国際インドネシア債券オープン(毎月決算型)(愛称:ペランギ)」は、2011年12月の設定で、6年の運用実績があります。主にインドネシアの国債に投資するファンドです。インドネシア国債に投資することは、インドネシアそのものに投資することです。ぜひ、インドネシアにも詳しくなっていただきたいと思っています。

 アジアの中でも存在感を高めるインドネシアは、アセアン(東南アジア諸国連合)の総人口のうち全体の40%を占め、2位グループのフィリピン、ベトナムの2倍以上という人口が大きな国です。インドネシアは、アセアンの中でも人口が大きな国です。

 また、名目GDP、経済の規模の成長率をみると、これまでの実績もこれからの予測もアジアの中で大きく、今後の成長も期待されているアセアンの大国のひとつです。

 インドネシアの実質GDP成長率は2000年以降、概ね5%の成長を続けています。今後も5%以上の成長率が期待されています。経済成長力が大きな国です。また、過去を見ると、2009年頃にリーマンショックの世界的な金融危機の時にはマイナス成長の国も少なくなかったのですが、その時も4%成長を維持できた底力があります。

図表1:アジアの中でも存在感の高まるインドネシア

図表1:アジアの中でも存在感の高まるインドネシア
  • ※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

 インドネシアの人口の年齢構成は、15歳から64歳までの生産年齢人口が全体の67%、65歳以上は5%という若い国です。この比率は2050年になっても、ほとんど変わらず生産年齢人口が非常に高くなっています。今後しばらく、安定成長が期待されると思います。ちなみに日本では、生産人口比率は60%くらいですが、65歳以上の高齢者の比率が27%と、インドネシアの5倍くらいいます。インドネシアは人口構成の上からも、今後の成長が期待できる国ということができます。この成長に期待して海外から資金が投資されてきています。

 天然資源も豊富です。輸出の35%は天然資源が占めています。ヤシの実からとれる食用や石鹸などに使われるパームオイルは輸出総額の約10%を占め、生産量は世界一です。石炭や天然ガス、原油など、燃料関係の資源で日本も輸入をしていて、関係の深い国です。石炭の生産量は世界で第5位、天然ガスは12位になっています。豊かな天然資源のある国です。

対談用写真

三菱UFJ国際投信株式会社
債券運用部(エグゼクティブ・ファンドマネージャー)

樋口 達也氏

インドネシアの国債

 インドネシア国債については、2006年ごろは、Ba1やB1という低い格付けでした。その後、財政の改善、また、経済政策が評価されて、最近はBBB(Baa3)以上の投資適格債になっています。投資適格ゾーンに入ってきましたので、この債券に投資できる投資家が、世界中でグンと増えました。格上げされたことによって、海外からの投資も増えています。海外投資家によるインドネシア国債の保有残高は2009年から右肩上がりにどんどん増えています。概ね過去8年ほどで8倍くらいに増えています。また、保有比率は、以前は10%台でしたが、現在は40%を超えています。

 インドネシア債券の投資家は、その中身も大きく変わりました。当社が投資し始めた2009年頃は、インドネシア債券に投資しているのは、ヘッジファンドくらいしかいませんでした。売ったり買ったり足の速い投資家でした。現在では、年金資産を運用するような機関投資家、また、投資信託を運用する機関投資家などが入ってきて、市場も安定しています。

 インドネシアの国債市場規模は、2008年1月から2018年1月まで10年間で13.3倍になりました。機関投資家にとっては市場規模が増えると、売買コストが安くなったり、売り買いがしやすくなります。また、株式市場の規模よりも、国債市場の規模が大きいのが現状です。インドネシアは債券が主導して通貨変動に影響しています。韓国や台湾は、株式市場が大きいので、通貨に影響することがありますが、インドネシアは債券が中心です。

 ファンドの愛称「ペランギ」は、インドネシア語で「虹」という意味です。実際に「ペランギ村」があり、色彩豊かな街並みをしています。

「ペランギ」の注目ポイント

 インドネシア国債は5年債で、18年1月末時点で5.8%程度の利回りがあります。良好なインドネシア経済を背景に、GDP成長率は5%超で安定して高く、インフレ率は3%台で安定しています。債券で投資していても十分に収益をあげられる環境です。

 今回のファンドオブザイヤー2017の高利回り債券部門で最優秀ファンド賞を受賞しました。その理由として、昨年のパフォーマンスは、インドネシア債券ファンドの中でトップでした。加えて、リターンは4年連続でカテゴリー平均を上回るパフォーマンスを残していること。また、当社は新興国債券の単一国のファンド運用でレーティングがトップの成績になっていることも評価の対象となりました。

 「ペランギ」は、主にインドネシアの国債、国際機関債に投資しています。基準価額は、分配金再投資込みで設定来騰落率が35%になっています。

 インドネシアは国として、投資先として魅力があります。インドネシア債券に投資する「ペランギ」を投資先の一つとして検討していただきたいと思います。

図表2:「ペランギ」の基準価額等の推移

図表2:「ペランギ」の基準価額等の推移
  • ・基準価額(1万口当たり)は、信託報酬控除後のものです。
  • ・課税前分配金再投資換算基準価額は、当ファンドの公表している基準価額に各収益分配金(課税前)をその分配を行う日に全額再投資したと仮定して算出したものであり、三菱UFJ国際投信が公表している基準価額とは異なります。
  • ・上記は、あくまで過去の運用実績であり、将来の投資成果をお約束するものではありません。
  • ・ファンドの騰落率は、各収益分配金(課税前)をその分配を行う日に全額再投資したと仮定して算出しています。したがって、各期間の騰落率と実際の投資家利回りは異なります。
  • ・設定来のファンドの騰落率は当初設定価額(10,000円)を起点として算出しています。
  • ・上記分配金は過去の実績であり、将来の成果をお約束するものではありません。
  • ・収益分配金は一定の分配金額をお約束するものではなく、委託会社の判断により、分配を行わない場合もあります。
  • ・第1期(2012年1月)、第2期(2012年2月)の決算時は分配を行いませんでした。
  • ・上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

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