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ファンドニュース



マネックス証券の「answer」、オンライン投信販売の可能性を大きく広げるサポートツール(上)

2016-02-17 10:52:00.0

 マネックス証券は投信銘柄選びサポートツール「answer」をスマートフォンアプリとして2015年1月に無料公開してから1年が経過した。マネックス証券執行役員マネックス・ラボ室長の飯田敦氏に、「answer」の現状や今後の展望について聞いた。

 ――「オンラインでの投信取引」の活性化をめざし、投信銘柄選びサポートアプリ「answer」の提供を開始されました。2015年1月のサービス開始から1年が経過しましたが、この間の利用状況を振り返り、「answer」の評価は?

 「answer」の提供は、そもそも公募投信の数が約5800本(2015年12月現在、すでに設定されている国内籍公募投資信託のうち、NTTデータエービック提供のデータ対象の銘柄数)になり、これは上場株式の銘柄数を大きく上回り、もはや、一般の方々が、その中から自分の投資目的に合った銘柄を選ぶことが難しくなっていること。また、スマートフォンが一般に広く普及し、お客さまのインターフェイスとして活用できる段階に至ったということが背景にあります。

 マネックスでは、2010年に資産設計サポートツールとして「MONEX VISION β(マネックスビジョン ベータ)」の提供を開始し、マネックスのお客さまにサービスを提供してきました。「MONEX VISION β」で提供した機能の拡張、投信版が「answer」です。「MONEX VISION β」は、現在マネックス証券で保有している投信や株式、債券などの情報をもとに、将来の目標とするポートフォリオを設定すると、その目標を実現するために追加購入する資産クラスや具体的な投信銘柄等の情報が表示されます。「answer」は、この機能を投信に絞って提供しています。

 「answer」は、マネックスとのお取引のないお客さまも含めて、幅広く対象にしました。選択対象となるファンドも、日本で一般に販売されているほぼすべてと言える国内籍公募投信に拡大しました。これによって、従来はマネックス証券に口座がないと使うことができなかったツールが、一般のスマートフォンアプリとして無料で手軽に使えるようになりました。

 実際に「answer」が投信購入につながったかどうかは、測定が難しいところがあります。一つには「answer」で診断した結果を、必ずしもすぐに購入実行されるわけではないこと。また、購入場所もマネックス証券に限られるわけではないので、実際に購入されたのかどうかが追跡できないのです。ただ「answer」で参考にしていただいた銘柄が後日、実際に保有銘柄として登録された例も多く見られています。

 さらに「anawer」をダウンロードしたいただいた方の約30%の方々が継続的に利用していただいています。ご自身の登録保有銘柄や「answer」で得た結果をファンドのウオッチリストに登録し、日々値動きをチェックするような動きがみられます。

 ――「answer」に特徴的な機能は?

 「answer」ではファンドの投資対象を10資産クラスと3通貨の短期金融資産に分類して分析しています。「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「ハイ・イールド債券」「国内リート」「海外リート」「コモディティー」の資産と「国内通貨」「先進国通貨」「新興国通貨」です。この資産内容の分類は、各ファンドの目論見書などで確認する作業を行っています。一言で「バランスファンド」といっても、組み入れ資産の内容は、ファンドごとにさまざまです。その運用の中味に着目し、実質的にどの資産に投資しているのかが一目で分かります。

 保有ファンドを登録し、目標とするリスク・リターンを設定していただき、「answer」のタブを開くと、追加購入が望ましいファンドのリストを表示します。そして、追加購入するファンドを選択し、購入予定金額を入力すると、到達可能性を示す「スコア」が変化します。「スコア」は100が最高です。「スコア」を参照しながら、ファンドを選び直し、購入金額を変更することによって、より高いスコアになるように調整していただくというのが基本的な使い方です。

 追加購入を提案するファンドのリストは、追加すべき資産クラスと通貨を基準に、さらに「純資産総額」や「リターン」、「信託報酬」でランキングして、相対的にランキングが高い銘柄から上位に表示されます。アクティブファンドであるかインデックスファンドであるかも考慮されています。

 (下)へつづく
提供:モーニングスター社

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