NISAとは? 〜キャンペーンを上手に活用、NISA口座の金融機関選び

NISA(少額投資非課税制度)の開始が2014年1月1日から、NISA専用口座の開設は2013年10月1日からとなっている。しかし、現在、多くの金融機関がNISA専用口座の事前受付を開始しており、1口座でも多く獲得するために様々なキャンペーンを打ち出しているようだ。NISA専用口座は1人につき1口座のみで、同時に複数の金融機関を利用することはできない。そのため、どの金融機関を選べば良いか迷っている投資家は多いのではないだろうか。そこで今回は、金融機関各社(一部抜粋)のNISA専用口座キャンペーンの違いを見ていく。

NISA専用口座の開設キャンペーン

金融機関別 NISAキャンペーン(一部抜粋)

金融機関 NISA口座キャンペーン NISA口座の手数料優遇
証券
会社
SBI証券 NISA口座開設で、30名に10万円相当の賞品をプレゼント
また、25,000名にCOACHオリジナルグッズをプレゼント
(期間:〜2013年9月30日)
国内株式手数料52円
(期間:2014年中)
楽天証券 NISA口座開設で、楽天証券が厳選した「NISAおすすめファンド」の投資信託1,000円分プレゼント(期間:〜2013年12月31日)
NISA口座開設で、豪華商品が1,213名に当たる
(期間:〜2013年9月30日)
・国内株式(現物)売買手数料0円(期間:2014年中)
・投資信託(ノーロード)350本以上!
・海外ETF買付時手数料実質0円/ドル(期間:2014年中)
フィデリティ証券 NISA口座開設申請完了で、特定・一般口座の投資信託の販売手数料無料
(期間:2013年8月5日〜10月31日)
投資信託の販売手数料無料
(期間制限なし)
野村證券 NISA口座開設で、2,000円をプレゼント
(期間:〜2013年9月30日)
-
大和証券 NISA口座開設で、2,000円もしくは住民票取得代行サービス+500円をプレゼント。さらに、新規資金で大和ネクスト銀行に10万円以上100万円以下の円定期預金を1カ月または3カ月で作成の場合、金利優遇。
(1カ月:税引後年3.984%、3カ月:税引後年1.593%)(期間:〜2013年12月30日)
-
SMBC日興証券 NISA口座開設で、2,000円プレゼント
(期間:〜2014年3月31日)
NISA口座でキンカブ利用の場合、株式購入時のスプレッド0%、投資信託販売手数料無料
(期間:2014年1月6日〜2014年12月30日)
銀行 三井住友銀行 NISA口座開設で、2,000円プレゼント
(期間:〜2013年9月30日)
または、住民票取得代行サービス
(期間:〜2013年12月30日)
-
三菱東京UFJ銀行 NISA口座開設で、500円プレゼント
(期間:〜2013年9月30日)
初回投資信託購入で、1,500円プレゼント
(期間:2014年1月6日〜2014年3月31日)
ゆうちょ銀行 NISA口座開設で、QUOカード500円分プレゼント(期間:〜2013年9月10日) -
みずほ銀行 NISA口座開設で、1,000円プレゼントまたは住民票取得を代行。さらに、サッカー日本代表ユニフォームレプリカを抽選で3,240名にプレゼント。みずほマイレージクラブ会員のNISA口座申込みで2014年2月2日までの銀行口座のATM手数料等無料。
(期間:〜2013年10月31日)
-
琉球銀行 NISA口座開設で、2,000円プレゼント
(期間:〜2013年12月30日)
-
生保 第一生命 NISA口座開設で、一般口座特定口座での投資信託販売手数料無料+住民票取得代行サービス無料
(期間:〜2013年12月30日)
投資信託の販売手数料無料
(期間:2014年1月6日〜12月30日)

