ファンドニュース



T&Dアセットの「日本株ロボット運用投信」、複数プログラム「カブロボ」組み合わせた例のない運用(2)

2009/11/06 19:01

 「日本株ロボット運用投信」で、売買を担当する4体の「カブロボ」は、現物株の買いをベースとしながら、大まかに「順張り」系2体、「逆張り」系2体とに分別されるという。
 9月末時点での「カブロボ」別の組み入れでは、トレンドフォローをベースとし、短期の相場状況を解析し、中長期のモメンタム判定を加え相対的にリスクを抑えた安定的な運用を行うタイプ「miyabi」の組入比率は35%(9月末時点)、ケイ線分析やアレンジしたローソク足分析のロジックを活用し、投資家心理の急所をとらえる点を収益源とする「mikazuki」が35%と多く、株価の値動きの平均回帰性を生かし、相場状況を自立学習し変数を変更する「NtRider−Exp」が25%、確率論的アプローチを応用し、株価の値動きを100以上のパターンに分類し、運用する「IT robo」が10%となっている。

 売買動向をみると、相場が下落した9月末から10月上旬では活発な売買を行っているが、10月下旬にかけては売買自体が大きく落ち込んでいる。回転率は「ほぼ1カ月で1回転」(マネックス証券)とされるように、一般的な日本のロング型ファンドよりは高いとみられるが、シミュレーションの範囲内であるとの見方だ。一方、資産配分をみると、株式の組入比率が43.2%(9月末時点)となっているが、実際には大きく上下している。10月末にかけては、大きく減少してた。7月29日に運用を開始したばかりと、短期間での運用ではあるものの、過去1年近くのシミュレーションを実施しており、実際の運用面においても、ユニバースの見直しなど以外は特段の問題点は見られなかったという。今後の純資産の拡大によっては、売買を行う「カブロボ」の組み入れを増やす可能性もあるとする。
 4体の「カブロボ」が売買に携わることが大きな特徴であるが、この「カブロボ」選別時にも膨大なシミュレーションを行い、さらに4体を組み入れた際のシミュレーション、今後の組み入れ増に伴うシミュレーションも実施するなど、膨大なシミュレーションを行うことが同ファンドの支えとなっている。中長期的には、同種の「カブロボ」を活用したファンドとして、「ショート」戦略も加えたロボット運用ファンドなどの可能性もあるとみられる。

主な購入費用など
 申込コース:「一般コース」、「自動継続投資コース」の2コース
 申込手数料(税込み):ノーロード(手数料なし)
 信託報酬率(税込み、年):1.47%
 信託財産留保額:0.3%
提供:モーニングスター社