モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国際株式型 部門(対象ファンド:1,034本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・グローバル・含む日本(F) ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド『愛称:健次』

設定・運用:三菱UFJ国際投信株式会社(旧:国際投信投資顧問株式会社)

投資方針

 当ファンドはマザーファンドを通じて、日本を含めた世界の製薬、バイオ、医療関連企業を主要投資対象とするアクティブファンドである。徹底した企業調査に基づいて、PER(株価収益率)などの株価指標で割安と考えられる40〜80銘柄でポートフォリオを構築する。マザーファンドの運用は、米国のウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピー(以下、ウエリントン社)が行う。年2回(2、8月の各27日)決算。

選定ポイント

リターン・効率性ともに上位4%内、継続的に投資家の支持集める
 2014年のトータルリターンは39.85%となり、類似ファンド分類平均を21.17%上回った。類似ファンド分類内では、ヘルスケア・バイオ関連株ファンド中でも平均以上となったのみならず、一般的なアクティブファンドに対しても優位となり、156本中第5位の運用成績となった。同期間のシャープレシオは3.16と、類似ファンド分類平均を1.57上回り、同第4位と、相対的な効率性でも上位となった。純資金流出入額では、年間で619億円の流入超過、月次でも毎月10億円以上の流入超過と、継続的に投資家の支持を集めた。
 参考として、2014年のMSCIワールド・ヘルスケア指数(税引後配当込み、円換算)のトータルリターンと比較すると、当ファンドが7.39%上回った。業種配分、銘柄選択がいずれもプラスに寄与し、特に銘柄選択が大きくプラスに寄与した。業種配分では、バイオテクノロジーの大幅なオーバーウエイトがプラスに寄与した。個別銘柄では、保有していたフォレスト・ラボラトリーズが同業他社に買収されたことや、株価の下落基調が続いたグラクソ・スミスクラインを非保有としたことなどがプラスに寄与した。
長期のリターン・効率性でも上位、プロフェッショナル集団による銘柄選択に強み
 2014年12月末までの過去10年間のトータルリターン(年率)は11.50%、シャープレシオは0.65と、類似ファンド分類内ではいずれも16本中第2位。モーニングスターレーティングでは、2014年12月までの54カ月間の全ての月で3ツ星以上、2013年2月以降は23カ月連続で5ツ星を獲得しており、相対的な運用の効率性は改善傾向にある。
 こうした長期間にわたる優れた運用実績を実現しているのが、ウエリントン社のダイバーシファイド・ヘルスケア運用チーム(以下、同チーム)である。同チームに属する7名のファンドマネジャーの平均運用・調査経験年数は約23年で、うち5名は2000年以前からヘルスケア業界の運用・調査を行ってきたプロフェッショナルである。
人気、実力ともに世界一のヘルスケアファンドに助言
 同チームが助言を行う米国籍のヘルスケアファンド「Vanguard Health Care」は約30年の運用実績を有する。2014年の純資金流出入額(推計値)は15億ドルの流入超過、2014年12月末時点における純資産総額は446億ドル(複数のシェアクラスの合計値)と、ヘルスケアファンドとしては世界最大の規模を誇る。また、一貫した割安株投資、ファンドマネジャーによるファンドへの多額の自己資金の投入などが評価され、モーニングスターアナリストレーティング(※)では米国籍ファンドとしてはカテゴリー内で唯一「Gold」(5段階中最高位)の評価を受けている。
 なお、当ファンドと同じマザーファンドに投資を行う「グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン」の Bコース(為替ヘッジなし)は2013年に『ファンド オブ ザ ディケード』、2003年にもAコース(為替ヘッジあり)が『ファンド オブ ザ イヤー』の優秀ファンド賞を受賞した実績を有する。

(※)米国モーニングスターでは、主要なファンドについて、アナリストによる将来的な長期のパフォーマンスに対する相対的な優劣の判断項目として、運用プロセス、運用成績、運用・調査体制、会社全体、コストの5項目について3段階、総合評価として5段階の評価を付与している。