評価基準日:2009年12月31日

国内株式型部門
最優秀ファンド賞受賞

JFザ・ジャパン
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社

■モーニングスター・類似ファンド分類:国内中型グロース・純資産額100億円未満
■ベンチマーク:TOPIX(配当込み)


国内の上場企業(J−REITも含む)の中から、(1)利益成長性が高く、(2)株主重視の経営を行っているという2つの要素を持ち、かつこれらが株価に反映されていないと判断される企業の株式に積極的に投資する。設定は1999年12月で、10年超の運用実績を有する。相場環境に応じて、大胆なポートフォリオの変更や銘柄入れ替えを行うことで、高い超過収益を獲得してきた。

選定ポイント

◇類似ファンド分類内の年間リターンは実質トップ

2009年のトータルリターンは38.04%となり、ベンチマークを30.42%、類似ファンド分類平均を21.41%いずれも上回った。環境、モバイルのブロードバンド化などを主要テーマとして掲げて運用を行い、特に情報・通信、その他金融などにおける銘柄選択が寄与した。また、増資による需給悪化懸念から売り進まれた銀行を大幅にアンダーウェイトしたこともプラスに寄与した。

同期間、類似ファンド分類内でのリターンの第1位は業種別インデックスファンドであり、実質的には当ファンドが類似ファンド分類内でトップのパフォーマンスとなった。

◇相場環境に応じた銘柄選択により、長期にわたり良好な運用成績を実現

2009年は、前記のような銘柄選択が超過収益獲得の源泉となった。2009年のポートフォリオの推移をみると、年初には東証一部の比率が高まっていたものの、相場環境の回復・変化に伴い、ジャスダック、東証マザーズなど新興市場の比率が高まっている。また、業種別では、年初には相対的に組入比率の高かった情報・通信の比率も徐々に引き下がっている。

このような相場環境に応じたポートフォリオの構築が、2009年のみならず長期間にわたる超過収益獲得の源泉になっていると推測される。2007年や2008年の株式市場の下落局面においても、ベンチマーク及び類似ファンド分類平均をいずれも上回っており、相場の上昇・下落局面のいずれにおいても、超過収益を獲得している点は評価される。過去10年間の年次リターンをみると、2000年と2006年を除く8年間でベンチマーク及び類似ファンド分類平均をいずれも上回っている。

◇情報の共有化により、新たな投資アイディアの発掘に注力

ファンドマネジャー(運用責任者)は約17年の業界経験を有し、2006年3月以降、当ファンドの運用を担当している。また、約12年の業界経験を有する共同運用責任者を配置し、かつ日本株運用グループのコンセンサスを重視した一貫した運用プロセスが共有化されている。2009年1月には、運用チーム制を廃止。CIOに直接レポートする体制を確立した。大型株や中小型株などを運用するファンドマネジャーが1つのグループでリサーチをすることで、重複作業を省き、より多くの時間を新しい投資アイディアの発掘に当てられるように配慮した。

なお、当ファンドは「ファンド オブ ザ イヤー2002」のルーキーファンド部門の最優秀ファンド賞、「ファンド オブ ザ イヤー2003」の国内投資部門の優秀ファンド賞、「ファンド オブ ザ イヤー2008」の国内株式型部門の優秀ファンド賞に続く、4回目の受賞となった。

※類似ファンド分類平均の数値は、同一類似ファンド分類に属しているファンドの単純平均を算出


モーニングスター

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