日経平均58円安、円高で輸出株に売り続く=26日後場
2009/11/26 15:33
26日後場の日経平均株価は前日比58円40銭安の9383円24銭と反落。7月17日以来、約4カ月ぶりに9400円を割り込んだ。円相場が1ドル=86円台半ばまで上昇したことで輸出関連株への売りが続き、相場の重しとなった。国内年金買いの観測に売り一巡後は下げ渋ったものの、今晩の米国休場を前に積極的な動きはみられず、9400円割れの水準でもみ合いとなった。東証1部の出来高は19億4681万株。売買代金は1兆1725億円。騰落銘柄数は値上がり680銘柄、値下がり866銘柄、変わらず136銘柄。
国内投信のファンドマネジャーは「最近の下落で、指数でみた場合は円高を織り込んだ水準になっているため、輸出関連株への売りが目立って増えなかった。1ドル=85円程度まで上昇すれば話は別だが、円相場が現在の水準であればトレンドに変化はないとみられ、200日移動平均線を意識した流れは続くだろう。1ドル=85円台となれば、為替介入に対する警戒感が強まって市場も要人の発言を気にしてくるが、それまではあまり材料視されない」と指摘している。
業種別では、CB発行に加え、ゴールドマンサックス証が投資判断を引き下げた旭硝子
<5201>
などガラス株が値下がり率トップ。国際帝石
<1605>
など資源開発株も売りが先行した。トヨタ
<7203>
、ホンダ
<7267>
など自動車株や、キヤノン
<7751>
、アドバンテスト
<6857>
などハイテク株も停滞。JR東日本
<9020>
、ヤマトHD
<9064>
など陸運株も下落し、T&DHD
<8795>
など保険株もさえない。日立建機
<6305>
など機械株も軟調。個別では、三菱UFJ証がレーティングを引き下げたAOCHD
<5017>
や、セコム
<9735>
、テルモ
<4543>
、信越化
<4063>
なども安い。
半面、新日鉄
<5401>
など鉄鋼株は堅調。大京
<8840>
など不動産株も買い戻され、三井住友
<8316>
など銀行株や、イオンクレ
<8570>
などノンバンク株もしっかり。野村
<8604>
など証券株も物色された。ファーストリテ
<9983>
など小売株も堅調。昭シェル
<5002>
など石油株も買いが先行した。住友鉱
<5713>
など金関連銘柄も高い。みずほ証が投資判断を引き上げたブラザー
<6448>
なども引き締まった。個別では、フジHD
<4676>
子会社による完全子会社化でセシール
<9937>
が急上昇。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、19業種が下落した。
提供:モーニングスター社