モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国際株式型 部門(対象ファンド:1,034本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際株式・グローバル・除く日本(F) ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

アジア・オセアニア好配当成長株オープン(毎月分配型)

設定・運用:岡三アセットマネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドは主に投資先ファンドを通じて、日本を除いたアジア・オセアニア地域の好配当株式を主要投資対象とするアクティブファンドである。国・地域別では、MSCIオール・カントリー・アジア・パシフィック指数(除く日本、以下、参考指数)の採用国(香港、豪州、台湾などの10カ国)を対象とする。投資先ファンドの運用は、イーストスプリング・インベストメンツ(以下、同社)が行う。毎月(10日)決算。

選定ポイント

リターン、効率性ともに上位30%内の好成績
 2014年のトータルリターンは19.63%となり、類似ファンド分類平均を6.18%上回った。類似ファンド分類内では、資源やエネルギー関連株の比率を高めていたファンド、世界の好配当株式に投資を行うファンドなどに対して優位となり、上位30%内の運用成績となった。四半期ごとの3カ月トータルリターンでは、1-3月期を除く3四半期で類似ファンド分類平均を上回っており、株式市場の上昇局面で相対的に優位な運用成績を維持した。2014年のシャープレシオは1.59と、類似ファンド分類平均を0.56上回り、上位30%内となった。
 参考として、モーニングスターが独自に計算した同期間の参考指数(円ベース、配当込み)のトータルリターンと比較すると、当ファンドが1.99%上回った。国別配分では中国、韓国など、業種配分では、通信、資本財などがプラスに寄与した。
下落局面でも強みを発揮、9年連続で流入超過
 暦年のトータルリターンをみると、2014年までの過去9年間のうち、2006年、2007年、2011年、2013年を除く5年間で類似ファンド分類平均を上回った。特に、2008年は類似ファンド分類平均が50%以上下落する中、当ファンドは最も下落率を低くとどめ、株式市場の下落局面で株価に下方硬直性がある好配当株投資の優位性を存分に発揮した。
 2014年12月末時点における純資産額は6,141億円と、類似ファンド分類内で第1位、先進国株式全体でも第3位となっており、わが国を代表する海外株式ファンドの一つである。年間の純資金流出入額では、2014年は1,590億円の流入超過、同年まで10年連続の流入超過となっており、長期にわたり投資家の支持を集めている。
アジア資産運用では世界トップレベルのイーストスプリングが担当
 2014年12月末時点における同社グループのオープンエンドファンド(MMF、ETF、FOF、ベビーファンドによる重複は除く)の純資産総額は343億ドルと、アジア最大級の規模を誇る。その内訳は、グローバルカテゴリー別では、第1位が「アジア(日本除く)株式」、第3位が「アジア債券」、第5位が「その他アジア株式」などとなっており、アジア資産が中核をなす。中でも、「アジア債券」は世界の運用会社(グループ)別純資産総額ランキングで第1位、「その他アジア株式」は同第2位と、世界有数の資産規模を有する。
 なお、当ファンドは2012年の『ファンド オブ ザ イヤー』で、優秀ファンド賞を受賞した実績を有する。