※ 2013年8月19日現在
出所:モーニングスター作成

金融機関各社のNISA専用口座の早期開設キャンペーンを見ると、「NISA口座開設で○○円プレゼント」というキャッシュバックが大多数を占める。このキャッシュバックはキャッシュバックキャンペーンを打ち出している金融機関でNISA専用口座を対象期間のうちに開設すれば、誰でも該当金融機関の通常口座から受け取れるものである。キャッシュバックの額は500〜2,000円が相場となっているようだ。2,000円を打ち出している金融機関が多く、例えば、野村證券、SMBC日興証券、三井住友銀行、琉球銀行などである。また、みずほ銀行はキャッシュバックに加えて、サッカー日本代表ユニフォームレプリカを抽選でプレゼントすることを決めており、他の金融機関とのキャンペーンの差別化を図っている。

一方、現金の代わりに賞品をプレゼントする金融機関も現れている。SBI証券では、抽選で高級アクセサリーブランドのオリジナルグッズ、ゆうちょ銀行ではNISA専用口座を開設した全員にQUOカードをプレゼントするようだ。

グループ会社・関係会社を巻き込んでサービスを提供する金融機関も現れている。大和証券では、NISA専用口座を開設した場合、グループ会社である大和ネクスト銀行で1契約10〜100万円の1カ月もしくは3カ月ものの円定期預金を作成すると金利が優遇されるサービスを提供している。

加えて、住民票取得代行サービスを行う金融機関もあるようだ。窓口での住民票取得は平日の8:30〜17:00と限られており、その時間帯に窓口へ行くことが困難な投資家には有り難いサービスであろう。取得を代行してもらう場合は委任状の作成が必要となる。ただ、住民基本台帳カードを保有していれば、自動交付機や一部コンビニエンスストアで土日祝日でも住民票は発行可能だという点には注意してもらいたい。

住民票取得代行サービスを行う金融機関は、大和証券、三井住友銀行、第一生命などとなっている。

NISA専用口座の手数料優遇

一方で、NISA専用口座の手数料優遇サービスを行う金融機関は思いのほか少ないようだ。フィデリティ証券はNISA専用口座の投資信託の販売手数料を期間制限なしで無料にし、実質ノーロードファンド(販売手数料無料の投資信託)にする予定である。その他にも、期間を設けてはあるものの、投資信託の販売手数料を無料にする予定の金融機関には、SMBC日興証券、第一生命などがある。

また、三菱東京UFJ銀行はNISA専用口座で初回の投資信託の購入に限り、1,500円をプレゼントすることを決めている。

その他の口座関連キャンペーン

NISA専用口座を開設する際は、通常取引用の一般口座や総合口座を開設していなければならない。そんな中、NISA専用口座を除くその他の口座に関するキャンペーンを同時に展開している金融機関も存在する。例えば、野村證券や大和証券などは紹介キャンペーンも実施している。この紹介キャンペーンは、紹介した家族・友人が定められた期間内に口座を開設し、一定金額を入金すると、紹介者と紹介された家族・友人に現金がプレゼントされるものである。そのため、NISA専用口座を開設する際は、家族や友人と相談するのも良いだろう。

また、価格比較サイト「価格.com」経由でSBI証券や楽天証券などで通常取引用の口座を開設し、一定金額を入金すると、SBI証券では現金、楽天証券では楽天ポイントがもらえるようだ。

上記で紹介したのは現在行われているキャンペーンのごく一部を紹介しただけだが、NISA専用口座開設に役立ててもらいたい。例えば、通常取引用の一般口座や総合口座のキャンペーンを利用して、複数の金融機関に通常取引用の一般口座や総合口座を開設し、一般口座、総合口座で使い勝手を確認の上、NISAキャンペーンを考慮し、NISA専用口座を開設する、といった流れも考えられるだろう。また、NISAキャンペーンから候補となる金融機関を複数挙げ、その中から投資信託の取扱本数が多い金融機関にNISA専用口座を開設するなどといった流れも考えられる。

なお、NISA専用口座を開設する前に、ご自身で金融機関各社のホームページなどで情報を確認して頂きたい。加えて、キャンペーンだけでなく、金融機関が取扱っている商品自体にも注意してもらいたい。

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