投信フェア2019 in 長崎イベントレポート投信フェア2019 in 長崎イベントレポート

対談

長崎県における個人の資産形成について

  • パネリスト
  • 株式会社親和銀行
    営業推進部 部長 
    北川 隆幸氏
  • 株式会社十八銀行
    営業統括部 部長 
    艶島 博氏
  • FFG証券株式会社
    営業統括部 部長 
    坂井 寛氏
  • コーディネーター
  • 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
    営業統括部 主任調査役 
    関塚 幸太郎氏

長崎県で「あなたのいちばんに」!長崎に全力のFFGグループ

関塚氏:
まずは、登壇者の方々に簡単な自己紹介をお願いします。
坂井氏:
FFG証券は、福岡発祥の前田証券が前身です。昭和15年に創業した独立系の証券会社で80年近くにわたって個人営業を中心に経営していました。2012年に福岡銀行の完全子会社となり、社名を福岡証券として営業してきましたが、昨年5月に現在のFFG証券に社名変更しました。同時に、長崎県内にも長崎市と佐世保市に支店を新規オープンしています。そして、FFGグループのお客様を対象とした証券サービスを提供しています。
私は、前田証券時代の平成元年に当社に入社しました。福岡県内7カ店に勤務しましたが、現在の営業統括部に配属の前は長崎県の島原支店にいました。福岡の証券会社なのに島原に支店があるのは、島原の漁師の方々や個人商店の方々の気質と証券会社が合っていたのではないかと思います。私の経験上でも、相場についてお客様から学ぶということでは、島原支店勤務の時が一番多くありました。
艶島氏:
十八銀行に入行して約30年、現場とお客様第一主義をモットーに働いてきました。営業統括部では、お客様にお役に立つべく、銀行の商品やサービスの企画と営業推進を担っています。
私自身は、息子がようやく大学を卒業する見通しですので、資産形成もこれからやっていこうと考えているところです。趣味はゴルフなのですが、できるだけ長くプレーして自分の年齢をスコアが下回るエイジシュートをめざしています。
北川氏:
出身の松浦は、アジ、サバ、イワシという長寿にはもってこいの魚の宝庫だと思っています。サバやイワシなどを食していただいて、人生100年時代を健やかに過ごしていただきたいと思います。
対談用写真

株式会社十八銀行
営業統括部 部長

艶島 博氏

北川氏:
実は、私は体重が113キロあります。長寿100年には厳しいかなという思いもありますが、アジ、サバ、イワシを食べながら100年をめざしていきたいと思います。長崎県は、海あり山あり、自然に恵まれた素晴らしい街だと思います。この長崎で、FFGのブランドスローガンであります「あなたのいちばんに」という、お客様の一番身近にいたい、一番頼れる存在でありたい、また、期待に応えるために一番先を行く銀行でありたいという思いがあります。十八銀行という永年のライバルであった銀行が仲間になり、両行が一緒になって、このようなフェアを開催させていただくことになりました。どうぞ、本日は楽しみながらフェアにご参加いただきたいと思います。
対談用写真

株式会社親和銀行
営業推進部 部長

北川 隆幸氏

人生100年時代の資産形成の考え方

関塚氏:
本日のテーマである「長崎県の資産形成」についてですが、テレビ・新聞等で「人生100年時代」という言葉が出てきています。この人生100年時代の資産形成の考え方をどうすれば良いのでしょうか?
艶島氏:
人生100年時代というと、多くの方々が少しネガティブにとらえておられるのではないでしょうか。医療の進歩もありまして、日本人の平均寿命は年々伸びています。そもそも長生きは、とてもすばらしいことだと思います。家族と一緒に過ごす時間、趣味を楽しむ時間、長年の夢を実現する時間が増えていきます。
ただ、老後にどのくらいお金がかかるのかということを考えず、準備もしないで老後を迎えてしまうと、お金に苦労をすることになると思います。まず、現実を知ることが大事です。現実を知って、対策をたてましょう。これが、まず、大事になることだと思っています。
関塚氏:
長崎県ならではの資産形成はあるのでしょうか?
対談用写真

