新興国ニュース

2018/10/12 11:00

<新興国eye>ロシア−トルコ間の送ガス管網「トルコストリーム」は20年1月から運用開始へ

 ロシアのアレクサンドル・ノワク・エネルギー相は9日、地元テレビ局「ロシア24」のインタビューで、ロシア産天然ガスを黒海・トルコ経由で欧州に運ぶ送ガス管網建設プロジェクト「ターク(トルコ)ストリーム」(総延長930キロ超)の運用開始時期について、予定通り20年1月1日からトルコへの輸送を開始できる見通しを明らかにした。地元のタス通信(電子版)が伝えた。
 
 同エネルギー相は、「パイプラインの建設工事はトルコとロシアの両政府間で承認された計画通り進んでいる。すべて予定通りだ。20年1月1日までにトルコストリームは2本の並走する送ガス管を通じてロシア産天然ガスの供給が可能になる」と述べている。
 
 トルコストリームはロシア黒海沿岸のアナパから海底を通じて対岸のトルコのトラキアまで2本の送ガス管で結ぶもので、2本の送ガス管による天然ガスの輸送能力は計315億立方メートル。これは1年間に1500万世帯のガス需要に相当する。
 
 ロシア産天然ガスはトルコからさらに欧州の南部や南東部の各国にも順次延長される。欧州向けはトルコからギリシャやイタリアに向かうルートと、ブルガリア、セルビア、ハンガリー、オーストリアに向かうルートに分かれるが、同相は、ブルガリアとオーストリアの2カ国に優先的に天然ガスを輸送するとしている。
 
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(イメージ写真提供:123RF)

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