評価基準日:2008年12月31日

■モーニングスター・類似ファンド分類:国内ハイブリッド・積極
■ベンチマーク:なし
主にマザーファンドを通じて、国内株式、国内不動産(REIT)、外国債券の3資産に3分の1ずつの基本配分比率で投資している。このうち、国内株式は、好配当利回り株への投資ウェイトが高いのが特徴。また、外国債券は、米国と欧州が各50%で、信用力や流動性の面で優れたソブリン債への投資が基本となっている。なお、マザーファンドは全て、しんきんアセットマネジメント投信自身の運用となっている。

◇過去3年間のトータルリターンは類似ファンド・グループで最上位
2008年のトータルリターンは、国内外の投資環境悪化の影響でマイナスを避けることはできなかったが、類似ファンド平均に対しては5.11%上回った。日本株については、利回りの高い電力・ガス等をオーバウェイトし、輸送用機器や銀行等をアンダーウェイトしたことが奏功した。また、欧州債券についてはユーロ採用国が中心で英国ポンド建債の組入れがなかったこと、国内REITでは大きく下落した銘柄を保有していなかったこと等がパフォーマンスの底上げに寄与した。さらに、過去3年間のトータルリターン(年率)は、同一の類似ファンド分類に属するファンドの中では値下がり率が最も低く、類似ファンド平均に対しては5.34%上回った。このように、相対的に優れた運用成績を継続していることが、受賞理由のひとつである。
◇リスクを抑えた商品設計が奏功
国内株式、国内不動産、外国債券という基本的には相関関係の低い3つの資産に均等に投資するため、分散投資効果が期待できることが特徴である。また、国内株式では好配当利回り銘柄(配当利回りが高い企業は一般的に業績も良好なことが多い)を主な投資対象としていること、外国債券では欧米先進国のソブリン債を主要投資対象とするなど、もともとリスクを抑えた商品特性となっており、それが荒れた投資環境の中でも相対的に小さな下落率で済んだ要因になったものと考えられる。
◇投資信託に馴染みの薄い投資家に対して優れた情報提供
当ファンドは、3資産に3分の1ずつという分かりやすい商品コンセプトも魅力のひとつになっている。運用成果を報告する月報等も平易な言葉で書かれており、好感がもてる。このため、投資信託に馴染みのあまりない投資家でも購入しやすい商品となっている。

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