日経平均71円高、TOPIXは下げに転じる=6日後場
2009/11/06 15:31
6日後場の日経平均株価は前日比71円91銭高の9789円35銭と反発。一方、TOPIXは同0.95ポイント低下の874.01ポイントと続落した。機関投資家による売りに押され、日経平均は上げ幅を縮小、TOPIXは下げに転じた。今晩の米雇用統計を前にした様子見気分に買い意欲は乏しかった。物色の矛先も局地的で、東証1部の値上がり銘柄数は453と全体の26.8%(値下がり1115銘柄、変わらず118銘柄)にとどまった。東証1部の出来高は18億8277万株。売買代金は1兆2632億円。
中堅証券のマーケットアナリストは「明確な売り材料があるわけでもないのに、日経平均の上値が重すぎて失望感も漂う。各企業の下期見通しと同じで、中間期決算をみても、先行きの不透明感が払しょくできなかった。円相場や外部環境、政策などが要因とみられるものの、どれも漠然としていて株価に織り込もうとして出来るものでもない。今晩の米雇用統計で米国株が上昇しても、国内においてはセンチメントが大きく変わるとは思えない」と指摘している。
業種別では、09年12月期連結業績予想を上方修正した旭硝子
<5201>
などガラス株が軒並み上昇。公募増資の発表で財務体質の強化が評価されたNEC
<6701>
や、UBS証が投資判断を引き上げたパイオニア
<6773>
などハイテク株も高値圏で推移した。新日鉄
<5401>
など鉄鋼株や、住友鉱
<5713>
など非鉄金属株もしっかり。個別では、すみやを完全子会社化するCCC
<4756>
や、シティ証が投資判断を引き上げた宇部興
<4208>
が買われた。前日急落したインプレス
<9479>
や、複数の証券会社が目標株価を引き上げたシスメックス
<6869>
などが高い。
半面、ブリヂス
<5108>
などタイヤ株は軟調。住友不
<8830>
、NTT都市
<8933>
など不動産株もさえない。新日石
<5001>
など石油株も下落。JR東日本
<9020>
など電鉄株や、トヨタ
<7203>
など自動車株も下押した。6日から英国で開かれるG20を前に自己資本規制の強化が警戒され、三菱UFJ
<8306>
など銀行株が売られ、T&DHD
<8795>
など保険株や、アコム
<8572>
などノンバンク株も安い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、11業種が上昇した。
提供:モーニングスター社