日経平均66円安、クレディスイス決算・円高一服感で下げ渋る=22日後場
2009/10/22 15:33
22日後場の日経平均株価は前日比66円22銭安の1万267円17銭と続落。中国GDP(国内総生産)は市場予想とほぼ一致し、出尽くし感が意識されて売りが優勢となったが、日本時間午後2時前に発表されたクレディスイスの決算をきっかけに日経平均は戻りを試した。円相場が1ドル=91円台前半で落ち着きを取り戻したことも追い風となった。東証1部の出来高は20億4285万株と6営業日ぶりに20億株台を回復。売買代金は1兆3680億円。騰落銘柄数は値上がり527銘柄、値下がり1020銘柄、変わらず139銘柄。
国内投信のファンドマネジャーは「クレディスイスの決算で売りが減った格好。足元では短期的な過熱感もあって上値を試しにくい局面だが、もともと業績回復の期待が高いため、下値では拾う動きも盛ん。政策リスクが騒がれているが、多くは織り込み済みだろう。海外の業績も市場予想を上回るものが目立つ。相対的に出遅れ感が目立っている日本株も、9月中間期の決算で上方修正してくる企業が出てくれば、上値を試す可能性も十分にある」と指摘している。
業種別では、郵船
<9101>
など海運株が値下がり率トップ。三菱UFJ
<8306>
など銀行株が停滞し、アコム
<8572>
などノンバンク株も安い。野村
<8604>
など証券株や、三住海上
<8725>
など保険株も軟調に推移した。国際帝石
<1605>
、新日石
<5001>
など石油関連株もさえない。東建物
<8804>
など不動産株や、JR東海
<9022>
など陸運株も売りが継続した。個別では、10年3月期連結業績予想を下方修正したDTS
<9682>
や、主力大証の日金銭
<6418>
などが売られた。
半面、10年3月期連結業績予想を上方修正した大成建
<1801>
をはじめ、鹿島
<1812>
などゼネコン株は高い。ホンダ
<7267>
など自動車株の一角も切り返した。個別では、伊藤忠
<8001>
の出資が報じられたユニー
<8270>
が継続物色され、ユニー子会社の鈴丹
<8193>
も再編期待で買われた。9月中間期連結業績予想を上方修正した東邦HD
<8129>
も上昇。9月中間期営業黒字報道や、モバイル燃料電池を発売する東芝
<6502>
も活況。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、26業種が下落した。
提供:モーニングスター社