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新興国情報

時価総額が1年半で3倍超、急成長のスリランカ株式市場とは?
2011/02/04

前回の最後にインド洋に浮かぶ島国スリランカが世界の投資家から注目を集めて、2009年、2010年と2年続けて株価指数が100%前後の大幅上昇を記録したということを書きました。

今回はそんなスリランカの株式市場について簡単に解説していきたいと思います。

まず、スリランカの株式市場は、首都のスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(名前が長いことで知られる)ではなく最大の商都で旧都でもあるコロンボにあります。(コロンボ証券取引所、英語名 Colombo Stock Exchange[略称CSE])

内戦中の1985年に開設され、25年の歴史を持っていてアジアの中では比較的新しい部類に入る市場です。

証券取引所の上場銘柄数は2010年12月時点で241銘柄、時価総額は約1兆7,000億円となっており、東京証券取引所の時価総額と比較すると約190分の1という規模になります。

先ほどCSEの設立が内戦中と書きましたが、その内戦が終了したのが2009年の5月(内戦はなんと約26年間も続いてしまいました)。この時点での時価総額が約5,200億円でしたので、内戦終了後の1年と半年で時価総額は3倍以上へと拡大をしています。

ちなみに、時価総額1兆7,000億円というのは他のアジア新興国と比較すると日本人投資家も数多く参入しているベトナム株式市場(時価総額:2兆5,000億円)と近い関係にあります。

ベトナム投資は日本でも一時ブームとなりましたし、地理的にも近い関係上情報も多く入ってきますが、スリランカともなるとほとんど情報が入ってきません。

今回簡単に紹介したような内戦が26年間も続いていたことや、内戦終了後の株式市場の好況もほとんど知られていません。

このモーニングスター新興国ブログをきっかけにスリランカという国について興味を持ってもらえればと思います。

(しむしむ)

ベトナム株・BRICsプラス11投資情報へのリンク

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