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資産管理のキホン

企業におけるライフプランセミナー

2017-03-17

年代別ライフプランセミナー

 先日、某企業様において「ライフプランセミナー」を行いました。以前から「ライフプランセミナー」は行っていますが、最近では、40歳以上、50歳以上など、年齢層ごとに区切って、「ライフプランセミナー」を実施するところが増えてきたように思います。先日のセミナーも年齢55歳以上の方限定でした。

 従来型の日本企業では、新卒の新入社員や入社数年目でスキル研修をすることは多いですが、ベテランになっても年代ごとにその先の個人のライフプランを考えさせるような研修はあまり設けられていませんでしたので、良い傾向だと考えています。

ライフプランセミナーの狙い

 こういった、ある年齢層に絞ったセミナーを企業が開催する狙いは幾つか考えられますが、大きく以下のように分類できるでしょうか。

  • (1)受講者が、このままでは数年後に自分のポストがない可能性に気付いてもらい、自身のスキルアップやキャリアアップを意識してもらう
  • (2)キャリアチェンジしても大丈夫なように、他社でも通用する様々なスキルを磨いてもらう
  • (3)漠然とした老後の不安を解消し、目の前の仕事に集中してもらう

いずれにしても、その年代ごとの資産内容やキャリア等を棚卸しつつ、今後のライフプランを考えて頂くと言った内容のものです。

 企業側がこの機会を作り、各社員と共有することで、組織としてそれぞれの年代のパワーを活かし、より高いパフォーマンスが発揮できると思います。

 そもそも、ライフプランとはその人がこれから先どんな人生を送りたいと思っているかを描く生涯生活設計のことです。そのなかで、まずは外せない「仕事」、「キャリア」との関係性をどう考えるか、企業におけるライフプランセミナー開催の目的はそこの部分が大きいと考えています。

従業員側のメリット

 では、受講者にとってのメリットは何でしょうか?ただ漠然と将来を想い描いたり、なんとなく不安になったりする前に、これから先の生活設計をより具体的に考え、目に見える形にすることによって、今何をすべきか!?を知ることができるのです。

 例えば、「何歳まで働くか?」「リタイア後、起業・創業するのか?しないのか?」「老後はどこでどのように過したいか?」「孫子への相続はどうするのか?」、「老後の資産は充分か?」、「運用は必要か?」など。今までは漠然と考えていたり、まだ遠い先のことだとタカをくくっていたり。そのようなことを身近に真剣に考える良い機会になると思います。

マイライフプランの重要性

 価値観や生き方は人それぞれ違うものです。よって、それぞれのライフプランを考えることが必要な時代だと思います。隣の人や友人と全く同じライフプランであるわけがないのです。

 ベテランになって、それぞれの自分にあった、自分のための、まさに「マイライフプラン」を考えることで、今一度「輝き」を取り戻すことが出来るとすれば、それは素晴らしいことではないでしょうか!

 弊社ではこれを「シニア輝きプラン」と称し、セミナー・研修コンテンツとして用意しておりますので、今後とも微力ながらこのような企業向け「ライフプランセミナー」のお手伝い・ご支援をしていく所存です。

阿部 重利【あべ しげとし】

経済産業省認定 経営革新等支援機関 ヒューマネコンサルティング株式会社
代表取締役

保有資格:
BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ、CFP(R)、金融知力普及協会認定金融知力インストラクタ-、DCアドバイザー、年金・退職金総合アドバイザー、心理カウンセラー、ワークライフバランスコンサルタント

活動歴:
金融機関での実務経験を生かし、経営顧問・コンサルティング活動の傍ら、全国各地で講演会をはじめ、年約150本の企業研修、講演会、セミナー、などを精力的にこなしている。そのパワフルでユーモア感のある語り口と説得力は各方面から好評を得ており、これまでコンサルティングや研修、講演を受けた企業人の知識やモチベーション・スキルアップに大きく貢献している。
著作に、『実践 ワーク・ライフ・ハピネス2~成功する会社は仕事が楽しい~』(万来舎)、『働き方が変わる!会社が変わる! 実践ワーク・ライフ・ハピネス』(万来舎)、『コモディティ投資入門』(アスペクト社)、ほか、『フィナンシャル・アドバイザー』誌(近代セールス社)、『ファイナンシャル・プラン』誌(きんざい)等多数。

ヒューマネコンサルティング株式会社ホームページはこちら

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