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資産管理のキホン

35歳から確定拠出年金に加入して60歳で2,000万円を目指せる?

2016-05-20

 こんにちは、心とお財布を幸せにする専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。

 お金って意識しないとなかなか貯まらないものです。特に若いうちは、自分自身のライフプランも分からないし、何を目標にお金を貯めるべきかぼんやりしているため、お金を貯めるモチベーションもイマイチわかないものです。この先結婚するかどうか分からない、また子どもを持つかどうかも分からないし、家を買うかどうかも分からない。なんとなく貯蓄しなければいけないとは思っているけれど、果たしてどのくらい貯蓄をしたら適正なのかもわからない。

 確かに、おっしゃる通りです。分からないことに一生懸命になれというのが、そもそも無理があります。でも忘れてはいけないのが、「老後」はすべての人に必ずやってくる事実です。

 ですよね、女性であっても男性であっても、シングルであっても既婚者であっても、すべての人に必ず訪れるのが老後です。そのため、私は若い方には「これからのライフプランが分からないからこそ、まずは老後の備えに取り組みましょう!」とお伝えしています。仮に60歳時点で老後資金2,000万円が必要だとしましょう。20歳から積立を開始すれば、月41,000円が必要です。30歳から積立を開始すれば、55,000円が必要です。40歳からなら、83,000円です。

 このように資産形成において、「時間があること」は何にもまして大きなメリットなのでできるだけ早くにこの事実に気付いた方が良いのです。

 35歳、周りの同年代の方から見たら、老後のことを考え出すには少し早いんじゃないの?と言われる年齢かもしれませんね。でも資産形成の観点から言うと、早すぎるということはありません。

 さてさて、35歳の方が60歳までに確定拠出年金で2,000万円が作れるか?会社員の確定拠出年金個人型の掛金上限は月23,000円ですから、それなりに運用益を見込んだ投資をしないと実現しそうにありませんね。では、どの程度の利回りが必要なのでしょう?

 今回はこちらのサイト、「ファンドらくらくナビ」をご紹介します。サイトにアクセスしたら、「増やすための資産用」をクリックします。そして、月23,000円の積立を25年継続して2,000万円を貯めるために必要な利回りを調べます。

 やってみましたか?そうですね、必要な利回りは7.5%となりました。このサイトによると、あなたの投資スタイルは積極運用となり、参考ポートフォリオが表示されます。さらに「ファンド検索」をしていただくと、個別のファンド名も参考として出てきます。

 もちろん、今後市場がどのように変動するか誰も予測がつかないわけですから、このポートフォリオ通りで7.5%の運用利回りが実現する保証はどこにもないのですが、ひとつの判断基準にはなると思います。

 さらにより2,000万円を現実に近づけるためには、これからしっかり資産運用のお勉強をしていただいて、適時ポートフォリオを組みかえながら2,000万円を目指す必要があります。最も大切なことは、2,000万円あったらいいな~とぼんやり思うだけではなく、2,000万円実現のための具体的なアクションを今すぐに起こすことです。

山中 伸枝【やまなか のぶえ】

株式会社アセット・アドバンテージ代表取締役

経歴:
1966年 岩手県宮古市出身
1993年米国オハイオ州立大学ビジネス学部卒業
「心とお財布をハッピーに!」をモットーに、お客様のお金の不安に丁寧にむき合ったコンサルティングを中心に活動、得意分野は年金と資産運用

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