モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国内株式型 部門(対象ファンド:782本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国内中型グロース ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

アバディーン 日本小型株ファンド

設定・運用:アバディーン投信投資顧問株式会社

投資方針

 当ファンドは、国内株式市場銘柄のうち、小型株(時価総額下位50%)と新規公開企業を主要投資対象とする。銘柄選定にあたっては、収益性、経営者の資質などの「企業の質」と、PERやPBRなどの株価指標に基づく「株価の割安度」の両面から分析を行い、最終的には長期保有を前提として選別投資を行う。年1回(9月10日)決算。

選定ポイント

リターン、効率性ともに全ての国内中型株の中でトップ
 2014年のトータルリターンは27.93%と、類似ファンド分類平均を14.79%上回った。類似ファンド分類内では、情報・通信の比率を高めていたファンドなどに対して優位となり、47本中第1位の運用成績となった。同期間のシャープレシオは2.54と、類似ファンド分類平均を1.37上回り、同第1位となった。また、同期間においては、トータルリターン、シャープレシオともに全ての国内中型株ファンドの中で85本中第1位と、極めて優れた運用成績、効率性を示した。
 参考として、同期間のラッセル野村小型株指数のトータルリターンと比較すると、当ファンドが17.08%上回った。個別銘柄では、円安の進展や増配への期待が強い日本ペイント、欧米での売り上げが好調なアシックスなどがプラスに寄与した。
年間リターンでは過去5年間のうち、3年間でトップ5入り
 当ファンドの運用は、2009年7月にクレディ・スイス・グループからアバディーン投信投資顧問(以下、同社)に引き継がれているため、2010年以降の暦年のトータルリターンをみると、過去5年間のうち、2013年を除く4年間で類似ファンド分類平均を上回った。2014年のみならず、2010年は類似ファンド分類内で第4位、2012年も同第2位と、株式市場の上昇局面で安定的にアクティブファンドとしての優位性を発揮した。
 モーニングスターレーティングでは、2012年1月から2014年12月までの36カ月間では全ての月で3ツ星以上を維持。直近は14カ月連続で4ツ星を獲得しており、運用の効率性も改善傾向にある。
横断的な調査で銘柄を発掘、海外でも高評価
 当ファンドの運用は、同社に属する4名のファンドマネジャーによるチーム運用で行われる。同社ではファンドマネジャーはアナリストを兼任しており、担当や業種を固定せずに、横断的に調査を行っている。現在の運用責任者であるクオック チャーン イェ氏は、約10年の運用・調査経験を有しており、2011年1月に当ファンドの運用責任者に就任した。
 同チームが運用を行うルクセンブルグ籍の日本株ファンド「Aberdeen Global - Japanese Equity Fund」のオールデストシェアクラス(最も長期の運用実績を有するファンド)のモーニングスターレーティングは、2014年12月末時点では4ツ星を獲得しており、海外からも高い評価を受けている。
 なお、当ファンドの運用チームが運用を行う「アバディーン・ジャパン・オープン」は、2012年の「ファンド オブ ザ イヤー」で優秀賞を受賞している。