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長谷工が急落し、東証1部の値下がり率2位に

2009/09/11 12:16

 長谷工コーポレーション <1808> が急落。一時25円安の96円まで売られ、前場終値は24円安の97円で東証1部値下がり率第2位となった。
 10日に、みずほ証券を割当先とする転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表、将来の希薄化懸念が嫌気されている。
 今回のCBは、株価動向に応じて転換価額も修正されるMSCB。ただ、転換価額の下限は60.5円に設定されている。上限の設定はない。当初転換価額(121円)でCBのすべてが普通株へ転換される場合の希薄化率は9.8%。下限転換価額の場合は19.6%となる。
 手取り概算額149億7000万円は、建設工事の工事費や人件費などの運転資金に充てる。CB発行による10年3月期業績予想の変更はない。
 クレディ・スイス証券は10日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)へ、目標株価を120円から110円へ引き下げた。同証券の望月政広ヴァイスプレジデントは、「当初転換価額だけで9%の希薄化がある。加えて、MSCBであるため株価が下落すれば希薄化率が高くなり、株価は下げやすくなる」とみていた。

・投資判断の対象期間は今後12カ月
提供:モーニングスター社