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特別講演 第2部

国内中小型株式で資産形成を! 〜ニュー・コアという考え方〜

  • SBIアセットマネジメント株式会社
    代表取締役社長
    梅本 賢一氏

コア・サテライトに「ニュー・コア」という考え方を

 資産運用を案内している多くの銀行や証券会社では、「コア・サテライト」の話をされています。資産の70%程度をコアとして、安定的な資産を中長期的に持ちましょうと。例えば、インデックス型やバランス型の商品を提案しています。これまで国内中小型株については、サテライトとして、少しの資金で投資をしましょうという話が中心だったと思います。

 ここでは、「ニュー・コア」という話をしたいと思います。国内中小型株を投資の中心(ニュー・コア)として考えていただきたいのです。

 先進国の代表としてのアメリカと、新興国の代表としてのインド、それぞれの代表的な株価指数の動きをみると、どちらも右肩上がりで推移していることがわかります。ただ、上昇の勢いはインドの方が急角度になっています。

 いろいろな国にそれぞれ株式市場はありますが、株式市場はその国の経済の鏡です。国全体が成長する国の株式市場は成長します。時価総額が大きくなっていくのです。実際に、アメリカとインドのGDP(国内総生産)の推移をみてみると、それぞれ成長していることがわかります。アメリカよりインドのGDPの伸び方が大きくなっています。

 一方、日本をみると代表的な株価指数であるTOPIX(東証株価指数)の動きがアメリカやインドとは異なります。日本は、ボックス相場になっています。これは、日本のGDPが増えていないことで説明できます。日本の株式市場全体を買うような投資では利益を上げることは難しいといえます。

中小型株に投資するメリット

 日本株の投資対象を「大型」「中小型」「小型」に分けて、2000年以降の17年あまりのパフォーマンスを調べると、明らかに「大型」から、「小型」にかけてパフォーマンスが良くなっていくことが分かります。

図表1:

 中小型株の話をすると、多くの方が「小型株は危ない」と感じてしまいます。しかし、実際には、リスク(思いもかけず損をする可能性の大きさ)とリターンの関係を調べると、「大型」「中小型」「小型」は、リスクは同じ水準になります。大型より小型が危ないというのは誤解です。むしろ、「中小型」や「小型」は、「大型」よりもリスクが少し小さいくらいです。一方で、リターンは、「大型」よりも、「中小型」「小型」の方が高く出ます。

 インド株に投資している方もいるでしょうが、インド株のリスクは30%程度あります。年率リターンは9%程度です。長期で投資している人は儲かっているのですが、短期で投資している人は、すごく儲かっているか、すごく損している。30%の振れ幅があるインド株のリターンに対し、より低いリスクで日本株の「中小型」や「小型」は5%〜7%のリターンがあります。

対談用写真

SBIアセットマネジメント
代表取締役社長

梅本 賢一氏

「ジェイリバイブ」は、長期で大きな運用成績を実現

 「ジェイリバイブ」は、すでにFFGグループでもお取扱いいただいています。そして「ネクストジャパン」と合わせて2つのファンドは、エンジェルジャパンという投資顧問会社と組んで運用しているファンドです。

図表2:

 「ジェイリバイブ」と小型成長株のパフォーマンスを比較すると、「ジェイリバイブ」が1年で16.8%、3年で73.4%のリターンに対し、小型成長株は1年では18%、3年で41.2%なので、1年では出遅れていますが、長期になるほど高いパフォーマンスが得られています。「ジェイリバイブ」は5年で279%、投資元本が3.7倍になりました。10年では556%です、100万円が656万円になりました。

 ジェイリバイブのシャープレシオは2.12です。リスクに対し、リターンが2.12倍あったということです。「ジェイリバイブ」の2013年6月から、2018年6月末までのリスクは年率14.39%でした。5年間お持ちであったとしたら、年率30%の収益を獲得できたということです。

 なぜ、このような優れた運用成績をあげることができたのかというと、エンジェルジャパンと一緒に運用をしているからです。調査は、その企業の社長と直接面談をします。完全なチーム制で担当者全員が面談に参加する。そして、3カ月に1回、定期的に面談しています。中小型株市場の企業は短期で業績が変わりやすいからです。そして、常に割安な厳選50銘柄を選んでいます。

 日本の企業がどれほど調査されているかというデータをみると、ジャスダックに上場している90%の企業には証券会社のアナリストが1人もついていません。しかし、業績でみると、マザーズやジャスダックの企業の方が来期増益率は高い。つまり、株価が上がっていく力が強いということです。

 日本の中小型株は、良い投資対象を見つけて投資ができれば、高いリターンを見込める投資対象です。若い世代の方は、日本の中小型株を、新しい資産運用のコア(ニュー・コア)として加えていただきたい。年配の方々も、お金を働かせるため、短期的にはマーケットの上下はあるものの、大切な虎の子を増やしていけるひとつが日本の中小型株です。

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