優秀ファンド賞受賞

評価基準日:2010年12月31日

バランス型 部門(対象ファンド: 524本)

優秀ファンド賞受賞

しんきんグローバル6資産ファンド(毎月決算型)

設定・運用 : しんきんアセットマネジメント投信株式会社

  • ■ モーニングスター・類似ファンド分類:バランス
  • ■ ベンチマーク:なし
  • 販売会社
  • ファンド情報
  • 運用会社

投資方針

当ファンドはマザーファンド(実質的な運用を行うファンド)を通じて、実質的には国内債券、外国債券、国内株式、外国株式、国内リート(不動産投資信託)、外国リートの6つの資産にバランスよく分散投資する。各資産への配分比率は、概ね6分の1ずつ(16%±10%)とする。原則として毎月12日に決算を行う。2007年5月以降は毎月50円(税引き前、1万口当たり)の分配を継続している。

選定ポイント

過去1年間のシャープレシオは類似ファンド分類平均を大きく上回る

2010年のトータルリターンは3.68%と、類似ファンド分類平均を3.53%上回った。同期間、類似ファンド分類内では、アジアなど新興国の構成比率が高いファンドには劣後したが、当ファンドよりも国内資産やリートの比率が低いファンドなど多くのファンドに対して優位となり、類似ファンド分類内で118本中第19位となった。(1)当ファンドの国内資産への投資比率は年間を通して約50%と類似ファンドと比較して相対的に高かったため、円高の影響が限定的であった点、(2)国内外のリートがプラスに寄与した点などが好調の要因となった。

また、同期間の標準偏差は13.36%と、類似ファンド分類平均を1.63%下回っており、分散の効いたポートフォリオの構築により、リスクを低減することができている。その結果、同期間のシャープレシオは0.27と、類似ファンド分類平均を0.25上回った。

長期で安定した分配金を継続

2010年12月末までの過去3年間のトータルリターン(年率)においても、類似ファンド分類平均を1.70%上回っており、類似ファンド分類内で99本中第18位の運用成績となっている。また、当ファンドは2007年5月以降、毎月50円(税引き前、1万口当たり)の分配を継続しており、年換算の分配金利回りは2010年は年間を通じて8.6%以上(日時換算)で推移している。

資産残高では、類似ファンド分類内の多くのファンドで2010年に純資産額が減少する中、当ファンドの純資産額は増加しており、資金流出入額も28億円の純資金流入となっている。また、当ファンドは2006年6月の設定以来、リーマンショックに見舞われた2008年9月・10月を除いて全ての月で純資金流入が継続している。販売会社の各信用金庫を通じて長期保有を前提とした資金が流入していることで、安定した運用が可能となっている点も強みである。

資産ごとに最適な運用・委託体制を構築

当ファンドの各マザーファンドの運用は、外国リートのみがパッシブ運用で、その他はアクティブ運用となっている。アクティブ運用のマザーファンドは、国内株式、国内債券、外国債券、国内リートはしんきんアセットマネジメント投信(以下、同社)が運用を担当する一方で、外国株式はシュローダー・インベストメント・マネジメントに、外国リートはブラック・ロック・ジャパンに再委託している。国内株式、海外株式のマザーファンドは好配当利回り株式に投資する。

アクティブ運用のマザーファンドについては、その多くが各類似ファンド分類内において過去3年間、5年間で上位の運用成績を示している国内公募投信と同一の運用形態で運用されているほか、再委託している外国株式や外国リートについてはそれぞれの運用で高いノウハウを持つ運用会社に委託しており、資産ごとに最適な運用・委託体制となっている。また、外国債券部分は欧州、米国、高格付の3つのマザーファンドに分散投資しており、地域や投資対象の分散も図ることでより分散の効いたポートフォリオを構築している。

当ファンドの信託報酬等(税込)は1.11%であり、類似ファンド分類平均に比べて0.30%低い。これは類似ファンド分類内で国際分散投資をするアクティブファンドの中で、同社の運用する「しんきん3資産ファンド(毎月決算型)」に次いで2番目に低い水準となっている。