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銀行預金格付け |
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銀行預金格付け
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ムーディーズの銀行預金格付けは、外貨建ておよび自国通貨建て預金債務を遅延なく返済する銀行の能力に関する意見である。外貨建て預金では、外貨建て預金カントリー・シーリングが上限となる。このため同じ銀行の預金でも、外貨建てと自国通貨建てで格付け水準が異なる(普通は外貨建てが自国通貨建てを下回る)
ことがある。
銀行預金格付けは、別段の注記がない限り、銀行の外貨建ておよび自国通貨建て預金債務に適用される。ただし、自国通貨建て預金格付けは、所在国の外貨建て預金カントリー・シーリングによる制約を受けないので、同じ銀行の外貨建て預金格付けと異なる水準(普通は上回る)になることがある。外貨建て預金格付けが適用されるのは、外貨建て銀行預金カントリー・シーリングが付与されている国に所在する銀行ないし銀行支店に限られる。この場合、外貨建て預金格付けは、銀行自体の預金格付けか、支店所在国の外貨建て預金カントリー・シーリングのどちらか低い方の水準となる。
ムーディーズの銀行預金格付けは、銀行の外貨建ておよび自国通貨建て預金債務に関して、当該銀行の将来の返済に関連する信用リスクを反映させることを意図した格付けである。例えば、銀行固有の財務内容、国の移転リスク(外貨建て預金の場合)、明示的・暗示的な外部支援といった要素が反映される。銀行預金格付けは、預金者に支払いを行う預金保険制度の役割は考慮しないが、銀行を直接支援する制度から提供され得る支援については認識している。
ムーディーズは、銀行預金格付けに加えて、外的なリスクや支援の要素(ソブリン・リスク、外部からの支援など)の全部または一部を判断材料から除いた銀行財務格付けを発表している。銀行財務格付けは、こうした外的な信用リスクや支援の要素を反映させている預金格付けを補足ないし説明することを意図した格付けである。
| 注: |
ムーディーズが特定の銀行債務について、それが法的に認められたものであるか、また有効なものであるかについて記述することはない。 |
ムーディーズ長期銀行預金格付け
Aaa
預金債務に関して、信用力が極めて優れ、リスク水準がもっとも低い銀行に対する格付け。信用力が変化する可能性はあるが、予見できる変化によって信用力の強さが大きく損なわれるとは考えにくい。
Aa
預金債務に関して、信用力が優れている銀行に対する格付け。ただしAaaの銀行に比べて長期的なリスクに影響される可能性がやや高いとみられるため、格付けを低くしている。Aaaの銀行と比べて安全性の余裕度が小さいか、安全性を支える要素の変動幅が大きいとも考えられる。
A
預金債務に関して、信用力が良好である銀行に対する格付け。ただし長期的にみて、信用力に影響を及ぼしうる要素があるとも考えられる。
Baa
預金債務に関して、信用力が適切である銀行に対する格付け。ただし長期的にみて、安全性を支える要素のいくつかが不足しているか、その性質上、信頼性が低いとも考えられる。
Ba
預金債務に関して、信用力に疑問がある銀行に対する格付け。預金債務を遅延なく履行する能力が不確実で、したがって将来の返済に関して安全性が十分でないとも考えられる。
B
預金債務に関して、信用力が全般に弱い銀行に対する格付け。長期的にみて、預金債務が遅延なく履行される確実性が低い。
Caa
預金債務に関して、信用力がかなり弱い銀行に対する格付け。債務不履行に陥っているか、財務力に関して危険性を示す要素が認められる。
Ca
多くの場合、預金債務に関して債務不履行に陥っている銀行に対する格付け。
C
多くの場合、預金債務に関して債務不履行に陥っており、回収率も低いと考えられる銀行に対する格付け。
| 注: |
ムーディーズはAaからCaaまでの各等級に、1,2,3の付加記号を適用している。付加記号1は、格付けのカテゴリーで上位に位置することを示し、2は中位、3は下位に位置することを示す。 |
ムーディーズ短期銀行預金格付け
Prime-1
預金債務に関して、信用力が極めて優れ、短期預金債務を遅延なく履行する能力が極めて高い銀行に対する格付け。
Prime-2
預金債務に関して、信用力が力強く、短期預金債務を遅延なく履行する能力が高い銀行に対する格付け。
Prime-3
預金債務に関して、信用力が平均的で、短期預金債務を遅延なく履行する能力が適切である銀行に対する格付け。
Not Prime
預金債務に関して、信用力が弱い、ないしは信用力に疑問があり、短期預金債務を遅延なく履行する能力が不確実な銀行に対する格付け。 |

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