FFG証券株式会社
営業統括部 部長

坂井 寛氏

北川氏:
私が初めて支店長をしましたのが、五島列島の奈留島でした。次が生月島でした。離島でお給料用に用意した新券が、島の中で循環して、また、銀行に戻ってくることを経験しました。給料がご家庭に入ると、お買い物で島の商店で使われ、商店が売上を銀行に持ってきてくださるのです。島の中で経済が成り立ち、資金が循環しています。
島を支えるのは漁業従事者の方であり、巻き網に出られて、短期集中で働かれています。遠洋で巻き網をなさる方は、5年くらいで家を一軒立ててしまう方もおられます。短期集中で資産が形成できる街もあります。しかし、長崎県全体をみますと、人生100年時代に長生きすればするほど、お金を使う時間も増えます。親の介護などということも出てくるかもしれません。本土の方も離島の方も、人生100年時代を見据えて、それぞれに資産を形成していかなければならない時代になったと思います。
対談用写真

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
営業統括部 主任調査役

関塚 幸太郎氏

最近、年金があっても老後に2,000万円が必要という話がありますが、実際に老後に幸せな生活を送っていくためには、しっかりした資産形成が必要だと感じます。昔から日本人は、お金の話をすると儲け話というように少しうがった目で見られることがあったと思うのですが、その感覚を変えて、「お金に働いてもらう」ということを考えることが大切なことだと思っています。
坂井氏:
株式投資の考え方をひとつご紹介したいと思います。株式投資には3つの目的があると思います。(1)株価の値上がり益、(2)配当利回り、そして、(3)株主優待です。5月から令和の時代がはじまりましたが、先の平成の時代は、日経平均株価が3万円ちょっとでスタートして、平成最後の4月末は2万2,000円くらいでした。日経平均株価の中味はずいぶん変わっていますが、3万円でスタートしたものが30年かけて2万2,000円でした。この間、バブル崩壊やリーマンショックのような暴落も経験しました。資産形成が難しい30年間だったと振り返ることができます。
特に、値上がり益を狙った投資で成果を上げていくことは難しかったと思います。ここからは、目先の値上がりを目的にする投資ではなく、人生100年に備えるという長期のスタンスで考えましょう。株式投資のご経験のない方から、投資のベテランの方にも改めて認識していただきたいのは、株主優待です。
やり方はシンプルです。良く利用する店、良く利用するモノ、定期的に買うものなどを、株主優待から探してみるのです。株主優待をやっている上場企業は1507社あります。それらの会社の株式を無理のない資金で買って、長期間保有して置くというやり方です。
株主優待には、スーパーの割引チケットや定期的にプレゼントが送られてくるというものもあります。普段の生活に楽しみを見つけていただければ、資産形成も楽しく進められると思います。結果的に株価が値上がりすればしめたものというような気持ちで、余裕を持って投資をしていただくと、良い結果につながるかもしれません。
関塚氏:
100年時代の資産運用・投資の考え方は?
北川氏:
日本とアメリカの家計の金融資産を比較すると、日本は家計の金融資産の52%を現金・預金が占めています。株式などの投資への割合は14%です。アメリカは、日本と逆の構図です。現金・預金の割合が14%、投資の割合は46%です。

図表1:日本とアメリカ 家計金融資産の違い(2016年9月末)

図表1:日本とアメリカ 家計金融資産の違い(2016年9月末)
  • 出所:日本銀行調査統計局「資金循環の日米欧比較」(2016年12月22日)より
北川氏:
この結果は、1995年から2015年までの20年間で、アメリカの家計金融資産は「投資による収益」だけで2.32倍に増えています。日本は、1.15倍にしか増えていません。日本人は、所得のほとんどを、自分が働いて稼いでいますが、アメリカ人は所得の4分の1を投資収益で稼いでいます。アメリカ人は、自分で働くだけではなく、お金にも働いてもらっています。アメリカでは、自分の将来は自分でなんとかするという自助努力の考え方が根付いていると感じます。

図表2:日本とアメリカ 家計金融資産の推移(1995〜2015年)

図表2:日本とアメリカ 家計金融資産の推移(1995〜2015年)
  • 出所:平成28事務年度_金融行政方針より
北川氏:
一方、日本は世界一の長寿国なのですが、長い老後の時間が待っています。少子高齢化が進んで、年金だけには頼れないと感じておられると思います。日本人こそ、自助努力の考え方を持ち、資産にも資産を生ませるという考え方を持って、自分の老後の資金を自分で準備するためにも、お金にも働いてもらう=投資を勉強する必要があるのではないかと思います。

投資は、長期・分散・積立で

関塚氏:
日本人は投資について良いイメージを持っていないと思うのですが、この点はいかがでしょう?
艶島氏:
「金融リテラシー」とは、お金に関する知識や判断力のことですが、平成28年に金融広報委員会が「金融リテラシー調査」というものをやったところ、長崎県は金融リテラシーが全国で下から5番目という残念な結果が出ています。こういったこともあって、私どもでは、「地域のリテラシー向上」を目標に掲げて、お取引先企業の従業員向けのセミナーですとか、大学、高校生に向けた「お金の授業」を積極的にさせていただいているところです。

