モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国際REIT型 部門(対象ファンド:215本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際REIT・北米(F) ベンチマーク:FTSE NAREIT Equity REITs インデックス(配当込み、円ベース)

最優秀ファンド賞

フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)

設定・運用:フィデリティ投信株式会社

投資方針

 当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用され、マザーファンド(実質的な運用を行うファンド)を通じて、米国のリート(不動産投資信託)に投資する。マザーファンドの運用は、フィデリティ・グループの米国法人であるフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーに委託している。リターンの源泉は約6〜7割がボトムアップによる個別企業の調査・分析で、約3〜4割がトップ・ダウンによる不動産市場動向、地域毎の経済状況分析となっている。毎月(15日)決算。

選定ポイント

2014年は急騰局面で上昇ピッチ加速
 2014年のトータルリターンは48.30%と、類似ファンド分類平均を7.56%上回った。特に、米国リート市場が大幅上昇した2014年10‐12月期に急騰をうまく捉え、類似ファンド分類平均を大きく引き離した。2014年は米不動産市場における賃料や入居率が上昇する中、住宅やオフィス、物流などの業種における銘柄選択がプラスに寄与した。
 また、2014年のシャープレシオは4.23と、類似ファンド分類平均を0.32上回り、運用の効率性でも優位となっている。
欧州債務危機にプラスのリターンを獲得、純資産額は国内トップ7
 2014年までの暦年のトータルリターンをみると、過去11年間のうち8年間で類似ファンド分類平均を上回った。2009年の金融危機直後の急反発局面で類似ファンド分類平均に対して大幅に上回ったほか、欧州債務危機があった2011年には、同平均がマイナスのリターンとなる中、当ファンドはプラスのリターンを獲得。米国リート市場の上昇局面のみならず、市場が混乱している時でも優位性を発揮している。
 2014年12月末時点の純資産額は9,124億円と、過去最高を記録している。2008年の金融危機の影響などから純資産額が一時的に減少する場面があったものの、好調なパフォーマンスと継続的な資金流入により、5年前比で約14倍、10年前比で約141倍となり、国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ラップ口座専用、ETFなど除く)3,977本中第7位の資産規模にまで成長した。
米国では確固たるブランドで純資産総額トップ、実績あるファンドマネジャーが運用
 フィデリティ・グループは米国リート運用で25年超の実績を有する。2014年12月末時点で、アクティブファンドにおいては米モーニングスターカテゴリー「米国リート」(米国籍オープンエンド・ファンドが対象。MMF、ETF、ファンド・オブ・ファンズ除く)の会社別の純資産総額ではフィデリティがトップとなっており、確固たるブランドが築かれている。
 マザーファンドの運用を手掛けるファンドマネジャーは、米国リートの運用・調査経験年数が約17年と経験豊富である。また、同ファンドマネジャーが米国籍で運用している米国リートファンドは、2014年12月末時点の米モーニングスターアナリストレーティングで「Bronze」(5段階評価で上から3番目)を獲得しており、高い評価を得ている。
 なお、当ファンドは、「ファンド オブ ザ イヤー 2004」、「ファンド オブ ザ イヤー 2011」、「ファンド オブ ザ イヤー 2012」、「ファンド オブ ザ イヤー 2013」で過去4度受賞しており、今回で4年連続の受賞となり、初めて最優秀ファンド賞を獲得した。

(※)米国モーニングスターでは、主要なファンドについて、アナリストによる将来的な長期のパフォーマンスに対する相対的な優劣の判断項目として、運用プロセス、運用成績、運用・調査体制、会社全体、コストの5項目について3段階、総合評価として5段階の評価を公開している。