株式ニュース



新興市場トップピック=Vテクが堅調展開

2009/10/23 08:11

 22日の新興市場は後場から雰囲気が好転。東証1部市場がクレディスイスの決算などを手掛かりに下げ幅を縮小させたことを受け、新興市場も投資マインドへの感応度が高いネット株などが買い優勢となった。業績予想の上方修正を発表したミクシィ <2121> は前営業日に大幅高していた反動から安く始まったものの、後場から買われて3カ月ぶりに年初来高値を更新。他にもサイバーエージェント <4751> も上値をうかがう展開となりつつある。売買代金の水準はそれほど増加していないが、新興市場の地合いは徐々に改善しているようだ。23日はデ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576> がジャスダックNEOに新規上場する予定。手掛かり材料不足の相場環境下、人気化が読まれている。

以下、23日付株式新聞より抜粋
 液晶ディスプレーの検査関連装置などを手掛けるブイ・テクノロジー(Vテク) <7717> が続伸。21日に10年3月期の業績計画を上方修正。連結営業利益を14億円から21億円(前期比2.5倍)に引き上げた。
 売上の増加が修正の主要因。13日に開示した、納期などが未定だった液晶露光装置および検査関連装置の大口受注のうち、10億円が今期中に売上計上されることになった。残り40億円は来期の売上に計上される予定。また、韓国、台湾向けの液晶用計測装置関連の伸長も勘案した。会社側では「大型受注の獲得でも分かるように、事業環境は復調傾向にある」(中原有庸管理部長)との見方。コスト面も想定以内に抑制することができているという。
 利益予想の増額幅は上期に比べ下期の方が小さいが、これは比較的利益率の高い製品が上期に集中し盛り上がるためで、下期の需要の落ち込みを意味するわけではないとしている。
 株価は下値を切り上げる動き。抵抗線となっている60万円台後半のラインを上抜けてくれば、再び上昇トレンドに入ることも期待できそうだ。

提供:モーニングスター社