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アナリストの視点(ファンド)

高金利通貨関連が上位に
新設ファンドの人気目立つ

2008-11-13

今回は、モーニングスターが評価対象としている追加型株式投資信託2,629本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、10月31日まで3カ月間の純資産額の増加額ランキングをみました。

 この間の東京株式市場は、金融市場混乱や急激に進展した円高の影響を受け、TOPIXは33.48%の下落。同期間の米国ダウ工業株30種平均も18.04%の下落となりました。
 こうした中、当ランキングで20位内に入ったファンドを見ると、国際債券型が16本、国際株式型が4本となりました。依然として高金利通貨関連ファンドが上位を独占しています。また、上位20本中17本が今年に入って新規設定されたファンドであり、新設ファンドの人気が高くなっています。




◎3カ月純資産増加額ランキング(純資産額10億円以上のファンドを対象)

順位 ファンド名 投信会社 純資産額
(百万円)
増加額
(百万円)
増加率
(%)
7月31日 10月31日
1 MS 世界高金利通貨投信(毎月分配型) モルガン・S   106,483 106,483  
2 日興 高金利通貨ファンド(毎月分配型) 日興 56,510 78,705 22,195 39.28
3 MS 世界高金利通貨投信(年2回決算型) モルガン・S   21,997 21,997  
4 グローバルETFオープン 国際   21,780 21,780  
5 UBS ブラジル・レアル債券投信(毎月分配型) UBS 212,621 227,972 15,351 7.22
6 欧州ハイ・イールド・ボンド(豪ドルコース) 野村   10,028 10,028  
7 グローバル・ボンド・ベーシック(毎月決算型) 三菱UFJ 10,937 20,563 9,626 88.01
8 JPM 新興資源大国株投信 JPモルガン   5,370 5,370  
9 シュローダー・アジア公社債ファンド シュローダー 4,371 8,739 4,368 99.93
10 ダイワ・ラテンアメリカ株式ファンド 大和   3,543 3,543  
11 フィデリティ・世界小型株投信 フィデリティ   3,435 3,435  
12 りそなハイグレード・ソブリンF(毎月決算) 大和 80,526 83,926 3,400 4.22
13 ポールソン・アドバンテージ・オープン フォルティス   3,285 3,285  
14 DIAM エマージング債券ファンド DIAM 8,871 11,885 3,014 33.98
15 日興 高金利通貨ファンド(資産成長型) 日興 14,297 16,706 2,409 16.85
16 高金利通貨ファンド 新光 2,761 5,059 2,298 83.23
17 世界債券ファンド みずほ 5,576 7,747 2,171 38.93
18 安田 高金利外債ファンド 安田   1,979 1,979  
19 欧州ハイ・イールド・ボンド(欧州通貨コース) 野村   1,914 1,914  
20 住信 ヨーロッパ国債ファンド(毎月決算型) 住信 7,666 9,537 1,871 24.41


 新規にランクインした4位の「グローバルETFオープン」はiシェアーズと呼ばれるETFを通じて、世界の株式、債券、コモディティ等に分散投資をしています。実質的な外貨建資産の50%程度については為替ヘッジを行っています。
 新規ランクインで8位の「JPM 新興資源大国株投信」は、ブラジル、ロシア、南アフリカ、中東諸国の株式を主要投資対象としています。マザーファンドの国別基本配分比率は、ブラジル、ロシア、南アフリカがそれぞれ30%、中東諸国が10%となっています。
 13位に新規にランクインした「ポールソン・アドバンテージ・オープン」は、ユーロドル債への投資を通じ、実質的にヘッジファンドである「dbX-Risk Arbitrage 6 Fund 」への投資成果を享受するファンドです。




(モーニングスター社)


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