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新興国情報

セネガル家事情:4階なのに床上浸水?
2011/01/28

床上浸水後に水を掃き出す筆者。家に入った水をモップでひたすらかき出します。ちなみに背中にくっついているのは、1歳の娘です。。。

はじめまして。新興国ブログで、アフリカのエントリーを担当する佐藤重臣です。どうぞよろしくお願いします。

2010年12月まで、アフリカのセネガルという国でMBA(経営学修士)プログラムに参加してきました。セネガルでMBAに参加したのは、同国の経済成長機会をとらえて、起業をしようと考えたためです。起業をするために必要なコネクションを作るというのが、MBA参加の直接的な理由です。

アフリカで、しかも南アフリカでもなく、エジプト、モロッコでもないところで成長機会、といってもピンとこない方が多いかもしれません。私のエントリーでは、そのような機会があるということを伝えられればと思います。

確かに、私が住んで、起業を考えたセネガルという国は豊かな国というわけではありません。数字でみてみると、2010年の1人当たりGDP(国内総生産)はIMF(国際通貨基金)推計で964ドル(約7万9,000円)。これは、アフリカ諸国52カ国中25位。世界180カ国中144位という水準です。ちなみに日本は4万2,325ドルなので、大まかに言えば所得水準が40分の1弱です。

経済発展途上のため、未整備なインフラも多いです。首都ダカールでは、数十分〜2、3時間程度の停電が2、3日に1度はあるという感覚です。MBAで授業をしていても、3日に1回は停電。そのたびに発電機がうなりをあげます(なお現地では発電機のことを「ブルッ」と呼びます。発電機が稼動するときにブルブルという音がするからです)。

また建物の造りが粗く、雨が降ると天井から漏れてくるのは普通。わが家は4階建アパートの4階。テラスが付いていたのですが、大雨のときには、テラスの排水溝の排水能力を雨量が上回りました。その日は、天井からは雨漏り、テラスからは水が流れ込み、床上浸水と相成りました。

こういう話をすると、ああやっぱりアフリカは大変なんだなぁと思われるかもしれません。一方で、中間層・富裕層も育っています。次回は、そのような中間層・富裕層の生活水準やそれを対象にしたビジネスを取り上げたいと思います。

(佐藤 重臣)

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