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マネックス証券の「answer」、オンライン投信販売の可能性を大きく広げるサポートツール(下)

2016-02-17 10:54:00.0

 マネックス証券は「answer」をスマートフォンアプリとして2015年1月に無料公開してから1年が経過した。マネックス証券執行役員マネックス・ラボ室長の飯田敦氏に、「answer」の現状や今後の展望について聞いた。

 (上)からつづく

 ――「answer」に特徴的な機能は?

 「answer」の特徴は、「決めつけ」がないことです。追加購入候補としてリスティングされるファンドは、保有資産のリスク・リターンを目標に近付けるために、理論的に最適な組み合わせになるようなファンドをピックアップします。リストから選ぶ楽しみもありますし、リストの中には、同程度のリスク・リターンの「株式ファンド」や「ハイ・イールド債ファンド」なども並びますから、「これからは株式がよさそう」などといった市場に対する見方に応じて選ぶこともできます。

 また、追加ファンドを選択し、購入金額を入力すると、「もっと購入額を増やすとスコアが良くなる」とか、「その資産は持ち過ぎなので他の候補を」などといった一言コメントが出てきて、ファンド選びをサポートします。

 ――これからの「answer」は?

 ユーザインターフェイス(UI)の改善を進めたいと思っています。一般に開放したことによって、幅広い方々に「answer」を使っていただけるようになりました。「MONEX VISION β」は、ある程度の資産があって、複数のファンドや株式を保有する投資経験者の方々のみが利用していただいていたのですが、「answer」は誰でも使えますので、投資したことがない方もダウンロードして使っていただいていると思います。

 幅広い方々に使っていただくことによって、実際の資産運用に関する多くのデータや「amswer」のどの画面が良く見られているのか、どこで離脱されているのかといった情報が集まってきます。また、問い合わせなどによっても、何が不足しているのかといった情報が集まります。これらをどんどん吸収していって、より使いやすく、役に立つツールに進化させたいと思っています。

 また、「answer」の開発で培ったノウハウは、「マネックスビジョン」にも応用し、「マネックスビジョン」の使い勝手も良くしていきます。「answer」と「マネックスビジョン」が相互に影響し合いながら、より多くの方々に使っていただけるツールとして機能を高めていくことをめざしていきます。

 ――「オンライン投信販売」を定着・普及させるために必要なことは?

 オンラインでの投信販売は、これからのマーケットですので、決め打ちは難しいと思います。オンライン証券各社は多様な品揃えを実施し、多くの投信の中から、自分に合った投信を選ぶためのツールを提供しています。最終的に「投信を選び、購入を決定するのはお客さま」ですので、「answer」などのツールは、お客さまの決定をサポートするツールとして、どんどん進化していくのだと思います。

 資産運用の形として、自己完結で証券会社や銀行が用意したサービスを利用して自分でどんどん投資を進める方もいます。一方で、専門家の投資助言を受け、投資顧問契約によって運用を一任する、すなわち、運用を専門家に任せてしまう方もいます。そして、自己完結型と投資一任型の「間」に位置する方々が多くいらっしゃるのです。ここをサポートするのが「answer」のようなツールです。最近話題になっている「ロボ・アドバイザー」といわれているテクノロジーも、オンラインサービスと対人サービスの間を埋めるサービスに位置付けられます。

 また、「answer」や「マネックスビジョン」などのツールは、マネックスだけにとどまらず、他の金融機関でご希望があれば提供していきます。対面での相談業務のサポートツールとして活用することもできると思います。誰もが使いやすいUIとアドバイスに近付けることによって、様々な可能性が広がっていくと思っています。
提供:モーニングスター社

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