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<新興国eye>年明けから全くさえないボベスパに買いはあるか?

2014-02-18 16:22:00.0

 2月13日終値も前日終値から0.84%下げて4万7812.83ポイントだったボベスパ指数。いっこうに5万ポイント台を超える気配がないが、14年はこのまま低空飛行を続けるのだろうか? そんな中で、ブラジルの著名経済誌である「エザメ(EXAME)」が14年2月5日号で「2014年はどこに投資すべきか」という興味深い特集を組んだ。

 もちろん特集の内容は株式の話だけではなく、ブラジルにおいて14年は何に投資すべきかということなので、投資信託、不動産なども取り上げられている。その中で様々なシナリオが紹介されているが、最も保守的なシナリオではより堅い債券やファンドを7割にすべきで、株式は5%程度とされている。逆に最もアグレッシブなシナリオでは、ヘッジファンドを30%、株式を25%と提案している。不動産はいずれも5%とされており、高騰している地価が敬遠されている。

 では、エザメが14年に薦める株式はどれだろうか?
 まず、1位は資源セクターのヴァーレ(Vale)。14年は中国経済が復調すると期待されており、それに伴ってヴァーレの株価も上昇すると予測。さらには、民営化後一気に広げたポートフォリオを絞り始めており、ポートフォリオから外れた会社をどんどん売却して財務状況も改善されているのが好感されているのであろう。
 続いて第2位は、ワールドカップ銘柄として今年売上大幅アップが期待される世界最大のビール会社アンベブ(Ambev)。第3位は、ブラジルの大手銀行の1つであるイタウ(Itau)。4位はブラジル最大の製鉄会社のゲルダウ(Gerdau)で、ヴァーレ同様、中国、アメリカの経済回復の恩恵を受けると予測されている。

 以上は誰でも知っているブラジルの大手企業であるが、いくつか面白い企業も推奨されている。まずは、国営銀行であるブラジル銀行の信用力をもとに、13年4月に上場した保険子会社BB Seguridade。上場以来40%も株価が上がっており、絶好調である。リスクとしては、失業率が上がると需要が低迷する可能性があると指摘されているが5位にランクされている。

 もう一社は8位で紹介されているミナスジェライス電力(CEMIG)だ。ミナスジェライス電力はブラジル最大の電力会社であり、水力が中心だが、火力や風力発電も進めている会社である。13年のエネルギーセクターは総じてダウンしたが、15年からの法律改正はミナスジェライス電力に大きな追い風となり、高配当が期待できるとのことである。

 ちなみに、第6位は食品最大手ブラジルフーズ(BRF)、7位は製紙大手のスザノ(Suzano)、9位はTAM航空のマルティプラス(Multiplus)、10位はテレフォニカ(Telefonica)であった。

【筆者:株式会社クォンタム/輿石信男】
株式会社クォンタムは91年より20年以上、日本とブラジルに関するマーケティングおよびビジネスコンサルティングを手掛ける。市場調査、市場視察のプランニング、フィージビリティスタディ、進出戦略・事業計画の策定から、現地代理店開拓、会社設立、販促活動、工場用地選定、工場建設・立ち上げ支援まで、現地に密着したコンサルテーションには定評がある。11年からはJTB法人東京と組んでブラジルビジネス情報センター(BRABIC)を立ち上げ、ブラジルに関する正確な情報提供とよりきめ細かい進出支援を行なっている。

◎当該記事は外部執筆者により作成されたものです。記事は執筆者が信頼できると判断したデータなどにより作成いたしましたが、その正確性などについて保証するものではありません。

提供:モーニングスター社

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