日経平均126円安、様子見で上値重い=5日後場
2009/11/05 15:28
5日後場の日経平均株価は前日比126円87銭安の9717円44銭と反落。先物へのまとまった売りに下げ足を早める場面もあったが、一巡後はもみ合いとなった。追随するような売りはみられなかったが、米雇用統計などを前に見送り気分が強く、上値は重かった。東証1部の出来高は19億3671万株。売買代金は1兆2230億円。騰落銘柄数は値上がり437銘柄、値下がり1110銘柄、変わらず139銘柄。
岩井証券・イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は「決算発表の時期だというのに、外部環境をにらんだ海外勢の売買に左右された無機質な相場。海外勢が日本株のポジションを減らしているようだが、米雇用統計やECBを控え、基本的には様子見で、6日も小動きの展開は続きそうだ。中間期決算で利益確定売りという流れも変わっていないが、米雇用統計が無事通過すれば、週明け以降、国内企業の決算を改めて吟味していく格好になる」と指摘している。
業種別では、10年3月期連結業績予想を下方修正した中越パ
<3877>
や、9月中間期で営業68%減の三菱紙
<3864>
などパルプ・紙株が安い。アステラス薬
<4503>
、塩野義薬
<4507>
など医薬品株もさえない。新日石
<5001>
、新日鉱HD
<5016>
など石油株も軟調。三洋電
<6764>
が値下がり率トップとなるなどハイテク株も下押した。住友鉱
<5713>
など非鉄金属株、トヨタ
<7203>
、ホンダ
<7267>
など自動車株も売りが優勢となった。個別では、10年3月期連結業績予想を下方修正した理想科学
<6413>
、10年3月期連結の純利益予想を減額した日機装
<6376>
などが売られた。
半面、10年3月期連結業績予想を上方修正した国際帝石
<1605>
など資源開発株が継続物色された。シティ証が投資判断を引き上げた武富士
<8564>
、アコム
<8572>
、プロミス
<8574>
など消費者金融株も高値圏で推移し、三菱UFJ
<8306>
など銀行株や、T&DHD
<8795>
など保険株の一角もしっかり。個別では、日橋梁
<5912>
が値上がり率トップ。堀場製
<6856>
、愛知機
<7263>
が買われ、フォスター
<6794>
なども高い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、26業種が下落した。
提供:モーニングスター社