モーニングスターアワード2014

Fund of the Year 2014トップページ国際REIT型部門 > ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)
モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 国際REIT型 部門(対象ファンド:215本)
モーニングスター・類似ファンド分類:国際REIT・グローバル・含む日本(F) ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)

設定・運用:日興アセットマネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用され、マザーファンド(実質的な運用を行うファンド)を通じて、実質的に世界各国のリート(不動産投資信託)に投資を行う。マザーファンドの運用は、ラサール・インベストメント・マネージメント・セキュリティーズ・エルエルシーが行う。本源的価値を最も重視しており、世界で統一したバリュエーションモデルで割安・割高度を判断し、組入れ銘柄を選定する。参考指標はUBSグローバル・リアル・エステート・インベスターズ・インデックス(円ベース)。毎月(5日)決算。

選定ポイント

運用効率性はトップクラス、純資産額ナンバーワンのグローバルリートファンド
 2014年のトータルリターンは40.31%となり、類似ファンド分類平均を6.77%上回った。米国の組入比率を高めたほか、欧州の組入比率を年初で高めた後に年央から引き下げた戦略が奏功した。同期間、類似ファンド分類内では、アジア・オセアニアの組入比率を高位に維持しているファンドや米国の組入比率を低位にしていたファンドなどに対して優位となり、同分類内%ランクは21%と、上位の運用成績であった。また、同期間のシャープレシオは3.85と、類似ファンド分類平均を0.65上回り、同分類内%ランクは10%と、運用の効率性もトップクラスとなった。
 2014年の資金流出入をみると、月間で11カ月の流入超過と、年間では2,924億円の純資金流入額となり、類似ファンド分類内で第1位だった。また、国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ラップ口座専用、ETFなど除く)でみても、3,977本中第3位となっており、投資家の支持を集めた。なお、2014年12月末時点における当ファンドの純資産額は1兆2,655億円となっており、類似ファンド分類内で第1位。さらに、国内公募追加型株式投信(同)の全体でも3,977本中第3位となっており、日本を代表する国際リート型ファンドとなっている。
1年、3年リターンは類似ファンド分類平均に対して7割以上の勝率
 2012年1月末から2014年12月末までの1年トータルリターンの推移をみると、36カ月のうち26カ月(約72%)で類似ファンド分類平均を上回っている。また、同期間、3年トータルリターン(年率)の推移をみても、36カ月のうち28カ月(約78%)で類似ファンド分類平均を上回っており、中長期にわたって相対的に優れた運用実績を維持している。
 2014年12月末時点における過去3年間、過去5年間のシャープレシオは2.28、1.05といずれも類似ファンド分類平均の1.82、0.92をいずれも上回っており、先進国を中心とした世界各国への分散投資によりリスクを抑えながら高いリターンを獲得している。
リート専門運用会社が担当、グローバルな調査体制で割安銘柄をピックアップ
 マザーファンドの運用はジョーンズ・ラング・ラサール・グループの上場不動産証券投資部門を専門としているラサール・インベストメント・マネージメント・セキュリティーズ・エルエルシーが担当している。マザーファンドの運用体制は、4名のファンドマネジャーによるチーム運用制を採用しており、平均の運用・調査経験年数は25年超と豊富である。また、アナリストは総勢19名と充実した調査体制を誇っており、北米、欧州、アジアのそれぞれの拠点から世界各国のリート約450社を対象に最低年2回は訪問調査を行う。銘柄の割安・割高度は世界で統一したバリュエーションモデルを用いて判断しており、一貫性がある手法となっている。
 2014年は当ファンドの運用10周年目で、日興アセットマネジメントが「10周年レポート」や「特別レポート」などを配信し、投資家に対して積極的に情報提供を行っている点も評価される。