日経平均は小反発、アジア株高も上値限定的=4日後場
2009/11/04 15:28
4日後場の日経平均株価は前営業日比41円36銭高の9844円31銭と小反発。香港ハンセン指数などアジア株の全面高を背景に、小高い水準でもみ合いとなった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅く推移していたことも投資家心理の改善に働いたが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明など見送り材料が多く、薄商いに追随するような買いは限られた。東証1部の出来高は16億8416万株。売買代金は1兆2243億円。騰落銘柄数は値上がり733銘柄、値下がり810銘柄、変わらず144銘柄。
中堅証券のマーケットアナリストは「引けにかけて上げ基調を強めたものの、値幅は小さく、基本的には2日終値を挟んだもみ合いに終始した格好だ。米国株は前週末にNYダウが250ドル近く下落したのに、東京市場が休場中は戻りが鈍い。仮にFOMCを無事に通過しても、あすはトヨタ
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の決算発表、週末には米雇用統計を控えている。トヨタの決算に過度の期待は持てず、積極的には動けない展開が続きそうだ」と指摘している。
業種別では、住友鉱
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、松田産業
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など金関連銘柄が高値圏で推移し、新日石
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、新日鉱HD
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など石油関連株も継続物色された。10年3月期連結営業益予想を上方修正した王子紙
<3861>
など製紙株もしっかり。インフルエンザ治療薬の承認申請を行った塩野義薬
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など医薬品株も堅調。日産自
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など自動車株が買われ、F1撤退を表明したトヨタ
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も高い。野村証が投資判断を引き上げた日製鋼
<5631>
や、道路橋修繕の需要が期待された日橋梁
<5912>
はストップ高。9月中間期連結業績予想を上方修正した古河電工
<5801>
なども引き締まった。
半面、三菱UFJ
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など銀行株や、野村
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など証券株が軟調。亀井金融相が改正貸金業法を予定通りに施行すると述べたことが報じられ、武富士
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が下げに転じるなど消費者金融株の一角も下落した。アサヒ
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など食品株も売られ、東エレク
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などハイテク株もさえない。個別では、9月中間期連結業績予想を下方修正した文化シヤタ
<5930>
、10月既存店売上高が2カ月連続で減収となったメガネトップ
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などが安い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、21業種が上昇した。
提供:モーニングスター社