日経平均34円安、手控えで戻りは限定的=13日後場
2009/11/13 15:32
13日後場の日経平均株価は前日比34円18銭安の9770円31銭と続落。安値圏で停滞商状となり、終値としては11月6日以来、1週間ぶりに9800円を割り込んだ。「短期的に売り仕掛けをした投資家による買い戻し」(準大手証券)で下げ幅を縮小したが、大手銀行の決算発表を前に手控え気分が強く、戻りは限られた。オプション11月物のSQ(特別清算指数)確定値は9746円49銭。東証1部の出来高は17億3603万株(うちSQ分は概算で1億900万株)。売買代金は1兆2065億円(同1180億円)。騰落銘柄数は値上がり660銘柄、値下がり896銘柄、変わらず131銘柄。
リテラクレア証券・情報部部長の清水洋介氏は「相変わらずやる気を感じない。先行きの不透明感からポジションを作れないため、業績の上方修正などで物色されても“賞味期限”が短い。急騰しても翌日には利益確定売り、翌々日からはもみ合いのような展開になってしまう。とは言っても、煮詰まり感も意識されて良いころだ。ヘッジファンドのポジション調整がひと段落すれば、中国関連などを中心に物色されていくと思う。また、同じ業績改善でも、エコカー減税などが追い風になったホンダ
<7267>
やトヨタ
<7203>
とは違い、インド向けが好調のスズキ
<7269>
などに注目が集まる」と指摘している。
業種別では、郵船
<9101>
、商船三井
<9104>
など海運株が業種別値下がり率トップ。住友鉱
<5713>
など非鉄金属株にも売りが継続した。国際帝石
<1605>
、新日石
<5001>
など石油関連株もさえない。日立建機
<6305>
など機械株も停滞した。塩野義薬
<4507>
、東和薬品
<4553>
など医薬品株も軟調。個別では、10年3月期連結業績予想を下方修正した日コンクリ
<5269>
が値下がり率トップ。10年3月期で赤字転落予想となったソースネクス
<4344>
、10年3月期連結業績予想が市場予想を下回った板硝子
<5202>
にも売りが続いた。明和地所
<8869>
、サンフロンテ
<8934>
、新日科学
<2395>
なども安い。
半面、新京成
<9014>
、日通
<9062>
など陸運株は堅調。武富士
<8564>
などノンバンク株も買いが優勢となった。レンゴー
<3941>
、王子紙
<3861>
などパルプ・紙株もしっかり。大和証G
<8601>
など証券株も引き締まった。個別では、ソラン
<9750>
が連日のストップ高比例配分。9月中間期で大幅な上ブレとなったインボイス
<9448>
もストップ高となり、10年9月期連結業績予想で黒字回復を目指すコナカ
<7494>
や、ニッパツ
<5991>
、日水
<1332>
なども継続物色された。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、20業種が下落した。
提供:モーニングスター社