評価基準日:2008年12月31日

最優秀ファンド賞「野村世界6資産分散投信(分配コース)」

■モーニングスター・類似ファンド分類:国際ハイブリッド・安定(為替ヘッジなし)
■ベンチマーク:合成指数


国内債券、外国債券、国内株式、外国株式、国内REIT、海外REITの6資産へ分散投資を行う。「安定コース」、「分配コース」、「成長コース」と3つのコースがあり、スイッチングが可能。「分配コース」の基本投資比率は外国債券50%、国内債券20%他で、債券の比率が高い。資産ごとにベンチマークとの連動する投資成果を目的とし、奇数月の分配を目指す。


選定ポイント

◇当ファンド1本で国際分散投資を低コストで実現できるのが魅力

当ファンドの魅力は、ひとつのファンドで国内外の債券、株式、不動産(REIT)という異なる資産クラスに幅広く分散投資できることである。また、各資産への基本配分比率が異なる3つのコースから選べる上、互いにスイッチング(ただし別途費用、税金がかかる)が可能なため、投資家が自らの資産形成の目的に適合した運用を行うことが可能である。パッシブ運用ということもあるが、信託報酬率は0.7245%(税込)と、類似ファンド分類の中でも最低水準であり、運用コストを低く抑えられることも大きな魅力である。

◇充実した組織力と臨機応変な対応でリーマン・ショック以降も高い連動性を確保

パッシブ運用でベンチマークとの優れた連動性を可能とするのは、運用会社の組織力であることが多い。当ファンドは「クォンツ運用開発及び分析」に29名の人員を配するなど、充実した運用体制が強み。また、インデックス運用部のチームリーダーは約20年の豊富な運用経験を有している。2008年10〜12月の市場混乱期には、毎月行う各資産のリバランスのボリュームが大きくなり、ベンチマークとの連動性確保が難しい環境となったが、平時よりも慎重なリバランスを実施するなど、臨機応変な対応を行なった。こうした対応により、実績トラッキングエラーは0.2%(月次年率・信託報酬等の非運用要因を含まない部分)と高い連動性を確保したことも評価される。

◇類似ファンド分類平均を継続して上回る良好な運用成績で2年連続の最優秀ファンド賞に

当ファンドは新興国の株式や債券、REIT等への投資比率が総じて類似ファンドと比べ低いことや、運用コストの低さ等が奏功し、過去1年間のトータルリターンは▲25.71%と類似ファンド平均を2.97%上回った。3年でみた相対パフォーマンスも良く、運用成績が継続的に他の類似ファンドと比べて安定していることを示している。なお、当ファンドは「ファンド オブ ザ イヤー2007」に続き2年連続での国内ハイブリッド・国際ハイブリッド部門における「最優秀ファンド賞」受賞となった。


※NOMURA-BPI総合を20%、シティグループ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし、円ベース)を50%、MSCIコクサイ(円ベース、為替ヘッジなし)を15%、TOPIX(配当込み)、東証REIT指数(配当込み)、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)を各5%でウェイトして合成した指数。



モーニングスター

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