モーニングスターアワード2014

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モーニングスター アワード2014

評価基準日:2014年12月31日 フレキシブル・アロケーション型 部門(対象ファンド:98本)
モーニングスター・類似ファンド分類:安定成長 ベンチマーク:なし

優秀ファンド賞

シュローダー・インカムアセット・アロケーション(毎月決算型)Aコース(為替ヘッジなし)『愛称:グランツール』

設定・運用:シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社

投資方針

 当ファンドは、ファミリーファンド方式で運用され、マザーファンドを通じて、世界の高配当株式、ハイ・イールド債券や新興国を含めた世界の債券に投資するほか、REIT(不動産投資信託)など、高いインカムを受け取れる資産に分散投資を行う。資産配分比率の想定レンジは、株式10〜50%、債券30〜90%、現金等0〜20%となっており、市場環境に応じて資産配分比率を機動的に変更する。毎月(3日)決算。

選定ポイント

運用成績・効率性ともに上位を獲得
 2014年のトータルリターンは17.02%と、フレキシブル・アロケーション型部門(以下、同部門)に属するファンドの平均を8.79%上回った。同期間、同部門内では、リスク水準を一定に保つリスク・バジェッティング運用を行うファンドのほか、米国株式や日本株式に特化したファンドなどに対して優位となり、同部門内%ランクは14%と、トップクラスの運用成績となった。また、同期間のシャープレシオは1.72と、同部門平均を0.55上回り、運用の効率性も概ね上位となった。
 主要先進国で長期金利が低下する中、米国投資適格債券の投資が奏功したほか、日銀やECB(欧州中央銀行)による追加の金融緩和を受けて、株式の投資比率を10月末の32.4%から11月末時点で38.6%にまで引き上げたことが奏功した。
6カ月リターンは全期間プラスを維持し、相対リターンは12勝1敗
 2013年12月末から2014年12月末までの6カ月リターンの推移をみると、マイナスとなったのは13カ月中1度もなく、そのうち5カ月は10%を超えている。また、相対リターンをみると、同部門平均に対して劣後したのは13カ月中1カ月のみとなっており、劣後幅も最大で▲0.84%に抑えられている。一方、優位幅は9.62%と相対的に優れた運用成績を維持している。
 当ファンドは、先物等を利用することで保有していた株式や債券の比率は大きく変化させずに、継続的に一定のインカム収入を得ることも可能であるため、大きな損失を回避することが期待される。
マルチアセット型運用の残高は7年で12倍に、欧州モーニングスターから高い評価
 シュローダー・グループは、200年以上の歴史を有する英国発祥の独立系資産運用グループである。シュローダーが運用する全世界のオープンエンドファンド(ETF、ファンド・オブ・ファンズ、フィーダーファンド除く、MMF含む)は2014年12月末時点で1,990億ドル(約22.9兆円規模)となる。そのうち、アロケーションファンドは約11%を占めている。シュローダーのマルチアセット型運用は、世界中の投資家の支持を集め、データが確認できる2007年1月末から約12倍に急拡大している。
 シュローダーは欧州のモーニングスターから、長期にわたって株式ファンドおよび債券ファンドの運用実績が各カテゴリーで上位のパフォーマンスを獲得している運用会社として「Best Multi-Asset Fund House」を受賞している。