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新興国ニュース=ロシア中銀が「不意打ち」の利下げ、外為市場ではルーブル売りに傾く

2009/09/15 11:51

 ロシア中央銀行は14日、主要政策金利のリファイナンシングレートを0.25%引き下げ、10.50%とした。14日の外国為替市場ではルーブルが対円、対ドルで下落。対ドルでは8日ぶりの反落となった。ロシア中銀の利下げのほか、NY原油先物の下落も資源国通貨のルーブルには重しとなった。

 ロシア中銀のウリュカエフ第1副総裁は8月25日に「次の利下げはいつでも実施される可能性がある」と表明。市場では利下げに対する警戒感が強まっていた。ただ、8月CPI(消費者物価指数)が発表された9月4日の前後で利下げが発表されなかったため、市場参加者は利下げ発表の「Xデー」を見定めにくくなっていた。14日にはロシアの経済指標の発表予定がなかっただけに、利下げ発表はサプライズとなった。

 8月CPIは前月比変わらずと市場予想の同プラス0.3%を下回ったほか、前年同月比でもプラス11.6%と7月のプラス12.0%から伸び率が縮小した。今後、CPIの伸びが鈍化するに従って追加利下げが行われる可能性が高い。

提供:モーニングスター社