図表3:金融リテラシーについて

図表3:金融リテラシーについて
艶島氏:
そのようなセミナーや授業の冒頭で、「投資についてのイメージは?」ということを質問しています。ほとんどの方が、「怖い」「損をしそう」「難しそう」「良くわからない」というネガティブなイメージを持たれています。ところが、セミナーや授業を行っていく中で、時間を分散する積立投資の話ですとか、長期・分散・積立の重要性について説明することで、投資のイメージについて再度聞いてみると、約8割の方が、投資についてのイメージが変わりました、興味がわきましたとご回答いただいています。
これからも、十八銀行、親和銀行、FFG証券が力を合わせて投資の啓もう活動を行っていくことが、お客様の安定的な資産形成を促して、ひいては長崎県の発展にもつながるのでないかと感じているところです。
関塚氏:
本日の投信フェアやセミナーなどを通じて情報をお届けすることも地域金融機関の重要な役割であると感じました。昨今は、米中貿易摩擦ですとか、先行きが不透明なことが話題になっていますが、ここで資産形成、運用をする上で大事なポイントは?
坂井氏:
資産を形成する有効な方法は、長期運用を前提にし、資産を分ける分散投資、そして、時間を分散する積立投資がポイントだと思っています。
分散投資はリスクを軽減する効果があるといわれています。マーケットの先行きが不透明な時代には、なおさら必要だと思います。一年程度の短期間で一つだけに投資しますと、その時々の環境によって運用成績が大きく変動します。一か八かでやっているような状態です。
運用期間を10年を超えるような長期で、多くの資産に分散して投資しますと、一年あたりの収益のブレがおさえられ、平均収益が安定してくることが期待されます。運用資産を分散することによって環境変動の悪影響を軽減する効果も期待できます。これが資産の分散投資です。
もうひとつのポイントが、積立投資です。投資は、安い時に買って高い時に売れば良いのですが、そのタイミングを上手に立ち回ることは証券会社の人間にも非常に難しいことです。そこで、毎月同じ金額を長期的に投資していく、積立投資ですと、価格が高い時には購入できる口数が少なくなるのですが、価格が安い時には購入できる口数が多くなるため、購入価格を平準化する効果があります。
積立投資は、時間を味方につけるということになります。仮に大きな暴落があったとしても、値下がりした時にこそ多くの口数が購入できるチャンスと考えることもできます。回復した時に威力が倍増します。資産形成には、長期・分散・積立の3つをキーワードとして考えていただきたいと思います。

グループが一丸となって地域の役に立ちたい

関塚氏:
最後に今後の目標や地域への思いをお聞かせください。
坂井氏:
FFGの中の唯一の証券会社として、十八銀行と親和銀行をはじめとしたグループ内のお客様に、十分ご納得していただける資産形成のご案内を進めていきたいと思っています。
グループの中で社債、外国債券、株式を提案できるのは、当社だけですので、信頼に足る技術をもって、お客様のニーズにこたえていきたいと思います。特に市場環境が悪い時にFFGは頼りになると言っていただけるように努めていきたいと思っております。
艶島氏:
地域のお客様の役に立つことというのが、地方銀行、地域の金融機関の使命だと思っています。地域のお客様の役に立って、地域経済の発展に貢献するためには、銀行員のプロフェッショナルとして、行員一人一人が、普段から自己研さんを積んで不断に成長していくという姿勢が求められていると思います。
長崎のお客様の大切な資産を守るのは私たちだという信念を持って、これからも努力を続けていきたいと思います。
北川氏:
令和という時代を迎え、人口減少・高齢化はどんどん進んでいくと思います。この長崎県がもっとも人口減少・高齢化が進むといわれています。そういう厳しい環境下にあって、十八銀行とFFG証券と親和銀行が手と手を結んで、地域の皆さまに質の高い金融サービスをご提供していきたいと強く思っています。
変化を恐れずに、チャレンジ精神を持って前に進んでいくという形を皆様とともに歩めたらと思っております。
関塚氏:
資産形成について考えてみようとお考えいただきました方は、是非、お近くのFFG証券、十八銀行、親和銀行の支店をお訪ねいただきたいと思います。親身になって皆様のご相談に対応いたします。

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